安物買いの銭失い・・・エアロ再塗装　　其の弐

前回の教訓を生かし、今回の塗装はすべて『ソフト99』でそろえました（プライマーだけはホルツ）。

今まで数回塗装して、『ソフト99』『ホルツ』両方使いましたが、私的には『ソフト99』の方が仕上がり具合が好みです。

前回までは、純正色の『T-38　ネアーズブルーM』を使用しましたが、10数年経ったボディーの色調との違いがどうしても気になり（ボディーよりも濃い）今回は、T-38よりも明るい色調のトヨタの純正色『T-194　ダークブルーマイカM』をチョイスしました。
素人なので、完全に色調を合わせるのは至難の業ですが、さてどうなるでしょうね。

さて、前回はクリアをホームセンターの198円/缶を使用して大失敗（完成後しばらくはよかったんですが・・・）したので、もちろん『ソフト99』のクリアを使用したのは言うまでもありません。

前回外したバンパーを、耐水ペーパーを掛けてクラックを削り取ります。

思った以上にクラックが深く、部分的には下地まで及んでいました。

クラックが完全にわからなくなるまで（と言っても結構残っているもんです　＾＾；）ペーパーで塗装を削っていきます。

ある程度クラックがわからなくなるまで塗装を削って、削りカスを洗剤（愛用は『マジックリン』　油分落としはこれです）を使って洗い流してから、バンパープライマーをスプレーします。

ご存知のとおり、これを使うのと使わないのは後々の耐久性にかなりの差が出るようです。
塗装面と塗料の密着を強める効果があります。

薄く3回ほどスプレーします。

バンパープライマーが乾いたのを見計らって、塗装にかかります。

今回は、300mlを3缶使用しました。

セオリー通りに10～15分ほどの間隔で薄く3回ほど吹きつけ、最後の2回ほどは垂れる手前で厚塗りしました。

この時点では、メタリック塗装と言うこともあり、周りが映りこむほどの状態にはなりませんが（プロがすればキレイになるんでしょうが・・・）。

最後にクリア仕上げです。

缶に書いてある能書きでは、塗料の塗装後、数分以内にクリアを吹くとありますので、その通りに作業します。

2回ほど薄くまんべんなく吹きつけ、残りの缶を使い切る感じで、垂れる一歩手前で厚塗りします。
薄く吹くと何回吹いても周りが映り込むような仕上がりにはなりません（私が未熟なだけかも知れませんが・・・）。

前回塗装時よりも、映り込みに不満が残りますが、クラックや塗装剥げがなくなったので、これでヨシとしましょう。

後は、塗装の乾燥後に2000番の耐水ペーパーを掛けて表面を平滑にし（若干クリアが垂れましたので）、コンパウンドで磨いて完成です。

心配だった色の違いは、ミツビシの純正色よりも違和感を感じないくらい近い色に仕上がりました。

今回の塗装に掛かった費用は、約6，000円ほどです。
やっぱり、安く済ませようとすれば、いつか後悔することが多々あります。
分かってはいるんですけど・・・。

いつまでたっても、安物買いの銭失いは直りそうにありません　（；；）。