事の発端は今年の4月。
みんカラではかなり前から仲良くさせていただいている、BLUE.さんからの一通のメッセージ。
メッセージは、
「純正スポイラーが余っているので、きょーさんのBHにどうですか?」
といった内容。(保存期限が60日で消えてしまっているのでかなり要約してます・・・)
前々から「ウイングレスは寂しい!」「リアスポイラーをつけたい!」と嘆いていた僕に、
思いがけない心遣いをいただきました。
迷いつつも「是非欲しいです!」とお返事をし、リアスポイラーを譲り受けることになりました。
諸事情により直接いただけず、直接お礼ができなかったのが悔やまれますが・・・
4月13日、BLUEさんのレガシィについていたリアスポイラーが我が家に着弾しました!
発送等、お手数おかけしました。改めて、ありがとうございました・・・。
そして後日、取り付けたい一心で塗装を開始。
残念ながら、その間にスマホが故障してしまって塗装中の画像がありません。
可能な限りの下地処理・カラーの重ね塗りを行いました。
クリアー前のウイングがこちら。
白かったウイングが、完全なバイオレットブルーマイカになりました。
デジカメで撮影した画像ですが、撮影日が7月13日になっています。
ちょうど3か月間、合間を縫って下地処理や乾燥を行いました。
「さあ、あとは穴をあけてボルトを用意して取り付けるだけだ!」
・・・と軽く考えていましたが案の定、ここで足踏みをすることに。(笑)
ここで発生した以下の問題点。
①ウイングレス車なので、そもそも取り付け穴がない
②純正ハイマウントが入っているので、競合してしまう?
③ウイングレスに取り付けしている記事を見つけられない→情報がない
④取り付け部品がわからない
・・・これは果たして取り付けられるのか!?
と不安になり、一時はショップへ泣き寝入りしようかとも考えました。
ですが、BLUEさんにせっかくいただいたウイング、自分でつけてこそ意味がある!
と堅い決意をし、以降約3か月、作業停滞の日が続いていました。
そして先日、まとまった時間が取れた日があったので取り付け作業に着手。
まずは、問題点③④にもある通り、なにもわからない状態なのでホームセンターで部品を購入。
ディーラーでも問い合わせてみましたが、取り付けの部品自体のセット販売はないとのことでした。
とりあえずM6のサイズということだけはわかっていたので、それっぽいものを購入。
赤バツの部品は結局使用できなかった部品なので編集しておきました。※バツの付け忘れで、トラス小ねじは全て使用できませんでした。
そして、問題①の穴あけ!
こればかりは、ミスしてしまうと取り返しがつかないのでかなり試行錯誤しました。
・・・が、どうにもならないので直接合わせながら開けることに(笑)
まず、
ボディ側に「受け」が存在しないこのクリップを、2か所外しておきました。
これで、取り付けは片側2か所の計4か所。大丈夫かな?
と思いつつ、確実な取り付けをするために必要最小限の穴を開けるべく何度も仮合わせ。
ポンチなどないので、適当に傷をつけていきます。
今後される方は少ないでしょうが、きっと個体差もあるのでその場での仮合わせがよいかと思います。
確実に何cm!と言えるポイントまでは測定できませんでした。
技術さえあれば、現行車の社外品のように型紙の図くらい出力するのですが・・・
ちなみに穴を開けるポイントは、大型スポイラーの取り付け記事やBRGの記事も参考にしました。
そしてやっと穴あけが完了。
裏側からもバッチリ光が差し込んでいました。
ですが、合わせてみたところズレが生じており、左右内側に1cmほど拡張することに。
このようにして、ウイングから伸びているボルトを通す穴をひとまず開けました。
この時点で、ボルトが刺さるのでフィッティングが可能になります。
次に、ウイングレス車標準のハイマウントを取り外し。
これは、プラスねじで固定されているだけだったので簡単に取り外せました。
幸運なことに、カプラーがそのままリアスポイラーに使用できたのでここで点灯確認。
BLUEさんのリアスポイラーはバイオレットに色が変わっても、バッチリ点灯しました。(当たり前)
配線を通す穴も、直接フィッティングしながら手探りで開けていきます。
ウイングから伸びている配線のカプラーにタコ糸をつけ、
一旦ウイング本体に埋めこんでしまってからフィッティングすると確実な位置がつかめます。
タコ糸は、その埋まったカプラーを引き抜く際の持ち手です。(画像がなく、イメージがわかりづらくてすみません・・・)
無事に配線穴からの接続も確認。最後の両端の穴あけの為にまたウイングを外します。
両端の穴あけは比較的簡単で、おそらくですがこのようにポイントのガイドがあります。
この丸い箇所をくりぬくように穴開け。
そして、ウイング穴とのズレを見ながら微調整していきます。
穴の直径自体が大きくなってしまうと固定力が欠けてしまうので、
径はそのまま、ズレの方向へずらして開けていく感覚です。
他の穴もそうですが、穴開けが済んだらバリをとっていきます。
ここで、タッチアップによるさび止めも必要です。
部品のフィッティングもここで初めて確認。
ボルトの長さは15mmが一番でした。
上の画像は25mmです。かなり余りました。20mmは試していません。
最終的に使用した取り付け部品は以下です。
M6の15mmボルト・M6のフランジナット・M6で外径が大きめのワッシャーになります。
この画像、なんだかWRブルーに見えませんか?(笑)
そして、取り付けるリアスポイラーのクリア塗装をします。
先にクリアを仕上げていると間違いなく傷が入るので、このタイミングで行いました。
クリアーは、目立つ部分なのでウレタンを使用。
かなりの艶がでました。
初めてのウレタン使用ですが、かなり塗膜がしっかりしていていいです。
これまでアクリルで練習してきたからこそ、ここまで吹けたのかもしれません(唐突な自信)
ついでに、リアハッチの補修も行いました。
丁寧にマスキングをし、
カラーを塗装。
ウレタンクリアーです。
ここまで艶がでるのであれば、ルーフの剥げもすべて補修できるんじゃないか?
などなど考えておりました。(笑)
ウレタンなので本当は3日くらい放置したいですが、5時間ほど時間を置き、
ついに取り付け完了!!
その日は暗くなっていたので、後日撮影したものになります。
取り付け後の浸水対策として、きちんとバスコークも施工しておきました。
大雨があったり、洗車をしたりとしましたが、浸水はゼロです。
元々のハイマウントがあった部分が少しだけ透けて見えますが、ほぼ気になりません。
大成功です(^^♪
リアスポイラーによって、一気にシャープな印象になり、かっこよくなりました。
GTウイングなど、憧れもありますがなによりBLUEさんからいただいたということで
ダウンフォースが激増した気分です。(笑)
点灯確認も、バッチリでした!とても明るいです。
かなり長い期間をかけてしまいましたが、お心遣い本当にありがとうございました。
親も、このルックスに惚れ惚れしています(笑)
ひとまずは報告及び整備手帳として、このブログを投稿いたします。