トラブルの経緯
グランデプントのデュアロジックユニットにある、セレクションポジションセンサ付近からデュアロジックオイル漏れを起こしておりました。

セレクションポジションセンサ(左)とクランクユニット(右、正式名称分かりません)を取り外し、清掃して再度組み付けました。漏れ箇所を特定するためです。
しかし再組立てのあと始動し、ギアをオートマチックポジションへ入れるとメータ表示は2速になり、噛み合わさるギアはリバースという不思議な現象が起きていました。

急遽MultiecuscanとELM327を手配して、デュアロジックコンピュータからデータを吸い出せるようにしました。
通信確認後、「Production/Service final calibration」を実施しソレノイドポジションの校正をかけるも同じ現象のままでした。
途方にくれていたところ、同じトラブルを解決されていたとらヴぃっくさんの記事を見つけました。質問したところ、大変親切で的確なアドバイスを頂けました。
セレクションポジションセンサの組み付けが怪しいとのアドバイスに従って再度確認し、組み直したところ正常なギヤセレクションに戻りました!
とらヴぃっくさん本当にありがとうございました!
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ここからは組み付けがどうまずかったのか考察です。

クランクユニットのロッド先端の球をメス側にしっかりはめてやることがポイントでした。

こちらがロッド先端の球を入れるメス側です。

竹串を入れてメス側の深さを測りました。大体11mmぐらい深さがあります。
今までは中央に入れることだけ気にしていましたが、加えて深さ方向への押し込みが必要でした。

ダメな場合の断面図です。はめ合いの個体差なのか、私の場合は普通に入れるとここで止まってしまいます。この深さ分だけセレクションポジションが短く検出されてしまい、これが原因となって上記の現象を引き起こしていました。

正しく組まれている場合の断面図です。ロッドが動かないよう、側面のポジションセンサとの組付け部分を固定し、えいやと入れると手ごたえがありました。

このように誤ったセレクションポジションをデュアロジックコンピュータへ送ってしまうことになると、シフトフォークが1つずれた場所で認識されてしまいます。
誤組み状態でN-R段を示すセレクションポジションは約20mmでした。
正組み状態でN-R段を示すセレクションポジションは約8mmでした。
その差は12mmでおおよそメス側の深さと一致しています。
※1 ロッド先端の球をメス側にはめるにあたり、セレクションポジションを一番手前(5速の位置、車体前方側)に移動させる必要がありました。「Production/Service final calibration」の途中でESCにより中止することでセレクションポジションを5速の位置まで動かすことができます。エンゲージピストンのカコ音を20回ぐらい聞いたときには5速の位置にいるはずです。
※2 ポジションセンサを組み直した後、メータに「transmission error see ~」と表示されたらポジションセンサを回転方向で反対に組み込んでいる可能性が高いです。正しい方向で組み込むと消えます。
ということで何とか解決できました。
いや、オイル漏れの確認がこれからでした。。。
参考にさせて頂いたサイト;ありがとうございます
https://minkara.carview.co.jp/userid/2243047/blog/33965319/default.aspx?cm=true#cm
https://minkara.carview.co.jp/userid/529726/blog/
http://carcle.jp/UserBlogComment.aspx?UserID=2511&ArticleNo=237
http://garage-dokko.com/%E3%83%A1%E3%83%B3%E3%83%86%E3%83%8A%E3%83%B3%E3%82%B9/%E3%83%87%E3%83%A5%E3%82%A2%E3%83%AD%E3%82%B8%E3%83%83%E3%82%AF/
Posted at 2014/11/11 22:29:47 | |
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