カペラC2
この車の存在さえ知らない方も多いと思います。
1990年、私が
ファミリアに続く
2代目マイカーとして選んだ車です。
当時はバブル絶頂期でハイソカーブームの中、
私も実はレパードを目論んでました。
でもやはり予算的に難しかったのです。
当時、大阪の梅田の繁華街のオフィスで働いていた私は
毎夜遊び呆けて金遣いが荒かったのがたたりました。
このC2、当初はルックス(特にフロント)がイマイチと思ってたのですが
オプションカタログのエアロパーツ装着写真を見て気に入りました。
当時のライバルはシルビア、プレリュード、セリカ。
2000ccながらNAでありターボ車にはかないませんでしたが、
エンジン音は最高にエキサイティングでした。
当時の新技術、4WSも搭載されてました。
でもゆったり走れば高級車の雰囲気もあり
スポーティさとエレガントさがほどよくミックスされたバランスの良い車でした。
この車がその後の私の車選びの基準となったのです。
この車は歴代マイカーの中でも最も長距離・長時間をともにしました。
休日専用ながら5年で10万kmに迫りました。
北は青森の本州最北端から南は熊本まで、車で行ける最西端の平戸・生月島まで。
とくに東北は4泊5日でハードなツアーで正直辛い場面もありましたが、
この車のお陰で無事完遂できました。
納車時はエアロパーツが間に合わずオリジナルな風貌で。
エアロフル装備でMAZDASPEEDステッカーも。
シルバーだったフロントグリルも車体色の黒に塗りました。
阿蘇山にて
雪解けの三国峠。確か5月だったかと。
東北に向かう途中、鳥海山に登って。
本州最北端・・・に近いところ、実は時間の都合でこれ以上進むのは断念。
でも北海道の見える海です。その夜の宿は八戸でしたがチェックインは9時前。
そんな思い出深い車とお別れしたのは95年初頭。
アイドリング振動が大きくなり信号待ちの都度Nレンジに戻してました。
そろそろ買い替えか、と考えてた矢先にオカマ掘られて
修理費用等の臨時収入でFDに。
引き取るディーラーによれば買い取れば数万、オーストラリア辺りに輸出とか。
それを聞いてじんわり涙ぐんだのでした。
興味のある方は・・・
フォトギャラもどうぞ。
Posted at 2008/12/30 22:40:49 | |
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0812 | 日記