今回はいすゞマニアにとってはたまらない1台です♪
アスカイルムシャーです♪
これ…自分の中ではツボな部類です(笑)
実際に特にエピソードも無いんですが、これが今回カタログを入手して読みますとなかなか熱い(笑)
そんなアスカイルムシャーですが、ベースとなったアスカというクルマはそもそも1983年にフローリアンというクルマの後継車として1983年にフローリアンアスカとしてデビューしています♪
いすゞらしく、ディーゼルエンジンをラインナップしているクルマで、クラッチの無い5速マニュアル「NAVI-5」などを設定し、当時話題となりました♪
そのアスカをベースに1985年に西ドイツ(すでにこの言い方が80年代(笑))のイルムシャーというメーカーがチューニングして販売したのがアスカイルムシャーです♪
わかりやすいとこで言いますと、ベンツのAMGやBMWのアルピナやハルトゲみたいなもんです♪
ちょっと写真がわかりにくいですね…(苦笑)
スイマセン…(汗)
ノーマルのアスカはホントに地味~な感じで、いすゞがアコードを作ったらこんな感じになった…という感じでしょうか…
しかしイルムシャーは専用エアロやターボで武装し非常に硬派なクルマです♪
余談ですが、その後、いすゞはこの商法にのっとり、ジェミニとアスカとピアッツァの中古車をベースにイルムシャーのようなクルマを作りました(笑)
ジェミニは…ワカムシャー(爆)
アスカはカゲムシャー(笑)
ピアッツァに到ってはムシャブルイ…(汗)
嘘のようでホントの話…(苦笑)
この投げやりなネーミングに80年代を感じます(笑)
しかし本家イルムシャーはこんなにカッコいいんですよ!!
コテコテのエアロのクルマが多い現代に比べて、このシンプルさがとにかく素敵で素敵で♪
フロントバンパーは専用でさりげなくスポーティな感じが出ています♪
このウイングもさりげなく付いててまたいいんですよ!!
敢えてボディ同色にしないところもいいんですよね♪
で…意外なことに…
これ…ホイールキャップなんです!!
普通はアルミなんですけど敢えてホイールキャップなのが最高です!!
デザインも超個性的です(笑)
このホイールキャップは通称「ヒトデ」と呼ばれていまして人気がありました♪
モモステも標準装備!!
当時はこれでさえ珍しいです!
しかし、なんとエアコンはおろか、カセットにラジオもオプション!!
硬派過ぎます…(汗)
シートも驚くことにレカロ2脚標準です!!
ホントに走りを意識した内容です♪
エンジンもそれらしく2リッターターボです♪
パワーは150馬力と一見物足りないように感じますが、車重は1070kgとかなり軽量で…
当時世界最速値のゼロヨン15.3秒!!
現在の交通事情でも全く不満の無いポテンシャルを発揮します♪
あまり台数は売れてはいませんが、現在このカタログをこうやって見直しますと、非常にわくわくしてくる内容です♪
現在は純正でモモステやレカロも珍しくは無くなってきましたが、アスカイルムシャーがまさにその先駆者と言える1台です♪
おまけ
いやぁ…アスカって何気に凄いクルマでしてね…
これ…ディーゼルです(笑)
作られた意図としてはディーゼルの速度記録挑戦車で、1983年に24時間で平均205.35km/hを記録し、国際速度記録を塗り替えたクルマらしいです!!
ガソリンだけで無く、ディーゼルでも凄いクルマということを証明しています♪
一方コチラはセラミックアスカというクルマで85年のショーカーなんですが…
エンジンはその名の通りセラミックで、通常のエンジンではシリンダー周辺の温度が7~800℃になるのに対して、セラミックアスカは200℃。
そのおかげで一切の冷却装置を必要としないこれまた凄い1台です(笑)
しかも駆動力の一部が電気モーター…
つまりハイブリッドカーなんですよね…(汗)
いやぁ…もう25年以上前からこのような技術開発をしているいすゞはなかなか侮れません…(汗)
現代も乗用車を作ってたら面白いメーカーになったでしょうねぇ♪
Posted at 2010/09/11 05:59:18 | |
トラックバック(0) |
カタログ~いすゞ~ | クルマ