フルバケにシートヒーターを取り付け

当方の車両はGTリミテッドなので元々シートヒーターが付いていました。
が、早々にフルバケに交換したため使えていませんでした。

エアコンは冷却水が暖まるまで冷たい風しか出ないので我慢していましたがアマゾンで安いシートヒーターを見つけたので購入しました。
大体後付け商品はスイッチ付きで高いのですがこの商品は本体のみで取説すらありませんので激安でした！

純正シートヒーターは4極カプラーですが端子は3本しか刺さっていません。
純正スイッチにHI、OFF、LOWがあるのでテスターで調べると
OFFの時は3本とも通電無し
HIの時は写真の左上のみ通電有り
LOWの時は写真右上のみ通電有り
でした。
つまり左下はアースです。

ちなみにHIもLOWもテスターでは同じ12Vを示したので純正シートヒーターはカプラーから先に温度変化を起こすからくりがあるのだと思います。

純正カプラーに番号が書いてあるので配線コムで検索して同じカプラーを購入（配線コム楽天市場店）

住友電装090型4極TSシリーズM側コネクタ/4P090K-SMTS-M
https://item.rakuten.co.jp/auc-hi-1000/4p090k-smts-m/

どんな感じに置くか悩みます。

商品名でへ2座席分と書いてありますが助手席にはシートヒーターはありますし大きさ的にも座面と背面を1枚ずつで良いと思います。

座面は3分割で取り外しができるので丸ごと外してシェルの上に敷いて、背面はマジックテープで固定されているので剥がして差し込みました。
両サイドが両面テープのようになっていますがベロクロテープがのおかげで動くことは無いので剥離紙をつけたまま入れました。

しかしこのままでは6点式シートベルトが使えないのでカットしました。
配線もこの穴から出すことにします。


カットに関してですが、このシートヒーターはCASTRADEの物に似ていて同じ炭素繊維なので説明書をネットで見るとカットが出来るようなので注意点はいくつかありましたが写真のようにしました。

配線ですがシートヒーター側はカプラーをカットして配線4本（赤線2本黒線2本）にそれぞれギボシオスを4個取り付けます。全て同じ長さにするとかさばるのでプラスとマイナスで長さを変えました。

純正のカプラー側は2で見た通りでHI、LOWどちらにしても電圧は同じなのでHIとアースの2本のみ使用します。

シートヒーターの配線にカシメたギボシからいい感じの長さになるように0.5aqのダブルコードを用意してカプラーの端子をカシメてカプラーに差し込みます。この時2をよく見て場所を間違えないように注意します。HI側には入れればスイッチをHIで通電してLOWでは通電しません。LOW側には入れれば逆になります。
今回はHI側には入れました。


反対側はギボシダブルをカシメました。

新たにダブルコードを用意して作業しましたが配線の取り回しを真っ直ぐにすればカットしたシートヒーターの配線を使って出来ますが配線の上に座るのがなんとなく嫌なのと、薄着で座った時に違和感が出ると嫌なので迂回するように取り回しました。

ちなみに配線を真っ直ぐにした状態でクッションを戻してジーパンで座ってみましたが違和感は感じませんでした。

配線を繋ぎます。

配線は端を通るようにして6点式の穴へ向かう部分はおしりのクッションと太もものクッションの間に来るようにしました。

6点式の穴の縁は鋭利なので配線をコルゲートチューブに入れて保護しました。


座面クッションの下にシートヒーターを敷いたのでクッション固定用のベロクロテープが隠れてしまいましたがズレることは無いので問題なしです。
気になるならシートヒーターの上にベロクロテープを縫いつけるか粘着タイプのべろ

あとはスイッチをHI側に入れればポカポカです！


純正スイッチHI→ON
純正スイッチオフ→OFF
純正スイッチLOW→OFF

純正スイッチLOWでもランプが点くのが気がかりですがOFFとHIの間でしかスイッチを動かさないので問題無しです！


スイッチのHI側には太線表示がしてありLOW側には細線表示があるのでシールを貼って太線のみにしました！助手席も色合わせでシールを貼りますが太線と細線の両方を印字してます。
助手席にはHIとLOWのシールで運転席はHI側にはONのシールを貼りました！
ついでにレーシーになってGOOD！