『ぷしゅーっ ぷしゅーっ』
…ん? 何の音??
それは、、、KYOUの脳内でまるで間欠泉の如く吹き出る脳内麻薬、ノルアドレナリンが発する音。
『ぷしゅっ』
…え? 今度は何の音??
それは、、、ここまで書き終えたところですでにへばってしまったKYOUがその傍らに置かれた缶ビールの栓を開けた音 U(・∀・)
という事でここからはエタノールに中枢神経が侵されて文章にブーストがかかりますのでご注意下さい…
実は最近、ある御方のブログにて超美人さんのキジハタを見てしまってからというもの、すっかり引き篭もっていた釣り欲が沸き上がりつつあったのです。
それで結局本日、いてもたってもいられなくなり、愛しのメバッチに会いに行ってしまいました。
目的地への道中、車内ではすでにルンルン覚醒状態の「年中片思いメバルアングラーKYOU」が鼻歌を奏でています。
「釣~れるっかな?? 愛しのメバッチ♪ 釣~れるっかな?? 逢いたいよ~っ♪ 愛しのメバッチ~♪♪」
さて、本日メバッチとのデートの為に選んだのは我が聖地、ホーム場所の○○。
あえて死亡中のホームへと降り立ったのには、護岸工事の進捗状況とそれによる地形変化を確認する為、という理由があったからなのですが…。
「うっひゃ~、相変わらず色んな重機が立ち並んではりますなー。 取り合えず工事の影響の少なそうな所まで行ってみよっと。」
テクテク
テクテクテク
テクテクテクテク
テクテクテクテクテク
最近一部新調した戦闘服を着込んで夜道をひたすら歩く…
あっ、そうそう、余談ですがKYOUが戦闘服を着込むのにはちゃんと理由がありまして、、、
真っ暗な海岸の独り歩き、人質物色中の北朝鮮工作員に、
「あいつちょっと強そう(ヤバそう)だからやめとこう」
と思わせるという効果があるのです(大嘘)
テクテクテクテクテク
テクテクテクテク
テクテクテク
テクテク
「やっ、やっと重機の魔の手が及んでない玉砂利サーフに辿り着いた…しかし地形変わりすぎだよ…ちょっと横に目を移すとショベちゃんが居るし。。。
まっいいや(嘘)、いつまでも悲しんでても何も始まらないしメバッチング開始じゃ!!」
…しかし釣りが始まるまでの文章長いっすね(汗)
今宵の海はベタ凪、メバッチとのデートにはこの上ない状況。
鏡のような水面にデミゾーも慄く鬼キャストでルアーを打ち込み、沖テトラの切れ目をかすめるようにスローリトリーブ…
『ふっ』
一瞬ラインテンションが抜けた次の瞬間、
『ゴンッ』
乗った!!
一瞬の首振りの後、一気にテトラへ向かって走り出すこの場所のメバッチ特有の行動。
『チリッ…』
いつもよりきつめにしてあったドラグが一瞬滑った後、バットまで曲がっていたエクスプレッション702のテンションが一気に抜けた…
「ば~れた~っ。 25センチ弱かな?? 腹フック1本掛かりか…新品に付け換えたばっかりなのに伸びちゃってるよ、針。。。」
でもメバッチいたんだ…まだこの場所にいてくれたんだ…良かった~、ホントに良かった~(泣)
一気に溢れ出た脳内麻薬で頭がおかしくなりながらも、今シーズンもホーム場所で最初の1匹目をかけられたという安堵感で全身の力が抜けて泣きそうになっていた…
…さぁ、帰ろう。
1匹も釣ってないのにこんなに素直に帰ろうと思えた釣行は久しぶりだった。
帰り道、なおも噴出し続ける脳内麻薬ですっかり速度感覚が鈍っていて…誰もいない8号線、スピードを出し過ぎないように速度計と睨めっこしていると、またもや怪しげな鼻歌を歌っている自分がいた…
「ま~だ居てくれたんだね?? 愛しのメバッチ♪ ありがとね~~♪ 愛しのメバッチ~♪♪」
…と、ここまではおちゃらけた文章だったけれど、、、
あの場所でメバルの反応があって本当に良かった…
工事が終わって、いつしかコンクリートの灰汁(アク)が抜けた頃、、、
それが何年先になるかは分からないけれど…また素敵な根魚達に出逢えますように…
本日のタックル
ロッド:エクスプレッション702
リール:ダイワの2500番
ライン:ファイアーラインクリスタル6ポンド+2号リーダー
ルアー:秘密のジグミノー他
Posted at 2007/11/09 01:37:14 | |
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ソルトルアー | 日記