tsune,のブログ一覧

凄く間が空きましたがその２で御座います。

https://minkara.carview.co.jp/userid/234347/blog/14946478/　←前回


エンジン・ミッションが搭載され、後は実際に動かすために配線を組み替える作業が残っていたのですが
そこで登場するのがOKDさん（ご本人の許可がでていないので仮名ｗ）
紆余曲折あってOKDさんが配線図と格闘する事1週間、遂にエンジンが始動しました。

そして大地に降り立つのですが…

なんか車高が高い　(´・ω・｀)

そう、ノーマルで最大14インチのハチロクに17インチを履かせた為、タイヤ外径が大きくなった所為もあり
まるでラリーカーのような車高に。

急遽車高を落とす算段を立て始めたのですが
フロントはS14シルビアの足回りを流用していたのもあって簡単に落とせるのですが
問題はリア…
ホーシングの為落とせる量も限りがあり散々悩んだ挙句

バネのアッパーとショックのボディ側取付部をそれぞれ50mm室内側へ延長してしまうことに。

そうやってなんとか落としたあと、マフラーのレイアウトも若干変更して試走。


…どうもリアがストロークしてない

と言うドライバーの発言によりジャッキアップすると


コントロールアームの稼動幅の限界にきていホーシングが動かない事が判明

と言う事で…

ココに来てジオメトリーをノーマルと同じとするべく
コントロールロッドのボディ側のブラケットを全部位置変更する事に

更にホーシングが上に上がった事によりプロペラシャフトがフロアトンネルとぶつかると言う出来事もあり
2軸以降のフロアトンネルを切断、150mm程リア側を上げ、それに合わせて新規にトンネルを製作します。

この時、坂井さんが
「…こんなんならリアのフロアだけチャネリングしてフロアごと上に上げた方が楽じゃったの」
と言ったのを聞き逃しませんでしたｗ

そんなこんなで漸く実走出来る状態になったのでいよいよシェイクダウンと言う事に。

日程も8/12日と決定し岡山国際サーキットへ向かうのですが…




次回、「アクシデント」ご期待ください。

「レーシングハウス坂井」の坂井さんから許可が出たので（笑）開発記をぼちぼちと…

エボハチ…そもそも最初は800kgの車体に17インチを履いてチューンド3S-Gを載せる予定だったんです。
コンセプトは「N2と対等に走れるチューンドカー」としてタイヤハウスの拡大加工やロールケージの組み込みなど
ボディの製作も着々と進んでいたのですが途中、事情があり製作を中断…
2008年より再開してボチボチ作業が進んだところで




そうだ、4G63を載せよう





と突然の方向転換ｗ

と言うのも同じ頃、スタリオンにランエボ３のエンジンをスワップすると言う作業をしていて
寸法的に入りそう…と思ったのと、4G63のポテンシャルに惹かれて検討してみたところ
先がない3S-Gより発展性の高い4G63にした方が良いだろうし

何より誰もやってないし面白そうじゃん♪と言うことで
本格的に4G63について調べだす坂井さん…

それと同時にトランスミッションの選定も再開し始めましたが
部品供給や中古の出回り具合から日産の71CとトヨタのW5#系が候補に上がった結果
「まーうちらはトヨタチームでやってきたんじゃけェトヨタの部品使うか」
と言うことでW5#系ミッションに決定したのですが、これが後から足枷となるとは誰も思っていませんでした（ｗ

そしてホーシングも7.5インチにサイズアップすることになったのですが
何せリアがディスクブレーキのホーシングを使っている車種が限られているので部品探しに難航…
なんとかディスクブレーキ車のホーシングを入手した後
ハチロクのボディにあわせてブラケット類の移設加工をして装着
当初は日産のマルチリンク移植などの案もありましたが
「やってる奴で速いのが居ない」と言う理由で却下（笑）

これで大方の組み合わせが決定しました。


そして大問題のベルハウジングなんですが
数種類のバックプレートを入手して検討した後

エンジン側のフランジを30mmの板から坂井さんが手切りでワンオフ製作（笑）

そして自分の役目が廻ってきました…
そう、W5#のベルハウジングとワンオフフランジの溶接ですｗ

それまでもAE86にアルテッツァの6速ミッション搭載キットを製作するのに
数台分のケースやベルを溶接してたのもあって
「おう、やってくれｗ」的な軽いノリでアルミ溶接の依頼をされたのですが
よりによって一番怖いところを任されてしまいました　(´・ω・｀)

…まー自信がなければ仕事を受けないチキン野郎なんで最低限のクォリティは保障してますがｗ

その後、エンジンは回転方向の関係でエボ４以降のモノに限定して探した結果
エボ7用エンジンを入手、本格的に搭載した後サージタンクを前後入れ替え加工の為
またしても自分に作業がｗ
エボ7フランジにエボ3サージを溶接加工し、各種センサー類取付フランジも溶接します。

EXマニに関しては縦置き用マニをステンレスでワンオフ製作することになったのですが
その辺は坂井さんの方でやる事になったのでタッチしてませんｗ

そうして加工の終わった補機類を着けていよいよ搭載

ミッションとも合体させ、ホーシングも取り付けてプロペラシャフトの寸法を出します。
そうして第2軸側のプロペラシャフトの短縮加工をします。
ペラの短縮加工は過去に何台もやってクレームが出なかったと言うのもあって自動的に自分がやる事に
…延長加工はダメですよ、捩れの問題もありますし、そもそも回転バランス的には悪化する方向に行くので
延長する場合はシームレス管を使ってパイプから作り直したいところです　(｀・ω・´)

話は若干逸れましたがｗそういった諸々の問題を解決して残るは配線加工となるのですが…







次回、「マイスター、現る」　ご期待ください

今回のハチロク日本一決定戦で優勝したエボハチの製作記を書こうと思ってたんですが
ちょっとした事情（笑）があり、予定を変更してスペックを羅列しようかと…

ベース：昭和58年式AE86レビンGTV

エンジン：エボ７用4G63
変更点
・サージタンク前後逆転加工
・ワンオフタコ足
・エボ８純正タービン
・エボ７純正コンピューター書き換え
・ブースト1.2キロ時350ps（ダイノパック計測）

駆動系
・トランスミッション：トヨタスープラ（GA70・ツインターボ）用5速
・プロペラシャフト加工
・ホーシング：7.5インチ（LSD：OSスーパーロック）

足回り
・タイヤ、ホイール17インチ仕様（アドバンスリック使用）
・フロント：S14シルビア流用
・リア：ジオメトリー変更
・ブレーキ：フロント　日産純正4ポットキャリパー＋S14ローター、リア　AE111用リアキャリパー＋ブレーキ




…ざっとこんな感じです。
許可が出れば製作記もUPしようと思ってます　(^^;