
2020年10月25日現在、2,309㎞走行してみて思ったこと。
まずは走行フィーリング。
発進時、アクセルを踏み込んだ際の飛び出し感が無くなっている。これは良い点。
前車BMM型に比べて、ステアリング、加速感などのフィーリングが良く言えば「どっしり」、悪く言えば「鈍重」になった。
BMM型と同じ感覚で運転しようとすると、出だしの加速はもっさりになり、エンジン回転数を固定したまま、狙った速度に到達するまでの時間がかかる様になった気がする。(正確なタイムは計測していないが)
ホイールの大径化(前車17インチ→現車18インチ)による重量増加で、蹴り出し速度が鈍っているのかな?
コーナーでは、同じ感覚で曲がろうとするとアンダーが出る。また、ハンドルが若干重くなり切りづらい印象。
これは、トレッドがフロントで1545mm→1580mm、リアで1550mm→1595mmとワイドになっている事、車両重量がカタログ値で70㎏増加(今回BN9にはサンルーフを付けたので、更に+10㎏)したのに対し、エンジンスペックはほぼ据え置き(最高出力2馬力UP、最大トルクは変更無し)なのも影響しているのだろうが、セールス曰く、同じFB25という名を冠しているエンジンでも、BN9の方はカタログに載せる燃費を少しでも上げる為に、燃料噴射量を抑える制御が入っているとの事だった。
そういえば、BN9に搭載されるFB25は、フラッグシップに相応しい燃費、静粛性を得るために、BMM搭載のものと比べて部品が80%変更されていると何かの記事で読んだ記憶がある。
ただ、前車はSTI製フレキシブル三点セット(タワーバー、ドロースティフナー、サポートリア)をフル装備していたので、その効果もあるのだろう。
なので加速感はどうにもならないにしても、BN9にもアクセサリーで設定されているフレキシブルドロータワーバーを付ければ、多少ステアフィールは変化するかもしれない。
静粛性に関しては、BN9の圧勝。
前車にはあった、機械の作動音の様なノイズが消えた。
また、アクセルを踏み込んだ際の車内に入り込んでくるエンジン音が、前車よりも重低音を醸し出す様になったが、個人的にはこれすら要らない。もっと抑え込んで静粛性を高めて欲しかった。
乗り心地は、小さな凸凹を乗り越えた際の突き上げがかなり改善されてはいるものの、大きめの段差を乗り越えた後の揺れをもう少しバシッと収まる様にして欲しかった。かなり余韻が残ります(笑)
あと、BN9はCVTをステップ変速させる様になっているが、これも個人的には好みではない。ATと違ってフィーリングが不自然だし。
安全装備は、当然ながら新型であるBN9の方が充実していて🙆♂️
外観は断然BN9の方が好みではあるが、ただ一点、トランクスポイラーの設定が無いのが残念に思う。
あとはシートヒーター、ステアリングヒーター、シートポジションメモリー、USB電源が前車には無かったので、これらの追加も嬉しい点。
とりあえず、前車との違い、気付いた点についてざっと羅列してみた。
Posted at 2021/01/16 23:28:12 | |
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