さてさて…今回もカタログネタなのですが…
マジでマイナー…(汗)
っつか…自分自身も殆ど知らない…(苦笑)
名前と形くらいです…(笑)
いすゞ PAネロです♪
…
…
…
全然馴染みが無ぇ…(汗)
いや…現役当時からこのクルマがあることは知ってたんですよ。
ただ…コレがどんなクルマでどんなグレードでなんて細かいコトなんて全然知りません…(苦笑)
えぇ~登場したのは1990年…今から21年前のクルマです。
大体このクルマは販売方法が変わってまして。
いすゞPAネロなので、勿論生産はいすゞの工場な訳です。
しかし…販売はヤナセ…(汗)
全く持って意味がわからんでしょ??
ルーツはいすゞの名車、ピアッツァになります。
ピアッツァなら知ってる人もそこそこ増えるはずです。
実はアレが当時いすゞとヤナセで買うことが出来まして、ヤナセで販売しているピアッツァには
ピアッツァネロというネーミングで販売されていました♪
で…その後継車がPAネロと…(爆)
で…ジェミニクーペの兄弟車であり、2代目ピアッツァ(コレがまた超マイナー)の弟分…ますますややこしい…(苦笑)
そんなPAネロはマイナーな通り、93年までの3年間で販売されたのは僅かに3000台…(苦笑)
で…このPAネロ…海の向こうアメリカではシボレーによって、ジオ・ストームという名前で売っていました!
で…日本じゃ1,2を争うマイナー車であるPAネロ…
アメリカでは28万台を販売した大ヒット車です…(爆)
温度差激し過ぎ(爆)!!
ハイ…一発でアクの強い外観というのがお分かりでしょう…(笑)
パッと見スタイリッシュですが、日本車に見えない…そしていかにもアメリカ人が好みそうなスタイルです…(笑)
販売元は只でさえ敷居が高く感じるヤナセ…しかもそこでいすゞのクルマを買う…
そりゃ売れるわけがない…(苦笑)
走る、止まる、誘惑する。
曲がらないんでしょうか(爆)?
インパネはこの時代のジェミニと同じで、メーターパネルの周りにワイパー及びヘッドライトスイッチを配置した…通称:サテライトスイッチ
ひと癖あるスイッチで、絶対に慣れないと使いにくい一品です…(汗)
シートも独特のうねりがありますね…(笑)
で…このクルマ1番のクセのある装備…
ニシボリックサス
しかもこのニシボリックサス…ネーミングが漢過ぎ(爆)
西堀さんが開発したから←マジで
こんな安易なネーミングでマジでいいのだろうか…(汗)
このサスはPAネロをはじめ、ジェミニなども採用されています。
で…このニシボリックサス…一種の4WSと考えて頂きたいのですが…
通常の4WSはステアリング操作時に、油圧及び電動モーターで後輪にも前輪のように切れ角を与えることによって、駐車時及び低速時に小回りに旋回出来る機能を与えたり、高速走行時のレーンチェンジにおいて、車両安定性をアップさせようとするのを目的としています。
一方、このニシボリックサスは…
油圧や電動モーターを使わず、自然の力で行おうとしたもの…(爆)
コレが大不評…(爆)
後にはアフターパーツでこの機能を完全に殺し、普通のサスへと戻す…
ニシボリ殺しなるものまで発売される始末…(苦笑)
車両は売れないわ、足は大不評だわで…とにかく散々だった訳です…(汗)
しかし…このクルマには意外なトピックがある訳です…
実は当時1600cc最強だったんです!!
それがこのグレード…イルムシャー160Rです♪
当時最強の1600ccターボ、180馬力のエンジンを搭載!!
それをフルタイム4WDで駆動します♪
ターボ付きですが、当時のライバルであるレビンより、シビックよりスペック上ではハイパワーだったという隠れた実力を持つのです!!
さらに純正レカロ2脚装備!!
何気にステアもモモステだったり…♪
しかし…
ヤナセで売られても誰も気づかない…(苦笑)
まさに悲運なクルマ…(汗)
最終的にいすゞは1993年まで生産し、乗用車生産を中止することになります…(汗)
う~ん…激レアですね…(汗)
最後に…輸出されたジオストームの動画ですが…
多分コレが有名な1台だと思う…(爆)
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Posted at
2011/06/28 05:21:39