どうも(^^)v
今回はカタログのアップになります…
ってコトで…
グランドハイエースです♪
もうね…失礼かもしれないけど…
このクルマの一番の見所はCM(笑)
こんな名作CMそうそう無いですよ…
男が成功者になって帰って来るヤザワのような物語。
しかもシリーズ化されてるっていう…とりあえず今回は分かり限りの全バージョンを…
男はビッグになるとドア越しにキャッチボールをしたり…
馬友達と久々の再会!!
一大感動スペクタブルで全米が泣きそう。
20年が経過した今からでも遅くないのでHuluの独自配信でもイイから映画化して頂きたい…グランドハイエースで行く男達の物語。
~副題 ナゼ右ハンドルのコレをワザワザ逆輸入したのか~
けどこういうクサイ演技って外人さんのが似合う(爆)
コレで今回のブログは終了…
あ…今からですか…(汗)
えっと…そんな一大感動スペクタブルのグランドハイエースは1999年にデビューしています♪
元々は1995年にデビューしたグランビアが後期へとマイナーチェンジした際に出てきた兄弟車となります。
もっと話すとソレまでのグランビアは見た目が大人し過ぎた(つまり地味だった…)のと、日産から出てきたエルグランドが売れに売れて閑古鳥だった訳です。
なので兄弟車として登場して返り討ちにしようというのが真の目的かと思います。
当時のキャッチコピーは…
なにもかもがグランドだ。
ってCMで言ってるんですが…
実はカタログにはそんなコトは一言も書いてなくて…
「感動の大きさを誇りたい。」
だそうです。ピンと来ねぇな~。
今回のカタログは1999年9月のモノでデビュー当時のモノになります。
さて…そんなグランドハイエース。
フロント周りは結構イカつくて大き目だけど、クラウンっぽい感じの親しみやすい純和風なフロントグリルをくっ付けてやってきました。
ただ…この時はココまでやってもアストロ風で異国情緒を感じる上に日産お得意のワルな感じが漂うエルグランドに軍配が上がり不動の地位になりましたね~。
今や逆の立場ですね…トヨタのがワルな感じ作るの上手くなりまして…。
テールもソレまでのグランビア比でハッチ側に大型テールが入る上にクリスタル化されて豪華さが大幅アップ♪
そういえばホイール6穴…当時は6穴のラインナップって少なかったんですよね…(^-^;
6穴のラインナップがアフターパーツで増えたのは200系ハイエースが出てからの話です。
コレ…カタログが開きにくい豪華なヤツでして…(苦笑)
センタークラスターが全く分からんですね…(苦笑)
インパネは表皮自体は豪華そうですが、元々のデビューがバブル崩壊後だったコトもありまして、スイッチだらけ…なんてコトは無くて結構シンプルです。
シートは当時のトヨタ車の中ではかなり豪華な部類に入りまして、全ての席にアームレストはありますし、FRベースとは言え室内もガランと広いモノでした♪
但し床が高くて乗降性がツライのが当時のFRベースミニバン。
ドコ見てるんだろう…(汗)??
そして一人で回転対座にする理由もない…(爆)
外人モデルにゴールデンレトリバーの組み合わせは、ニッセンの通販カタログでもトップページで堂々とやっていけそうな佇まい。
紳士スラックス7980円。
シートには7人乗りと8人乗りがございます。
そういえばこの時代はシートバリエーションが沢山ある方がエライ的な風潮がありましたね…今じゃ回転対座なんて付いてるクルマ無いですね…(^-^;
37の室内が…なんて言ってるクルマまでありました。カペラって言うんですけどね。
そんな成功者の証に搭載されるエンジンは全部で2機種…
・5VZ-FE…V型6気筒3400㏄ハイメカツインカム、180馬力、30.5kg-m。
・1KZ-TE…直列4気筒3000㏄シングルカムディーゼルターボ、140馬力、35.0kg-m。
自分は詳しく知らなかったんですが5VZはVZ系の最大排気量、名機1KZはコレが最強版のようですね(^^)v
コレらに組み合わされるミッションは、4速のコラムオートマのみ。
但し、ガソリンはフレックスロックアップの電子制御式。
足回りはフロントがトーションバー付きのダブルウィッシュボーンで、リアがセミトレで何気に4輪独立だったりします♪
つまりは落とすとハの字な訳ですね…ナルホド♪
装備としましては、当時としては豪華だったセンターコンソールにセンターテーブル。
そしてこの時代のミニバンには馴染み深いクール&ホットボックスが一部に62000円で付きます。
スゴイなぁ…アームレストあるんだから今ならコスト面で絶対こんなトコに表皮おごれませんよ…(汗)
更にグレードよりけりで電動カーテンにオットマン、アクセサリーコンセントまでありましてかなり豪華な内容となってますよ♪
そして今や…「軽でも付いてないとイヤ!!」と言われる程の電動スライドドア。
当時コレが付いてたら超豪華です♪
で…実は驚いたのがこのリアシート組込み式チャイルドシート。25000円。
一部7人乗りで右リア席に用意されたオプションですが、こういうのは大事だと思う訳です。
で…この写真はナビ…よりも後席テレビに目が行った訳でして…(笑)
5.8インチワイドディスプレイでなんと21万円!!
マルチメディアの部分がこの20年で一番進化したのではないでしょうか…。
ソレにオプティトロンメーターも当時は高級装備ですね♪
その割に写真上部の時計の位置はもうチョットどうにかならなかったのだろうか。
で…グレードはこんな感じ。
・リミテッド ”プレステージエディション”…本革、電スラ、7人乗りのみの最上級。
・リミテッド ”エクセレントエディション”…コーナーセンサーにコンビハン。
・リミテッド…7人乗りがある中での一番安いの。
こっからGシリーズで8人乗りのみの設定です。
・G ”Xエディション”…この価格で電動カーテン装備。Gの最上級。
・G…基本的なヤツ
・G ”Jエディション”…エントリーモデルでコレだけ鉄チン。
コレにTECSで持込登録のエアロストームエディションってのがあります。
ボディカラーは全部で6色。
1色除いて全車ツートンってのも珍しいですね!!
自分ならリミテッドのプレステージエディションでノーブルナイトトーニング。
オプションは可能な限り付けてみたいですね(笑)
実際にそんな余裕はありません…自分がアラブの石油王だったらこうします。
そう言えば5ドアなんで…そうですね…ピンポン玉でキャッチボールしますかね。
卓球部だったんで(爆)
ちなみにコチラはオプションカタログ。
う~ん…自分はこのグリルにはする気が起きませんねぇ…(^-^;
豪華さが売りなのに敢えてお金払ってシンプルな感じにはする気が…(汗)
かと言ってこんな感じでビレットグリルを入れる気も…(汗)
しかしながら、この当時トヨタはアメリカンビレットシリーズって言ってCMまでやってたんですから…(笑)
時代を感じますねぇ…ビレットグリルと言えばアベニールやカローラバンのイメージで、荷室には泡がブクブクと出てる水槽が載ってて、ピンクのネオン管で照らされてる訳です♪
その他にはクラディングパネルにストライプテープ、サンシェードスクリーンなんてのもあったんですね!
他にはこんな感じでルームイルミネーションがありますが、当時こそこんな感じの若干キワモノ感のある一品ですが、現行30系アルヴェルではルームイルミネーションがコレ見よがしに付いてます♪
やはり温故知新でして、こういう過去の礎は間違いなく今に生きてるのだと思いますね!
さて…そんなグランドハイエース。結果的には前述の通りですが、グランビアとタッグ組んで挑んだものの、このトヨタのディーラー網ですらエルグランドにはとうとう打ち勝てませんでした…(汗)
結局、グランドハイエースはコレ1世代のみで終了し、後継で出てきたのは皆さんご存知アルファード。
しかもまさかのエルグランドのモデルチェンジと同日に仕掛けて出て来る徹底ぶり。
結果は言うまでもないですね…(汗)
で…当のグランドハイエースは意外や20年を経ても輸出で人気があったりして結構な高値安定だったりします。
けどやっぱこのCMイイなぁ…マジで全米泣くって←まだ言ってる。