RaceChip スロコン  

RACECHIPのスロットルコントロールを取り付けました。取り付けは簡単で、アクセルペダルのコネクターの間に割り込ませるだけです。作業自体はアクセルを外し、また取り付けるまで１０分もあればおつりが来ます。ただ、コネクターの外し方がわからないと少々苦戦します。（自分はしました）ツメにかかっている部分をドライバーで持ち上げれば簡単に外れるのですが、それに気づくまでに１５分以上かかりました。
この装置は、スロットルの開きをモードの選択によって変化させるもので、by　wireならではの部品です。
モードは３つでエコ・ノーマル・パワーといったところでしょうか。それぞれにさらに強弱があり、全部で６段階の選択ができます。
また、ON・OFFができるため、通常に戻すことも手元でできます。
費用対効果は満足できるものでした。
省燃費対策でベンツの場合は、出だしがアクセルの踏み込み量よりもゆっくりな傾向にありますが、そのもっさり感が感じられなくなりました。さらにSモードとMモードでは、踏み込んだときのトルク感が素晴らしく、今履いているスタッドレスで、５段階目のパワーにするとタイヤがトルクについて行けなくなります。低中回転域では明らかにトルクがアップしました。以前は4000回転を過ぎてから、まるでターボが効いてきたように一気にパワーが盛り上がる感じがしましたが、この装置のおかげ？で、Naエンジンらしいフラットなパワーの出方になったような気がします。
一方エコにすると、通常よりもさらに出だしがゆっくりになり、踏み込んでもゆっくりと速度が上がるので、車速が上がらずちょっと慌てたりします。
エコでは燃費は良くなるような気がしますが、ノーマルやパワーにすると燃費は１kmは落ちます。結局、燃料をたくさん入れるか少なくするかのコントロールをする装置ということだと思います。
ただ、この車が古いせいかもしれませんが、ATとの相性が悪く、SモードとMモードではトルクのかかりがギクシャクして、１速・２速では、アクセルの開き方によってはジャダーが発生し、運転しづらいことがあります。なので、状況によってＯＮ／ＯＦＦしたり、強弱を使いわけています。