夜8時頃、仕事の帰り道にいつものディーラーの前を通り過ぎる際に、外の照明は落ちているけれど事務所には明かりが灯ってるなぁと思って見ていたら、ショールームの中に見慣れないセダンのシルエットと人影が…。
まさか、函館のディーラーにも新型が届いているのか…?これは聞いてみるべきだな!
そう思い速攻でMASAさんに電話。すると
「今まさにアテンザの目の前にいます~」と。なんと、やはり!!
しかもMASAさん、
「これから見に来ませんか~?」って、こんな時間から行っていいんかい!!!
…というわけで見てきました、新型アテンザ。ディーラーにあったのはセダンタイプで、ブルーリフレックスマイカ、別名シナリカラーでした。
とりあえず、写真は撮っていないので拾った画像で。
第一印象は、やっぱり
デカい、その一言です。1840mmというサイズは伊達じゃない!!ボンネットの横幅が広い広い!!
で、次に思ったのが、車高たかっっ!!仕方がないとはいえ、やっぱり拳ひとつ入ります。
ボディラインは最高すね。サイドに走るフロントフェンダーからのライン、ウエストライン、そしてリアフェンダーへのライン、この3本が絶妙に流れています。なんたる造形美…美しいすわ…ホントに。
サイドからリアにかけて驚くのは、リアウインドウの寝方。すごい寝てるんですよ。クーペだろこれってぐらい。写真で見ていたつもりだったけれど、実際に見るとその寝具合にびっくり。やはりクルマは実車を見ないとわかりません。アウディA5スポーツバックみたいな流麗で伸びやかなルーフラインで、ため息が漏れます。なんつー美しいセダンだ…。
展示車は2Lのファブリック仕様。運転席に乗り込んでみると、小さめではあるけれどコブがついたステアリングがなんかいい感じ。ボタン類はそこまで高級な感じはしないけど、そこまで安っぽくないのでまぁ使う分には問題無いでしょう。ただ、センターコンソールからドリンクホルダーの部分はプラっぽいな。ここは化粧パネルで覆われているGHのほうが高級感あり。あと、センターアームレストもスライドせず、小さくなっています。まぁ肘を置く分にはそこまで物足りない感はなかったからいいのかもしれないけれど。
素敵だったのは、サイドブレーキブーツ。最初から付いているとなんか高級感ありますね。すこしだぼっとした感じが個人的にはいいなと思いました。あと、ドアトリム周りもステッチが入っていて高級感あり。
運転席は普通の広さ。車幅から感じられるほど広いわけではないです。GHと大して変わりません。まぁ広さはそんなに必要無いと思うので、これも問題なし。
リアの膝辺りの空間はとても広かったなぁ。頭上空間はそんなに広くはないと思います。でもシートの感じはよかったな。GHのワゴンと同じくらいでした。確かGHスポーツのリアは天井が低かったイメージがあるけど、そういう感じではなかったです。
ボンネットを開けてみると、それはそれは広大なエンジンルームが目の前に。いやー大きいね!
ボンネット裏には遮音材がみっしり。フェンダー付近は謎のゴムカバーが。きっと静粛性を高めるためのものなのでしょう。多分。エンジンカバーはブラック。「SKYACTIV」の文字はシルバー塗装されてました。グリルはごっついね。
さて、ここまでライト類が点灯できない状態だったんです。なのでメーター類の灯火やライトがどんな感じなのかわからなかったんですが、MASAさんをはじめディーラーの方々が「よし、ライトつけてみよう!」と言い出し、展示用?にはずされていたヒューズを差し込むと…おお、どうやらライトが付けられる状態になったっぽい。
で、さっそくフロントライトを点灯してもらいました。ついでにショールームの照明も消してくれました。
するとどうでしょう!!噂のシグネチャーLEDランプが綺麗に点灯し、そしてイカリングも綺麗に発光!ロービームを消してスモール状態にすると、シグネチャーウイングのラインからLEDが横にスパッと点灯し、イカリングが映える映える!!グリル側、イカリング、そしてフェンダー側にもLEDが仕込まれていて、しかも色味がそろって真っ白なのでとてもいい!これはいい!!
すれ違ったらカッコ良くて失禁しそうですよこれは!(笑)もうポジション球が外れなくて涙を流す事もこれでなさそうです(笑)
…あ、フォグはいつもの黄色いハロゲンでした(^^;;;
で、リアに回り込むと、テールランプの丸いランプ部分はパッと見は電球かと思ったけれど、ブレーキを踏んだりすると切れの良い光り方。どうやらLEDのようです。スモール点灯時はツブツブな感じが見えないのでLEDっぽくないけど、まぁ今みたいにLEDテールがあふれている中では、あえてあのツブツブ感を消しているのは個人的には好感が持てました。
ちなみに、内側、トランクリッド側の細いライン部分も光っていました。だけど、ここはウェッジ球っぽい点状の光り方でした。どうせならアクリルかなんかでライン状に光ればよかったのにな。
テールランプの造形自体は、ブラックアウトされている部分がちょっと安っぽい感じがしたけれど、まぁ遠目に見る分にはいいかな、と。
トランクは…どうなんだろう、奥行きはあるけれど、意外と高さが無いような気がしました。
トランクのアームが内張内に収納されるのはいいんだけど、その分横幅もちょっと狭いような気が。でも普通に使う分には問題無いのでしょう。私は仕事柄1m四方の油絵といった絵画作品を積み込むことがあるので、ちょっとこれだと枚数があんまり載らないかな…と思いました。
改めて前に回り、少し下がって斜め前辺りからクルマを眺めると…やべえ、マジでカッコいい!!位置によっては、
リアフェンダーの張り出し具合がすごくグラマラスに見えるポイントがあって、そこから見るとその美しくかつ量感、躍動感あふれるボディラインに魅了されすぎてちょっとやばかったです。写真ではフロントのごつさがどうかと思ったりしていたけど、実車を眺めているとそんなことはどうでもよくなってきます。ボンネットとグリルのラインを指摘する人もいるけれど、言うほど気にならないし、クルマはあくまで立体物。そういう「部分」で見るよりも「全体」を見なきゃね。
このままここで酒飲みながらしばらくクルマ眺めていられるな、ってくらい、良かったですよホントに。
試乗車は、おそらくガソリン2Lモデルとディーゼルモデルが用意されるとのことでした。なんか噂では2Lがとてもいいらしいです。2.5Lはもちろんパワーでは余裕があるけれど、思った以上に2Lが走るとのこと。まぁ私が選ぶとしたらディーゼルモデルでしょうけどね。ディーラーの方は既にテストコースで試乗してきたそうで、ディーゼルモデルはCX-5のそれよりも静粛性が高く、1・2速の吹け具合がとても気持ちよかったと話していました。
ディーラーの方もMASAさんも、こんなに格好いいクルマがマツダから出るなんて!とその盛り上がりを隠せない様子でした。
ちょっとうらやましいですよね、自社で販売するクルマに対してこれだけ盛り上がれるんですから。ぜひ売れるといいなあ。マイナー路線が好きではあるけれど、やっぱり売れて欲しい気もするし、売れる事で派生モデルも期待できるかも…みたいな、ね。
というわけで、新型アテンザの簡単なインプレでした。
なんせディーラー業務が終わった後の個人的な内覧会状態だったので、ゆっくり見せてもらう事が出来てとてもありがたかったです♪写真が撮れなかったのが残念だけど、ま、それは仕方がないですね。
結局1時間くらい見せていただきました。MASAさんありがとうございましたm(_ _)m
そんな感じで相当心躍らされたわけですが、んーやはり物の積み込みを考えると、スポーツの登場を願うしかないのかなと。しかしリアウインドウのスラント具合を見た感じでは見た感じでは簡単にハッチバック化できちゃいそうなんですけどね(笑)ま、そんな簡単ではないのは百も承知ですが。。
スポーツで、ディーゼルで、MTで、本革シートを選べたら、ホントにいっちゃいますのでぜひラインナップしてくださいマツダさん!!よろしくお願いしまーーーすヽ(^0^)ノヽ(^0^)ノ
色も…カナリーイエローも…用意すればいいんじゃないかな…なーんて(笑)
