2007年08月20日
運転と釣りは似ています。
特に自分が大好きなルアー(疑似餌)でやる根魚ゲームは。
例えばタイヤはライン(糸)であり、シャシーやサスペンション、ステアリングはロッド(竿)であり、リールでもあるのです。
路面と唯一繋がり情報を伝えるタイヤは、水底と唯一繋がり情報を伝えるラインです。
タイヤからの情報をドライバーに伝えるシャシーやサスペンション、ステアリングは、水底からの情報をアングラー(釣り人)に伝えるロッドやリールです。
ある時、車好きの友達にこんな事を聞かれました。
「ハンドルってどんな感じで持ってる??」
この問いに対して、自分はこう答えました。
「釣竿を持つ時と同じだね。」
案の上、友達は「きょとん」としていましたが、実際自分にとっては同じなのです。
自分は釣竿は、その重量を保持できる必要最小限の力で持ちます。
何か動作をする時(アクションをつける時)でも、
「その動作をした時にロッドを落としてしまわない程度の力で保持する」
ということを意識しています。
何故なら、力みすぎているとラインを通してロッドに伝わる情報を正確に得ることができないからです。
ルアーでの根魚釣りではロッドから伝わる情報を元に、海底の様子を脳内でいかに正確に再現(想像)できるかで驚くほど釣果が変わってきます。
ステアリングを握るときも同じで、ステアリングが伝えてくれるタイヤからの情報をいかに多く、正確に受け取るかを意識しています。
↑↑↑かなり適当に書きましたが(本気で書くととんでもない長文になるので)、その他にも車と釣りの共通点はたくさんあります。
よく本当の意味で釣りを解っていない人が、
『釣りは道具じゃない』
なんて言います…これ、よく聞きますよね??
しかしこれは明らかな間違いです。
結論から言ってしまえば、
「その時の条件に1番マッチした道具を使う」
というのが正解なのですが、、、これが実は難しい、、、ほんとに。
同じ腕の人が明らかに性能の違う道具を使えば、性能に劣る方の道具を使った人が確実に負けます。
しかし、実はこれも難しいところで、同じ腕を持った人が1万円の竿と5万円の竿を使ったとして、勝つのは必ずしも5万円の竿とはなりません。
釣りでは、
「1万円の竿の方がその日の状況(条件)にマッチする」
ということも起こりうるのです。
これを車に置き換えてみれば、、、
吊るしの状態で着けた15万円と30万円のサスキットがあります。
普通に乗っている分には概ね30万円のサスキットが良いように感じるのですが、ある路面状況においては15万円のサスキットが30万円のサスキットを「乗ってて受け取るフィーリングでも、客観的データであるタイムでも」打ち負かしてしまうと・・・・・・・・・・・・・・・
パーツに関しても似ています。
釣具では、、、
「ある釣り方、ある性能」を特化させると必ず犠牲にしなければならない部分が出てきます…ロッドでもラインでも。。。
しかし、その犠牲にしなくてはならない部分を差し引いても「ある性能」を特化させた方が有利になる条件というものが確実に存在します。
車のパーツでも同じですよね??
ある性能を特化させればある性能は犠牲になってしまう。
結局、
「その時の状況、条件に応じた、最善のセットを求める」
…車に関して言えば、自分にはその状況にあわせるだけの経験や知識、スキル、全てが不足していますので、自分が信頼できると思った人に任せます。
完全に他人頼りになってしまっても自分のスキルが上達しないので難しいところですがね。
まぁ、あれですね、、、
色々思うところがあって酔っ払いながらこのブログを書いていますが、結局色々難しいって事ですよ。
Posted at 2007/08/20 23:43:22 | |
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