
一昨日伯父が亡くなりました。
我が家の家系の男性では最高齢(たぶん)。
もう13年間闘病生活で入退院を繰り返し
ここ数年は完全に病院のベッドで寝てたらしいです。
1年以上前に「もう危ないらしい」と連絡が入ってたのですが
すっかり忘れかけてたところの訃報でした。
「とうとう・・・」 というのが率直な感想。
母が「お通夜だけ行ってくる」 というので
当初は実妹にあたる母に任せて 私は母を駅まで送り迎えのつもりでしたが、
電車の時間を調べてみると お通夜が終わると帰宅できる電車がありませんでした。
かと言ってこのところ腰痛を抱えた母、泊まれば当然翌日の葬儀にも出席という流れ。
それを回避するため私も車で行くことにしました。
私の のんびり運転では時間に間に合わない可能性もあるので
母を駅まで連れてって予定通り電車で先に行ってもらって
私はそのまま片道300kmのロングドライブに。
案の定 私はグダグダ状態で到着は お通夜の儀が始まった20分後。
ただ着いたときにはある程度元気も回復してたので途中から参列しました。
お通夜の焼香のあと親族で会食があり帰路についたのは夜9時頃。
それからまた300km・5時間のロングドライブ。
夜が元気な私は帰路は苦になりませんでしたが 帰宅したのは深夜2時前。
しかし行ってよかったです。
もう○十年会ってなかった 親戚との再会。
オジはこれで全滅(父方も母方も)、 オバたちもうちの母を入れて3人だけ。
驚いたのは従兄弟・従姉妹たちの変貌ぶり。
もう誰が誰だか顔見ても??? 「あれってあの人かな? 間違ってたら失礼だし」
ってお互い躊躇ってましたが、 やがて謎解きも終わってタイムスリップ状態。
今回亡くなった伯父の長男A氏。
私より一歳下だがすっかり老け込んで 子供の頃一緒に遊んだ面影がかすかに。
そこの長女のB子さん。 小学校の先生になったのは聞いてたが なんと今や教頭先生だとか。
そして伯母の長男C氏。 もう60近いらしいが意外に風貌は変わらない。
5年ほど前にも一度会ってたし。
ただ伯母は寝たきりで その介護の毎日だそうでちょっと心配。
そして驚いたのはそこの長女D子さんと次女E子さん。
20年以上会ってないはず。 顔合わせてもお互いまったくわからず。
やがてそうとわかって話していると 声は昔のまま。
美人姉妹だった二人、 今も年の割には十分綺麗でしたがもう50代。
私たちが先に帰ろうとしたら この二人が駐車場まで見送りに来てくれました。
薄暗い中、大阪と違って夜は静かな町、 二人の声を聞いてると ふと30年前に戻った気分。
幼い私の心に刻まれた 憧れのお姉さんたちの想い出。
なんだか楽しくなったお通夜の帰り道。
ちょっと不謹慎だったかもしれませんが これも亡くなった伯父のお陰。
葬儀ぐらいしか一同に集まることがないのも現実。
オジちゃん、 ありがとう!!
Posted at 2010/09/05 11:01:28 | |
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