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メインに使っているデジカメもいつの間にか5年目に突入。　さすがに替え時やなぁというわけで会社前の量販店で望遠が効くものを中心に物色。

型落ち寸前を承知である機種に狙いを絞り、店頭価格から値引きはできないが動作するデジカメがあれば3000円で下取りするというところまで話をまとめ、旧い奴を引きずり出して持っていったのに、買う寸前にその量販店の通販サイトが店頭価格よりどど～んと値下げ。

下取りより通販の方が条件が良く、そちらを適用してもらったので引きずり出してきた奴はそのままお持ち帰り。

その下取りされ損ねた奴がコレ　↓
OLYMPUS CAMEDIA C-1400L

当時主流の4倍面積の2/3インチCCDを採用した普及機初のメガピクセル、3倍ズームと一眼レフスタイルを採用した高性能機・・・・・・・・・
しかし記録メディアは標準4MB（GBじゃないよ）、夕焼けを青空にする強烈なホワイトバランス(調整不可）、書き込み終了まで最長数十秒！


10年落ちのクルマや銀塩なら今でも十分楽しめると思いますが、デジ物の10年落ちは使い物にすらなりません(苦

それで会社の銀塩派／デジ一派から「そんなのありえんでしょ！」と、くそみそに言われながら購入したのがこちら　↓
Panasonic LUMIX DMC-FZ18

35mm換算で広角28mmから500mm、画素数を絞れば800mm相当の望遠まで一台でこなすなかなかの優れもの。

もうすぐ型落ちらしいですが、どうせまた数年使うので気にしません(笑



しかし、これだけ機能を盛り込んで作られた工業製品が3諭吉強。どれだけ投機マネーが流れ込んでいるか知らないけれど、ガソリン満タン3回分なんてどっか価値の評価というものが狂っている気がしませんか？

週末にかけ、出かけた韓国出張。


経費節減で使ったパックツアーのガイドが、かなり力を込めて言った。
「来週から、ねっ、安いレストランで食べちゃいけません！」


仕事先の韓国の人が憤懣やるかたないという調子で言った。
「俺達は骨も内臓も食べるんだよ！」


ホテルに帰ると抗議集会でソウル市庁前広場に集った大勢の人たちそれを取り巻く警官の姿が。













韓国の人たちが何に怒っているかというと、輸入禁止になっていた米国産牛肉の輸入を再開、しかも月齢・部位の制限までなくしてしまうことを政府が決めたことに対してらしい。　おまけに就任したばかりの新大統領がマリー･アントワネットよろしく「米国産牛肉が気に入らなければ、国産牛だけ食べればいいじゃないか」と発言し、「調理されたら韓国産も米国産見分けつかないじゃないか！！！」とさらに火をそそいでしまった・・・・。

テレビのインタービューで「政府は庶民の苦しみを・・・・」とか愚痴を言うのが関の山の日本人にはなかなか想像できない怒りのパワーだ。　でもこれだけ直接的に怒りを表現できれば、後期高齢者医療の問題やガソリンの暫定税率の問題など官僚の不作為・怠慢や政治の茶番を見せつけられないで済んだかも。

しかし我が身を振り返って、とてもそのパワーは出て来ないので、うらやむだけで終わりそう。　で、怒らない(怒れない）日本人がどうしたかというと、輸入再開される前に食ってしまえ！と焼肉を食って終わらせましたとさ、ちゃん、ちゃん。