どうも(*^^)v
今回はカタログのアップになります…
ってコトで…
D21ダットサン後期です♪
今回は2駆モデルのみ。4駆は専用のカタログがあります。
実はコレが縁の無いモデルでして…(^_^;)
自分がディーラーにいた頃はもうD22だったので…(^_^;)
話題と言えば、一時的にウチにありましたセフィーロの最初のオーナーが仕事用で使ってたのがこのダットラ。
セフィーロと同時に引き取ろうかと思ってたんですが、時既に遅しでとうの数年前に処分したと…(汗)
ガレージ入れてたし、過剰整備だから絶対にイイ個体だったのになぁ…(T_T)
その他、別の話題でこのダットラについてはあるのですが、コレをブログに書くとマズイので敢えてカットします…(苦笑)
さて…そんなダットラ、歴史は古く日産のルーツとなる1台になる為、紐解いて行くととてもブログでは書ききれない位になるので、今回はD21のみの話題で…(苦笑)
で、このD21ダットサンは1985年にデビューしています♪
ダットサントラックとしては9代目…乗用車と違い、1世代辺りのモデルライフが長いモデルが多い為、1985年の時点で50年の歴史があったりします…(汗)
そう言えば、ダットラと言いますとトラッキンのベースとしても親しまれたモデルですね(*^^)v
アレだけカスタムCARで見てたダットラは…海外にでも流れたのかなぁ…(汗)
で…92年に後期へとマイナーチェンジしています。
今回のカタログは92年8月のカタログで、後期になった直後のものです。
実は自分もダットラについては疎かったのですが、後期なってブリスターフェンダーになってるようですね(*^^)v
より力強くなったような印象もイイですが、元の素っ気ないフェンダーもコレまた良かったり。
ちなみにコッチはダブルキャブ。
ダブルキャブの方はこの後期になってフロントマスクが大型化された為、荷台の長さが50mm短くなってるんだそうです…だとしたら実用性で前期って方もいらっしゃるんでしょう…(^_^;)
元々のデビューが85年なので、インパネは当時の日産を象徴する絶壁インパネ。
立派なフレーム付きトラックながら、キャブオーバータイプと比べますと、インパネのデザインもさることながら、着座した際の目線も低いので、乗用車感覚で乗れるのが特徴です♪
なので、シートも形状は乗用車と同じような感じですね(*^^)v
また、セパレートシートだけでは無く、ベンチシートもあります♪
カスタムベースで乗るならベンコラで行くと更にイイ感じですね(*^^)v
そんなD21ダットサントラック後期に搭載されるエンジンは全部で3機種…
TD27…直列4気筒2700ccOHVディーゼル、85馬力、18.0kg-m。
マイナーチェンジにより2300ccから2700ccになって更なるパワーアップ!
専門の時に授業で触りましたが、TD27ってタイミングギアでしたね(*^^)v
アレ以外でタイミングギアは馴染みが全くありません…(苦笑)
NA20…直列4気筒2000ccOHC、キャブ、91馬力、16.2kg-m。
クルーのNA20Pのイメージしかない…(爆)
NA16…直列4気筒1600ccOHC、キャブ、73馬力、12.8kg-m。
上記の1600cc版。
これらに組み合わされるミッションが、1600とディーゼルに5速のコラムマニュアル。
ガソリンの2000が4速のオートマ。
つまり、ベンコラにしたければディーゼルか1600のガソリンにしないとダメだというコトですね(*^^)v
足回りはフロントがダブルウィッシュボーン形式のトーションバー、リアがリーフサスです。
この手のクルマなら定番ですね。
さて…装備としては、基本がシンプルなので、コレと言った豪華装備も無いですが…
このリアゲートのハンドルを見ると、「ダットラだねぇ…」って感じになりますね(笑)
で…やっぱりバリエーションは色々あって…
標準ボデーとロングボデーがありまして、パッと見で大きく違うのは、アオリに付いた側面ロープフックが4個ならショート、5個ならロング。
この見分け方はサニトラも同じです(*^^)v
後はダブルキャブに、3方開で荷台にタイヤハウスの出っ張りが無くなるフラットデッキ。
自分ならロングがイイかなぁ…と。
そして暑がりな方への保冷車、更に暑がりな人は冷凍車が最適かと思います。
更には下から周囲の民を少しずつ見下しながら上がって行きたい方にはゲートリフター付きなんてのもあります。
選挙活動とかにも使えます…
「えぇ~私の公約としましては~、市民と同じ目線で公務を全うし~、皆さんの気付かれない程度…このゲートリフターのようにゆっくりと税金を高めて行き、皆さんがお気づきになられた際は、もう手の届かない地位から見下すべき議員となり…、え~この街の~、この人々を~」
そんな私福を肥やす議員にもうってつけのD21ダットサン後期に設定されるボディカラーは潔白を表すホワイト、表裏一体の活動を表すシルバー、裏工作がバレた気持ちを象徴するブルーの3色があります。
悪徳政治家になると、既に見下す地位に存在している為ブラックの設定はありません。
さて…そんなダットラも12年のモデルライフを経て、D22へとモデルチェンジした訳ですが、従来の無骨な印象と違い、妙に丸味を帯びたのは好みの分かれるところ。
D22も乗ってみるとイイクルマですが、見た目の好みで言えばD21ですかねぇ(*^^)v
で…今やこの日本にダットラが無いというのは何とも言い難いですねぇ…(^_^;)
一時期は消滅した「ダットサン」ですが、数年前から新興国向けの大衆車ブランドとして復活しています(*^^)v
元々の戦後のダットサンブランドもそんな感じでしたし、トラックだけではなく、元に戻ったという表現が正しいでしょう。
コレはコレでイイと思います…デザインはあんまり好きじゃないですけどね…(^_^;)