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2023年10月22日

哀悼 ブルカルト・ボーフェンジーペン氏

哀悼 ブルカルト・ボーフェンジーペン氏

ALPINA者であるブルカルト・ボーフェンジーペン氏が、2023年10月12日に87歳の生涯を閉じたことに謹んで哀悼の意を表します。
みんカラでも氏の死去を哀しまられる文面等を拝見し、私・アル君もMyページのブログに記させて頂きます。
又、私的ながらの想いも記し、氏を偲びさせて頂きます。

哀悼 ブルカルト・ボーフェンジーペン氏

訃報は10月16日(月)にALPINAお仲間の大御所・jiroht様よりのラインでした。
「速報です。ALPINA社創業者のブルカルト・ボーフェンジーペンが10月12日に亡くなられたそうです」
「葬儀は20日午後にドイツのブッフローエだそうです」
「行かれますか?」
突然の訃報に接し驚きと、ただ残念な想いでした。
翌日・10月17日(火)からは愛機・B7嬢で山口県へ出撃する予定であった為、思わぬ追悼走行になりました。

20年程前に氏曰く。
「E65ベースにスーパーチャージャーを装着する方向で開発、スペックは500psを狙っている。
   フラットなトルク特性を実現し、ドキドキさせるものに仕上げる。
 又ALPINA初の6段スイッチトロニックの導入、クラシック・デザインの21インチホイールを装着・・・等々」
「世界中のALPINAファンが期待して待っていても良いモデルだ」
と、我が愛機・B7嬢は、こうして生誕致しました。
正しく氏の云われた通り、素晴らしく良いモデルです。

此のスーパーチャージャー装着は、本家BMWには無い当時脅威のスペックを誇り凄く魅了されました。
尖ったチューニングで濃厚且つ刺激的な魅力である往年のALPINA復活、それは『世界最速リムジン』の称号となります。
初代5シリーズをベースにしたB7Turbo(E12)は当時の世界最速スーパーリムジン。
ツインターボ装着したB10BiTurbo(E34)は最高速度290km/hに達した。
だが、1990年代の半ばでALPINAはターボチャージャーを組み合わせた過給による超高性能化に区切りをつけ、その後はBMWの自然吸気エンジンをベースに手を加えていた。
そして、2004年から再び過給による超高性能化に着手し、4400ccのV型8気筒エンジンにASA社製のラジアル・コンプレッサー(スーパーチャージャー)を組合せ500PSのパワーを獲得したB7(E65)登場。
スーパーチャージャー装着したB7(E65)は、自動車の最高速度を計測するイタリアのナルド・テスト・コースにて最高速度325km/hという驚異的な数字を叩き出しました。
ALPINAは其々の時代で『世界最速リムジン』、此の称号は誉れ高いです。
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ALPINAのヒストリーを振返ると、始まりは事務機メーカーALPINAAを創始したDr.ルドルフ・ボーフェンジーペンの息子として生まれたブルカルト・ボーフェンジーペンによって、ウェーバー社製キャブレターのチューニングからスタートした。
ALPINAツイン・キャブレターを装備したBMW製エンジンに高い性能と信頼性を評価され、モータースポーツにも参戦し絶賛なる成功を納めた後、市販車の生産へと革新し今日に至っております。
モータースポーツの輝かしい実績・経験を、市販車への開発プロダクトに活かし、プロダクト名はBMWアルピナであり、BMWの品質保証が与えられている。
往年のALPINA車はマイスター達の手作業による作業工程であり、以前はマイスター達の手作業はALPINA本社で継続しながら、BMWの特需ラインで製造します。
特需ラインは、量産ラインでは不可能な公差を徹底的に排除した緻密さです。
よって
ALPINA車は量産車よりも入念なチェックを経ることで信頼性は確実に上がり、高精度な仕上げの御蔭で緻密かつ繊細な運転感覚が得られます。
又、ALPINAはいくら評判が良くても量産化する事なく、オーナーがエクスクルーシブな世界を堪能する為の生産台数です。
なお且つ、クラフトマンシップとハイテクノロジーを融合させつつ、マイスター達の手作業によって生産できる限度数でしょう。
ALPINAは単なるチューニングメーカーとは異なり、BMWからのメーカーサポートが万全なことから、他のチューニングメーカーと比較し優位性が保たれています。
小規模な自動車メーカーとは思えない高い技術力を持ち、ALPINAとしての拘りが随所に表れ、世界最小にして最も甘美なるALPINA WORLDを構築されています。
【公式動画】




ブルカルト・ボーフェンジーペン氏の功績は偉大であり、私・アル君はALPINAクルマ作り其のモノに尊敬の念を抱き、すっかりと魅了されてしまいました。
其のALPINA知り得た情報を皆様と共有したく、みんカラとは未だ無縁の当時はBMW@FUN(BMW情報とコミュニティのファンサイト)に、ALPINA特設ページを開設して頂きALPINA情報』を日々で作成しておりました。
少しでもALPINAの魅力が伝われば、との想いからです。
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近年は、かつての様にエンジンを全てバラし、もう一度精度に磨きを掛けてマイスター達が組み直したり、マーレ製のピストンは採用していない等に至っております。
が、ALPINAチューンによるパワーやトルクの出力特性を変え、足回りを仕上げる等だけで、こんなに全てのピントがピタッとクリアになるものか、と思う程の完璧なバランスは維持しております。
これからもALPINAチューンは継続し、ブルカルト・ボーフェンジーペン氏の精神を継承して頂きたいと願います。

そんな中、ブルカルト・ボーフェンジーペン氏が精魂籠めた珠玉のALPINA B7を我が愛機とし20年近く、『ALPINAのある生活』により多様な華と彩りを与えて頂き、素敵なカーライフを過ごしております。
素晴らしい愛機・B7嬢を有難う御座います。
これからも乗り続けていき、B7嬢の秘めたるソリッドな走りも偶に引き出し『感動の極み』を実感しますので、天空より見つめ見守って頂きたい想いです。
又、ALPINAオーナー・お仲間は素敵な人柄で、永年ALPINA乗り続けている皆様にも尊敬の念が沸き上がります。
その様な皆様とのオフミ・ツーリングは、有意義な至福の時です。
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ブルカルト・ボーフェンジーペン氏の、ご冥福を心よりお祈り申し上げます。
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ALPINA最高!
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では又 by アル君
ブログ一覧 | トピックス | 日記
Posted at 2023/10/22 08:00:24

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この記事へのコメント

2023年10月22日 8:05
本当に一時代が終わった感じですね。B7嬢はまだアルピナがベースのBMWに色々手を加えていた頃のモデルなので、味わいも別格ですね。羨ましいですね。動く世界文化遺産としてずっと乗って行きたいですね。
コメントへの返答
2023年10月22日 8:31
RANちゃん様...おはようございます(^^)v
「コメント頂き有難うございます」
( o゜▽゜)ゝイラッシャーイ♪(o_ _)o))ペコ

ブルカルト・ボーフェンジーペン氏の死去により、ALPINA社の終焉を感じております。
ブルカルト・ボーフェンジーペン氏が精魂籠めた珠玉の我が愛機・B7嬢を、これからも乗り続け、秘めたるソリッドな走りも偶に引き出し『感動の極み』を実感していきたい所存です。

RANちゃん様も、新ミドリーヌ号(D3ツーリング)を乗り続けて下さい。

ALPINA最高!

では又 by アル君(^^)/~~~
2023年10月22日 8:23
アル君さん、おはようございます。
アルピナの名前が消えても、創業者の意志、アルピナワールドをうまく引き継いで欲しいですね。どんな形でもエンジン車が輩出されないと考えると、既存のエンジン、エンジン車はもう宝石の域ですね。
コメントへの返答
2023年10月22日 8:35
ハルア様...おはようございます(^^)v
「コメント頂き有難うございます」
( o゜▽゜)ゝイラッシャーイ♪(o_ _)o))ペコ

仰る通り、私・アル君も同様の想いです。
これからもALPINAチューンは継続し、ブルカルト・ボーフェンジーペン氏の精神を継承して頂きたいと願います。

ALPINA最高!

では又 by アル君(^^)/~~~
2023年10月22日 21:42
こんばんは。

我々のアルピナの「パパ」であるブルカルト氏が亡くなられたのは大変残念で寂しく思います。
私のクルマはギリギリブルカルト氏が社長だった時代の生まれですし、これからも大事に預からせてもらおうと一層思った次第です。

2026年からは、「ボーフェンジーペン社」になるわけですが、どのような事業を行っていくのか気になりますね。
ブルカルト氏の思想を引き継いでいくものと、信じて見守りたいと思います。
コメントへの返答
2023年10月23日 5:24
NAGA様...おはようございます(^^)v
「コメント頂き有難うございます」
( o゜▽゜)ゝイラッシャーイ♪(o_ _)o))ペコ

突然の訃報に接し驚きと、ただ残念な想いでした。
ブルカルト・ボーフェンジーペン氏の功績は偉大であり、ALPINAのクルマ作り其のモノに尊敬の念を抱きます。
NAGA様のB10、大切に乗り続けて下さい。

匠の素晴らしいALPINAチューンは継続し、ブルカルト・ボーフェンジーペン氏の精神を継承して頂きたいと願います。

ALPINA最高!

では又 by アル君(^^)/~~~
2023年10月23日 9:09
☆アル君さん、改めておはようございます。

11年ほど前、クルマを増車しようと『ALPINA情報』を拝見しておりました。
他にALPINAに関して詳しく取り扱っているHPもなく、マニアにならないと分からない情報が掲載されているこのHPがとても参考になっていました。
B6S Superchargerを手に入れようと探し求めていたのですが・・・

B7の後にリリースされたB5やB6の最高出力は510PS。
同じエンジンなのに味付けが違うのか、調べたことがあります。

ブルカルト・ボーフェンジーペン氏は1代で偉大なブランドを作り上げましたね。
内燃機関のクルマが消えゆくなか、BMWと協働してボーフェンジーペンイズムを継承して新たな世界観を作り上げて欲しいと思います。
コメントへの返答
2023年10月23日 9:24
ラガーあき様...おはようございます(^^)v
「コメント頂き有難うございます」
( o゜▽゜)ゝイラッシャーイ♪(o_ _)o))ペコ

My『ALPINA情報』を見て頂いており有難う御座いました<(_ _)>
仰る通り、当時はALPINAの云々情報は無かったので、ALPINAの世界観を少しでも伝えたく作成しておりました。

B7は同じ成り立ちのエンジンを積むB5やB6の様に全回転域で強大なトルクは発せず、低回転域では本領を発揮しません。
(フラッグシップのB7は安全意識し、低回転域はパワーやトルクの出力特性を変えています)
2000rpm台はサルーンカーらしく平静を装っております。
だが、3000rpmに迫るとエンジンはビートを刻み始め、本領が現れ刺激感覚を増します。
3000rpmを超えると、ビートの密度が高くなり、トルクが気持ち良く盛り上がり劇的に変化します。
まさしく、異次元の世界へ突入でーす。
しかしながら、この刺激に誘われるままにアクセルを踏み込むことは、現実的な世界では許されません(^^ゞ

私・アル君も、ブルカルト・ボーフェンジーペン氏の精神を継承して頂きたいと願います。

ALPINA最高!

では又 by アル君(^^)/~~~
2023年10月23日 9:53
アル君さん おはようございます。
 ボーフェンジーベン氏の訃報は、facebookの「Genuine ALPINA Owners Group」に出た匿名のドイツ語メールでした。ドイツ語は不得手ですが、感覚的に読んだ瞬間に訃報と理解し、翻訳ソフトを使って詳細把握しました。どうやら、親しい人にアルピナ社が送った葬儀案内の速報のメールだったようです。ご高齢なのは分かっていましたので、とうとうか、という気持ちです。
 自車はG12のB7ですので、ボーフェンジーベン氏の最後の監修車らしいので大切にしようと思いました。
コメントへの返答
2023年10月23日 10:09
jiroht様...こんにちは(^^)v
「コメント頂き有難うございます」
( o゜▽゜)ゝイラッシャーイ♪(o_ _)o))ペコ

ライン連絡頂き有難う御座いました<(_ _)>
なるほど、jiroht様の世界観は広く流石です。

jiroht様のG12ベースB7、大切にされておりますので永く乗り続けて下さい。
又の、我が愛機・B7嬢とのランデブー走行を楽しみにしております。
それと、jiroht様お体ご自愛なされ、これからも四国オフミ・ツーリング等で末永く御一緒させて下さい。

ALPINA最高!

では又 by アル君(^^)/~~~

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「⑧帰還しました。。。
トータル走行距離620km、愛機・B7嬢の超気持ち良い走りを満喫です😉
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何シテル?   12/02 15:38
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