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初日最後に乗ったのはコンレロ1150LMです。
この車は1960年製で、ルマンのクラス優勝を狙って制作され、実際出場しているそうです。
ベースはアルファロメオで、現存する固体はこの1台のみだそうです。
今までは助手席でしたが、なんと少しだけ運転させてもらいました。シフトにはシンクロ機構もついているので、特に気難しい操作は何もありませんでした。私が初めて運転した左ハンドルがなんとこの車です！
スピードメーターがないので、何キロ出ているかわからないのですが、150キロ以上は軽く出るそうです。エンジンの吹け上がりはスムーズでとても気持ちがいいです。半世紀近く前の車なのに現代の車とほとんど変わらないパフォーマンスを持っていることに驚きました。レーシングカーなのにとても操作がしやすいのにも驚きです。
ただフロントスクリーンが10センチ位しかなく風をまともに受けるのでゴーグルなしでは目も開けてられません。当然幌も無いので雨の日はカッパです。
しかしそんなことはこの開放感に比べれば何も苦痛ではありません。
とても魅力的な車でした。

チッタ･クラッシク初日
名東区にある、アウト･ガレリア･ルーチェさんという博物館？らしき場所よりスタート。ここは某資産家のＨ氏の所有するコレクションを収蔵している場所らしい。
詳細は不明ですが、中にはＦ-40 Ｆ-50 348チャレンジ BB デイトナ エンツォ テスタロッサ あと名前のわからない車が数台が置いてありました。あまりの凄さに唖然としましたね！　逆にあまりにも普通に置いてあるのでありがたみが･･･

参加車両は記憶している中で、アルファロメオ ジュリア･スパイダー　FIATスパイダー（この車両はリアエンジンでした）･ムルティプラ･チンクエチェント　ランチア アウレリア2500GT・ストラトス　コンレロ1150LM　ロータス７･ヨーロッパ　フェラーリ 512TR･ディノ246 チシタリア　メルセデス280　シトロエンDS　ミニピックアップ　ルノーといった感じです。

最初は写真一番奥のシトロエンDSの助手席に。シートがまんまソファーです、この車！　ふかふかで腰を下ろすと10センチ位は沈み込むんじゃないかと思います。エンジンを掛けるとハイドロニューマチックという油圧式のサスペンションが作動し、まずリアが5センチ程浮き上がり、続いてフロントが同じように持ち上がります。なので、エンジン始動してから1分位は走り出せません（笑　
DSの基本設計は1950年代初頭よりほとんど変わってないそうです。この車は1970年代中頃の最終モデルに近いものだそうです。実際走り出すと30年以上前の車とは思えないしっかりした走行をします。何より乗りゴゴチが抜群にいいです。道路の継ぎ目などほとんど気になりません。さすが油圧式です。速度も150キロは出ます。しかしコーナーではどこまでもロールします(笑　エレガントに走るのがDSには一番あっていますね。　

今週の週末にチッタ・クラシックなるイベントにサポートで参加します。
→http://www13.plala.or.jp/red_na6ce/event/2005_1126_2/051126_citta_classic.htm
昨年は2日目より飛び入りで参加したのですが、今回は初日よりお誘い頂きました。昨年は、フェラーリ３２８・デイトナ　アルファロメオ　マセラティー　ロータス　ジネッタ　ランチア　ムルティプラ　チンク　コンレロ　スタンゲリーニetc 　そうそうたる名車の数々が参加していました。　私とロードスターの役割は横にカメラマンを乗せて、走行中の車の写真撮影のサポートです。
ま近でこれらの車に触れて、オーナーさん達から楽しい話が聞けて車好きには応えられないイベントです。
詳しくは週末にレポートしますね。