どうも(^^)v
今回はカタログのアップになります…
う~ん…やっぱり自分には毎度書きますがイイ思い出が無い…
3代目ボンゴ後期です♪
モデルライフが長いので区分けが難しいのですが、調べる限り後期かな…と。
以前も後期はアップしてますが、今回はバリエーション違いでアップしてます。
個人的にはもう逆ネジのハブボルトがニクイヤツ…(泣)
特に日産ではOEMでバネバンがあったから余計…なんですよ…。
99年に登場したモデルから正ネジになってるから、バタバタしてたりするともうドッチがドッチのモデルだか分からなくなりますからねぇ…(苦笑)
さて…脱線的な話題でしたが、そんな3代目ボンゴは1983年にデビューしています♪
兄弟車としてスペクトロンが出たりしながらマイナーチェンジや改良を繰り返し、1990年にフェイスチェンジをした後期型になります(^O^)
この時にユーノスチャンネルではユーノスカーゴが登場し、短期間ながら3兄弟になっています。
当時のキャッチコピーは…
季節に棲む。
このキャッチコピーからも…なんですが、ボンゴにRVとしてのキャラクターを根付かせたかったんでしょうね(^^)v
今回のカタログはそんな後期になったばかりの1990年2月のモノになります。
この際のマイナーチェンジでモデル末期までほぼ変わらない感じのフロントマスクになっています♪
自分は細かい違いが分からなかったので調べてみたんですが、前期とこの後期の間に中期のフェイスがあったんですね…確かに言われてよく見ると違うんですよ。
この時代のワンボックスの特徴か…サイドに大きくストライプやらデカールが入りますよね(笑)
ちなみにコッチは4WDモデル。
リア周りは3列目シートの途中辺りから低くなっていくルーフが特徴♪
リアバンパーはいかにも踏み込んでくれって感じのステップ付バンパーで、いかにも頑丈な「バンパー」って感じのモノです(^O^)
コッチは2WDモデル…自分はシンプルなサイド面のコッチのが好みです。
インパネは直線的でいかにも80年代のテイストなんですが、ステアリングは90年代に入った曲線的なデザインでいささかミスマッチ。
こういうトコはB12サニーとかでもそんな感じでしたよね…(^-^;
メーター周りのサテライトスイッチはやや個性的で、その他は実用的なスイッチ類。
ドアは結構薄くて軽くてペラペラ…。
2列目のシートはソファー的な感じで埋込ヘッドレストで中々のデザインですが、コレが結構シートって感じで座り心地はやや硬めでガチっとしてて好印象♪
ガレージのソファーになってます(爆)
このボンゴのイイ所はシートを倒せば気持ちいい位にフルフラットになります♪
埋込式ヘッドレストなので、そのままフルフラットに出来て隙間が埋まるのもポイントですよね(^^)v
そんな3代目ボンゴワゴン後期に搭載されるエンジンは全部で3機種…
・RF…直列4気筒2000㏄OHCディーゼルターボ、76馬力、17.5kg-m。
この型のボンゴ自体が元々アンダーパワーという人が多かったようですね…(^-^;
確かにバンのR2ターボでも走りっぷりが良かったかと言うと…(汗)
・RF…直列4気筒2000㏄OHCディーゼル、58馬力、12.1kg-m。
ってコトでコレだと更にツライかと…(汗)
・FE…直列4気筒2000㏄OHC、82馬力、15.5kg-m。
唯一のガソリンエンジン。ボンゴのガソリンって結構回りが軽いイメージがありますね…だからと言ってトルクフルとかそんなんじゃなくて…。
かと言って上までふけ上がるってコトでも無くて…。
コレらに組み合わされるミッションは、まず5速マニュアル。
シフトレバーがとにかく長くて…。
そして2駆ガソリンのDX以外とディーゼルターボに4速オートマ。
シフトゲートをブラシにしないでくれと…(苦笑)。
マジでゴミ詰まったり小銭が入って行ったりするんですよ…(泣)
足回りはフロントがダブルウィッシュボーン式のトーションバー。
リアが半楕円リーフでワンボックスの定番ですね(^^)v
前述の通りハブボルトが逆ネジなのがイヤだ…(苦笑)
4駆のトランスファーはサイレントチェーン駆動となっております。
そして4駆にはLSD標準装備となっております。
装備としてはインパネではメーター周りのサテライトスイッチ。
内容はリアワイパーにウォッシャー、デフロスターに…
1個ダミーなのか(爆)
オプションでなんか付くのか?それとも…。
ってかリアウォッシャーとワイパーなんて1つのスイッチで纏めれるしなぁ…(汗)
そしてオーディオはカラオケ機能付。
いかにもな80年代のワンボックスでありがち装備(笑)
果たして実際に車内で歌ったのがどれ位いるんでしょ…(汗)
後はサイドマルチボードってのがありまして、コレにはクールボックスがあって飲み物を冷やすコトが出来たり…。
カーテンレールに空調コントロールもあったりで装備はココに盛り沢山って感じですよね(^^)v
電動ガラスサンルーフはサンシェード付でこの辺りもワンボックスの必須装備的な感じでしょうか…。
1枚モノですが、1列目前方から大きく開いていくのが特徴ですね♪
グレードはこんな感じでまずは4WDから。
・リミテッド…カリフォルニアミラーにブロンズガラス。専用シート柄。ツートン
・GSX…上記以外はほぼ同じ装備。ボディカラーが多い。
・RV-S…黄色のシートがとにかく目立つ(笑)、唯一の黒。装備かなり減ります。
次いで2駆。
・リミテッド…専用装備を除いてほぼ4駆と同じ。ホイールキャップ付。
・GSX…ココも4駆とほぼ同じ。
・GL-スーパー…ココから一気に貨物的に。回転対座シートが付く9人乗り(笑)
・DX…マジでバン的で一番簡潔なヤツです。
・BW…ビジネスワゴンの略かと。ハイルーフの6人乗り。
自分なら2WDリミテッドで5速のディーゼルターボ、色はシルバーツートンで。
コチラはオプション。
テレビにカーテンに冷蔵庫といかにもRV的なオプションが多いですね♪
さて…そんなボンゴワゴンですが、1999年まで実に16年に渡って販売されまして、次期型…と言えるか分からん程にキャリーオーバーされた4代目が出ます。
で…その4代目はバンとトラックのみとは言えですよ…(汗)
えぇ…自分も車検整備で何度痛い目にあったか…(苦笑)
早く無くなってしまえと何回思ったコトか…(苦笑)
法規改正でモデルチェンジや生産中止の車種が多い中でなんと21年もですよ!!
もっと言えばほぼキャリーオーバーなんで、この型から入れちゃうとなんと37年!!
いよいよ…そのボンゴが消えちゃった訳です…。
恐らく後は在庫販売のみってトコですよね…確か。
マツダが長年続けてきた商用車の自社生産はこのボンゴでとうとう幕を閉じます。
整備側からすれば余りイイ思い出が無かった…(泣)
しかしながら、手頃なサイズでなによりリーズナブル。
ボンゴじゃないとダメなんだという事業者さんの声は多く耳にしてきました。
こういうクルマの代替案が無いままで終了してしまうってのは困った話です。
後釜はまさかのハイエースOEMのブローニイ…丈夫にはなるけど需要は…(汗)。
こういうジャストサイズのワンボックス…もう出ないんですかね。
タウンエースやNV200はまたチョット違うんだなぁ…(^-^;