センター止めシングルワイパー化 その1

GTマシンのようにセンター止めのシングルワイパーにします。
完成系の作動動画はCARTUNEにあげてますので参考にして下さい。
https://cartune.me/notes/A0NhJvKJgd

良くある運転席側のワイパーを外して助手席側を斜めにする仕様では無く真ん中スタート→運転席側→助手席側→真ん中ストップという仕様にします。
このままでは払拭範囲が狭いのでワイパーが干渉しない程度に広げます。

アームの形状的に運転席側のワイパーアームは根元から曲がっていて先端も曲がっていますが助手席側のワイパーアームは先端こそ曲がってはいるものの根元は真っ直ぐなのでこちらを使用します。

写真は完成系です。

まずワイパーアームを外します。

アーム根元のカバーを真上に引っ張ると取れるので14ミリのソケットでナットを緩めてアームを外します。
運転席側と助手席側両方外します。

締め付けトルク22N•m

次にカウルトップを外していきますが、両サイドのカバーを先に外します。
矢印の部分を持ち上げると中に青いクリップが見えるのでそのまま持ち上げてクリップを外してその後は本体をスライドさせると外れます。

カウルトップ本体は赤丸のクリップ3個と青丸クリップ4個で固定されているので外します。

青丸クリップは裏に白いクリップのキャッチみたいなのがあるので矢印の部分をペンチなどで押さえながら中心の黒いクリップを上に押し上げると外れます。

黒いクリップと白いクリップはくっついていて一緒に抜けます。

最後にウォッシャーホースが繋がっているのでこれを引っ張って抜きます。

カウルトップはフロントガラスの下側に差し込んである状態なので全体をエンジンルーム側にスライドさせると外れます。
ボンネットダンパーが邪魔になりますが向きを工夫すれば外せます。

カウルトップを外すと見えるのがワイパーASSYです。
（動かしてみてワイパーASSYの動きや構造を理解する必要があります。）

シングルワイパー化して払拭範囲を広げた場合にワイパーアームがどこかに干渉しないか確認するとAピラーと干渉するのことが分かりました。

写真はワイパーモーターアームのみの加工で一番払拭範囲を広げた場合です。

ワイパーアームを加工しない場合の問題点
①ワイパーアームの取り付け位置がど真ん中ではなく先端付近で運転席側にオフセットされおりストレート形状にならずかっこ悪い。

②写真の通りワイパーの払拭範囲を広げようとするとAピラーに干渉するため運転席側の下の方まで拭き取れず見えない範囲が大きい。

③フロントガラス中央の下側の拭き取れない範囲が大きい。


解決策
①ワイパーアームを短く切断、加工する事でワイパー作動時の半径を小さくしてAピラーとの干渉を極限まで防ぐ。

②ワイパーブレード自体の位置が下側に移動するのでフロントガラス中央下側の拭き取れない範囲が減る。

③加工と同時にオフセットされたアームをストレートにしてGTマシンと同じ形状にする。

ワイパーアームの中で簡単に加工出来るのは写真の赤丸部分しかありませんのでこちらを加工していきます。

その2へ
https://minkara.carview.co.jp/userid/2349356/car/1859486/5093793/note.aspx