
エギングに関しては比較的新参者なKYOUですが、しかも秋イカしかやったことがないKYOUですが(富山は親烏賊が釣れない)、、、少ない経験を元に編み出した対秋イカ用戦術を小出しに公開してみようかと思います。
ちなみに自分は秋イカしかやった事の無いにわかエギンガーなので本物の方は華麗にスルーしてくださいね(爆)
昨今のエギングブームが沸き起こる遥か昔から、同級生で親友の(?)デミゾーやその師匠の富山湾のファンタジスタ某K氏に、
「アオリやろうぜ??」
と誘われていたKYOUですが、食わず嫌いで数年前までかたくなに無脊椎動物には手を出しませんでした。
ダイアモンドの様に硬い決意から、
「ヒレの無いやつは釣らない!!」
と決めていたのですが、、、その豆腐のように柔らかい決意は、9月~10月までは釣りものが無いという理由からもろくも崩れ去ったのです。
最初の1年は知識も殆ど無い状態で富山は氷見の某漁港でひたすらサイトで釣って研究しました。
そして1シーズンまじめにサイトで研究してみて、いくつか我流の戦術を得たのです。
そのうちの一つが、
『エギを消す』
これは烏賊がエギを発見して興味を示した後にエギを視界から消してやると、次に烏賊がエギを発見した瞬間堪らずに抱いてしまうという戦術。
当時、調子が良い日は、
「此処で抱く」
と烏賊の気持ちとシンクロする事も多々あり…イカ1年目はなんとかイカ臭い男になれた気がしました(最近はまったくイカ臭く無い)。
イカがエギの後ろに着いていると、なんとなくイカ臭い気がするんですよね。
要は妄想ワールドは自由の国って事です。
『エギを消す』
この戦術はエギに興味を示した烏賊の視界からエギを消してやるというのが最大の肝で、この戦術を編み出した当時はいかにエギの初速を上げてやれるかに非常にこだわってやっていました。
そしてエギを消すことにこだわってたどり着いたのがパキパキに堅いロッドでのスラックジャーク。
エギの初速を可能な限り上げる為に、当時は7フィートクラスの全く曲がらない竿でこれでもかとラインスラッグをだし、ダブルハンドで可能な限りロッドを加速させてラインスラッグを弾くというやり方をしていました。
糸が「ピン」と張るまでにどれだけロッドを加速させられるかが肝です。
しかし、柔らかい竿ではどんなにロッドのしゃくりスピードを上げても糸が張った瞬間ブランクが運動エネルギーを吸収してしまってエギの初速が上がらないという状態に陥ります。
これが堅いロッドであればロッドに与えた運動エネルギーを効率良くエギの初速に反映させたれるというわけです。
そんな事を考えながらやっているうちに、堅い竿でスラッグを思い切り弾くというのが自分のスタンダードなシャクリとなりました。
後に巷ではこれを、
「スラッグジャーク」
と呼んでいる事を知る事になるのですが。
これが人の多い中で釣り勝つ為の術と当時は信じて疑いませんでした…当時はね。
実際、人が並んでいる状況で、秋イカ専用と名の付くペナペナの竿を使うエギンガーに釣り負けるという事はほとんどありませんでした。
柔らかい竿で必死に折角ヒュンヒュンと風切り音を出してもエギがそれに見合った動きをしていない人が如何に多いか…
此処まで、超々偉そうに書きましたが、
超我流対秋烏賊戦術其の壱
「消滅縦一閃」
①烏賊が居ると仮定したラインを左右の点滅ダートで引いてきて烏賊にエギを発見させる。
②ラインスラッグをたっぷりとだしてダブルハンドで力の限りの縦一閃で烏賊の視界からエギを消しましょう。
③後はフォールに集中
④烏賊がいればビヨーン
Posted at 2008/10/05 20:39:44 | |
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エギング | 日記