今年の1月に
初夢を見て、やっぱり未練があったホンダのVTEC。
ソニカを実家に預け、
8月に夢叶い、インテRと再会。
しかし
トラブルだらけで直すのに手一杯の日々。
それでも10月に
車検を通し、11月には
250,000キロを走破。
車体にガタが来ても、あちこちから異音がしても、エンジンだけは元気だった。
師走の今、心身ともに疲れていて、ちょっとしたことが原因でシフトミス→オーバーレブ。
一瞬のように思えたが、針は10000rpmを振りきっていた。
その直後EACVが壊れ、アイドリングが不調になり、いつものディーラーでDC2乗りのメカニックGさんに相談→診断で「2番ピストンの圧縮がかからない」と。
ディーラーメカニックの意見としては、ヘッドを開けて、バルブスプリングを外して、カムを抜いて…1つ1つ確認しながら不具合箇所を見つけていくので入院期間が未定、当然見積もりも出せない。
それでも「プラグの先端磨いておきましたヨ!」「プラグコードも劣化していたのでアコードの中古のがそこら辺に転がってたんでとりあえずつけときました!」
相変わらずGさんは気が利く。
帰り際「インテR乗り」としての個人的なアドバイスをしてもらった。
「ぶっちゃけエンジン載せ替えが最短最安でしょうね。」
…そうだね、同意見だ。
でも諦めがつかず、元職場(ホンダスポーツ専門店)の社長に相談。
やはり同じ回答だった。
8月に引き取った時から決めていたことがある。
廃車にする時は、社長のところで引き取ってもらい、自らの手を加えて解体しようと。
オーバーレブから数週間経って、「そうだ、サーキットに行こう」って思った。
通常ならどうかしてる、頭おかしいとか思われるんだろうな。
ディーラーメカニックGさんからはVTEC封印令も出されていたけど、この車は走ってナンボ、動かしてナンボ。
VTECを入れられないインテRなんてTYPE-Rじゃない。
過去3人で乗り継いできたけども
3人とも同じ気持ちだった。
エンジン…赤ヘッドのB18CスペックRを直せないまま乗っているのは、心臓病を放置しているのと同じで、自分には耐えられない。
…でもね、結局全開で踏めなかった。
もう初夢のようにうなされて煮え切らない日を送るのは2度とゴメンなのに。
サーキットに行く朝「そうだ、また音録音すればいいじゃん」って思った。
あの時と違って今は動画も撮れる。エンジンルームにステレオマイクを付けて!!
サーキットで息の根を止めるんじゃなく、思い出を作りに行こうと考えなおした。
B型エンジンと言うのは、セルモーターの音からワクワクする。
いや、セルモーターの前、燃料ポンプの作動音からドキドキするんだよ。
TYPE-Rだからこそ防音材もなく、メカの音がすべて聞こえる。
後発のK20Aより荒削りで、5800回転から爆発的な音量とともに伸びる高回転域。
もうこんなエンジンを積んだ車には2度と乗れない。
動画後半の0-100kmの加速タイムはガチです。ここだけベタ踏みです。
Youtubeで「DC2 加速」とかで検索すればいくらでも出てくるのに、やっぱり自分で踏まないと、生音で聞きたかった。
純正エアクリに戻せば6秒台も行けたのかもしれないけど、音の気持ちよさを取った。
250,000kmオーバーのおじいちゃんは最後の最後まで、一度もヘッドカバーを開けることなく元気でいてくれました。
自分の中のクルマ遍歴で他に類を見ない最高の刺激をくれてありがとう。
最後の最後まで無茶をさせたのに自宅まで元気に戻ってきてくれてありがとう。
12月26日に、インテRを降ります。
大阪から前オーナーが、東京から前々オーナーも駆けつけてくれます。