どうも(^^)v
今回はカタログのアップになります…もうメッチャ90年代!!って感じです。
今じゃこういうのが無いんだ…イイなぁ…
ってコトで…
130系ハイラックスサーフ後期です♪
サーフいいですよね~子供の頃から赤ツートンが特にカッコ良く見えましたね(^^)v
なんと言いますか、プラド程クロカンって感じでも無いし、かと言ってハリアーのようにモロにSUVでも無く、適度にライトな気分のクロカンってのがイイ。
確か小学校3年位ですかね…オヤジの会社の人がこのサーフを買ったんで横に乗せてもらった記憶があります♪
自分がソレまで乗せてもらった車種の中では恐らく1番目線が高かったクルマ…堤防のある川沿いを走りましたが、堤防の下まで見えるのが衝撃的でした!
そして時は流れ、スタンドでバイトしてる時の社員のクルマにサーフがあった訳ですが、コレがフレームから30cmリフトアップしたビッグフット仕様(爆)
「舵を入れてからタイヤの捻れでワンテンポ挙動が遅れる」この動きはまさにこのサーフで覚えました…最近のクルマはサイドウォール剛性高いですし、特に分かりにくくなりましたので、「タイヤが捻れる感覚」に気付かない方も多いでしょう…(^-^;
サーフの話からはややズレますが、クルマの挙動(ピッチやらロールやら剛性感)やらを覚えるのは特にその現象が大きく出やすいクルマに乗ることでまず覚えて行くものだと思ってます…例えばピッチングなら旧規格の軽1BOX、ロールならシトロエン2CV、剛性感ならピラーの無いヨレヨレのローレルに乗った後にガシッとゴルフⅦとか(あくまで自分の経験則で特にですのでネタ程度で…)。
サーフのリフトアップなんてピッチやらロールやら色々なモノが大袈裟に出て来るから勉強にはなります(笑)
話は戻りその後、地元の友人が赤のサーフ乗ってたので、「手放す時は教えて~」って話をするだけしてましたが、どうやら別で売ったようなのでこれまた縁は無く今に到ります…(^-^;
縁があるクルマでしたら必然的にやってくるでしょうからそういうコトなんでしょう(笑)
さて…そんな130系ハイラックスサーフは1989年にデビューしています♪
デビュー自体は80年代なんですが、どうもこのサーフは個人的に90年代のイメージが大きいんですよね…(^-^;
従来型はFRPトップの2ドアのみという、完全にアメリカの市場を反映して出来たような1台でしたが、この130系からはオールスチールのボディになると共に、2ドアに加え4ドアを主力としてラインナップに登場しています(^^)v
前期は特に「彼女が水着に着替えたら」で田中美佐子が運転してホバークラフトと追っ駆けっこするシーンが印象的…シーチェイスのシーンもカッコイイんだアレ♪
で…1991年に中期へマイナーチェンジした後、1993年に今回の後期型へマイナーチェンジしています。
この後期型では2ドア廃止されたものの、ディーゼルエンジンが新開発の名機1KZに換装されたのが特徴となっています♪
今回のカタログは後期の中でも1993年8月のモノになります。
赤ツートン、異型になったヘッドライト、フロントのバンパーガード…自分は1番この組み合わせがサーフらしい感じがしますねぇ♪
オーバーフェンダーで3ナンバーのワイドボディになってるのもコレまた似合います(^O^)
SSR-G以外は背面タイヤはオプションなんですが、やっぱり背面タイヤがある方がそれらしい感じがします…(^-^;
ただ、背面タイヤが付くとバックドア開けるの面倒なんだよなぁ…(苦笑)
サーフの何がイイっリアゲートのガラスが下がるトコですよね(^^)v
130系はガラスを下げてからリアゲートを下に開くのがカッコイイんですよね!
次期型の185とかは実用性重視で一般的な跳ね上げになってますしね…(^-^;
インパネはピックアップのハイラックスと共通…ステッキ式のサイドブレーキレバーと言い、商用車感が拭えないところはありますが、それでも当時のトヨタのインパネの質感はムチャクチャ高い&サーフのワイルドなイメージにマッチするので、ソコまで気になりません(^^)v
それよりも各種スイッチは大きいですし、配置も分かりやすい…正直操作スイッチなんてコレ位で十分なのかもしれません…(汗)
室内はSSR-Gでしたらこのようにレカロシートが標準!
更にリアシートの生地もレカロと同じ生地を使う辺りがバブリーですよね(^^)v
他にも純正でレカロを採用するメーカーはありますが、当時のトヨタは特に凝ってましたね…サーフだけでなく、スターレットでも生地を統一してた位ですし…(汗)
その他、SSR-XやSSR-Vになりますと、右の7ウェイスポーツシートになります。
そんな130系ハイラックスサーフ後期に搭載されるエンジンは全部で2機種…
・1KZ-TE…直列4気筒3000㏄OHCディーゼルターボ、130馬力、29.5kg-m。
未だに名機と名の高い当時新開発の1KZを搭載♪
縦置きディーゼルならではのアイドル時の横揺れをうっすらと思い出しました(笑)
・3VZーE…V型6気筒3000㏄OHC、150馬力、25.0kg-m。
このエンジンは恐らく載ってた個体とは縁が無かったかも…(汗)
サーフってディーゼルのイメージ大きいですし…(苦笑)
この後の185の3.4リッターV6ならタマがまだあったイメージですが…。
コレらに組み合わされるミッションは全車に5速マニュアルと4速オートマ。
足回りはフロントがダブルウィッシュボーンで、リアが4リンクコイルという、この手のフレーム式クロカンでしたら典型的なレイアウトですね(^^)v
乗り味はまんまトラックのソレですが、コレがこのサーフの持ち味かと♪
ソコにショックアブソーバーは2ステージタイプになってはいます。
ランクルのような本格的にスタビを切ったりするとかじゃなくて、コッチはあくまで街乗りの方に力を入れていて棲み分けしてるような感じですよね(^^)v
4駆のシステムは走行中でもトランスファーの切替のみで2駆と4駆を切り替えるパートタイム式。
この年代のプラドの初期モノはコレのフリーホイールハブの強度不足だったかな?トラブルがあったらしいですが、この型のサーフはまた別モノの機構だったりしたんですかね…(^-^;??
装備としましては、SSR-GやSSR-Xはフロントバンパーガード…コレが1番見慣れてますししっくりときますね♪
他にはナゼかガソリン車のみの電動ウインチ…使用頻度はかなり低いでしょうけど…(^-^;
他はワイドボデー全車にバンパーアンダーガード。
どれもに言えますが、今では安全上絶対にありえないヤツですね…(^-^;
対歩行者を考えると危険極まりないですが、このワイルドな感じがカッコイイとは思う訳です♪
あ~♪コレぞサーフ!!
レバーを引いてスペアタイヤキャリアを手前に出してから、キーシリンダーでパワーウインドウを下げて…そしてゲートを開く!!
メンドクサイしかない(爆)
けど…この手間がサーフらしいといいますか…遊び心を感じたものです(^O^)
ちなみに、スペアタイヤハーフロック警告灯なんていう親切装備がある辺りもトヨタらしいです(笑)
他には荷室が広いのもあるんでしょうね…リアヒーターも装備されてます♪
ディーラーオプションはこんな感じで…。
こんなデカデカとしたグリルガードもありましたね!
このサイドストライプも懐かしい♪
グレードはこんな感じで…
・ワイドボデーSSR-G…レカロ標準の最上級グレード。唯一のクルコン付。
・ワイドボデーSSR-X…大半はこのグレード。正直装備はコレで十分!
・ワイドボデーSSR-V…ワイドの中でも実用仕様。加飾装備が減ります。
・標準ボデーSSR-X…ワイドボデー比で大きな装備差は無い模様。
ちなみに標準ボデーにはディーゼルしか用意されておりません(^^)v
・標準ボデーSSR…最もベーシックでパワーウインドウすらない本気用。
ボディカラーは全部で5色。
自分はもう3.0ディーゼルターボワイドボデーSSR-Gの5速がイイですね!!
ボディカラーはアーバンロードトーニングⅡで♪
で…コチラはその後出た特別仕様車のSSR-Xリミテッド及びSSR-Vリミテッド。
1993年10月の内容なので、この表側を見る限り秋冬シーズンに力を入れて出した特別仕様車という感じでしょう♪
装備はSSR-Gから流用してきている本皮巻ステアとコンソールボックス。
ってかコンソールのフタですら本皮…今はほぼ合皮…(泣)
更に専用シート表皮にトリム。
トノカバーはSSR-Xリミテッドのみ。
専用品としてはステータス感溢れるゴールドのリミテッドエンブレムにサイドストライプとなっております♪
ちなみにエンジンはディーゼルのみですね(^^)v
あ!ボディカラーも専用でハイランドフォレストトーニングとなってます。
オマケ
コチラはモーターショーで展示されたファンランナーというコンセプトカー。
フロント周りはバンパーが違う程度ですが…
どうやら後部がオープンデッキになってます♪
けどどう考えてもコリャ売らないよねって感じしかしません…(^-^;
こういう浮かれた感じのコンセプトカーが出てるのもバブル期ならではって気もしますね(笑)
さて…そんなハイラックスサーフは1995年に180系にモデルチェンジします。
アレはアレでサーフらしさを出したままモデルチェンジされてましたし、モデル途中では2WDのスポーツランナーとかも出て、お手軽に楽しめる感じもまた良かったですね(^^)v
で…その後のモデルで雰囲気がガラッと変わったのと何より大きくなり過ぎた…(^-^;
現行の4ランナーも確かに大きいですが、実車を見た限りでは昔のサーフのテイストが残ってる感じで好きですね(^^)v
アレも日本で売ったら意外と人気出そうな気もするんですがね…(^-^;
やっぱりバックドアガラスがパワーウインドウで下がるのがサーフの醍醐味であり最大の個性♪
う~ん…いいなぁ…今だからこそ改めて乗ってみたい(笑)