おにたのブログ一覧

深夜のトラックバックから、一夜明けて・・。
　　　　友人の間で、少し家庭内暴力が話題となりました。
　　　　それで少し言いたいことが出てきたので失礼します。

虐待死や、暴力死をマスコミは正義の味方になって取り上げます。
（特にNで始まるテレビとか、・・。）
何か「突然残虐な人が出てきて、死亡させるまで虐待してしまった」かのような論調。「そんな恐ろしいことをする人なんて信じられなーい。」・・というスタンスです。

一方、死に至らなければ話題にもならず、・・。世の中の虐待事例をなくして行きたいという視点は全く見られません。

自分は優しい人間で、人を虐待することはおろか、攻撃することだってありえない・・という立場から、攻撃性を不当に発揮してしまった人間を、「人間」の枠外に放り出そうとします。

でも、振り返ると、日本だってついこの間（歴史的には）まで、虐待どころか人殺しをしあってきました。いまでも、国を挙げて虐待している姿・・特にアメリカとか・・が報道されるではありませんか。

私達はほぼ例外なく、自分の心の中に、他者に対する攻撃性をもっています。
こちらはちょっとしたからかいのつもり・・が、他者に対して攻撃力を発揮し、
深刻ないじめにつながる・・なんていうことも多いわけです。

虐待や暴力をなくしたいと思うことの延長線上に、
本当の意味で平和的に共存する社会や世界があると思います。
そのために、暴力に走る人間を攻撃していては、それ自体が暴力化してしまうじゃありませんか。
まず、自分自身が持つ攻撃性に気づくことから出発する必要があるのではないでしょうか。

高齢者虐待防止法は、国際的に見ても画期的な法律だそうです。
虐待されている人を守ることは当然として、虐待する人も支援しようというのです。虐待する側も、何か追い詰められているので、虐待しなくて済むような関わり方をしようということで、けっこう深い可能性をもった法律だと思っています。

この記事は、少々重たい話・・・・ドメスティックバイオレンス について書いています。

DVの相談、
シェルター（緊急避難できる、見つからない場所。）が、最近では、各市にあるはずです。

千葉県内なら、ともあれ中核地域生活支援センターに連絡すれば、手配してくれるのですが、・・。
埼玉では、東松山市などで、かなり整ってます。

ともあれ、急いで分離・・が基本です。

少々出しゃばりました。多謝。