
初ブログ投稿がモニターの感想という、使用感ゼロのページですが、タイヤを装着して3000キロ走行し、また、来週にはスタットレスタイヤに変更するため、ブログに上げようと思いました。
・装着したタイヤ:「GTラジアルタイヤHPY」(担当者曰く、国産タイヤのハイパフォーマンスタイヤと同じ立ち位置とのこと)
・装着車種:スバルWRXSIT(GVB)
・装着前のタイヤ:ダンロップ「SP SPORT MAX050」
まず初めに、私のアジアンタイヤへのイメージは、高速走行時にふらつく、直進安定性が最悪、ワインディング走行時にタイヤが変な撓み方をして、挙動が乱れて気持ち悪い、ロードノイズが大音量、乗り心地は普通だが、グリップ力が底辺、ただコスパが最強にいい、です。
正直、悪いイメージしかありませんね(笑)
装着から慣らし走行(500キロ)
走りはじめの第一印象、「え、これ本当にアジアンタイヤ?すごく滑らか!」です。乗り心地がかなりいいです。私が以前履いていたダンロップのタイヤは輸入車向けのタイヤで、乗り心地にはかなりの定評があるタイヤなのですが、それに近いレベルでの乗り心地だと感じました。しかし、ロードノイズは少し大きめかと思います。うるさいまではいかないですが、「まぁ、これくらいなら我慢できるかな」レベルです。イメージ的には普段聞いている音楽のボリュームをプラス1上げるイメージです。
500キロから1000キロ
慣らし走行が終わったため、高速走行とワインディング走行をしてみました。
東名高速を100キロでクルージングしてみたのですが、かなり安定した走りだと感じました。高速域でもくしっかりと路面を掴んでいる感じで、やはり滑らかな感じがしました。車線変更に関しても、普通の国産タイヤと同等に素直に変更できました。また、高速域での乗り心地もかなりいい感じであり、アジアンタイヤのイメージが少し変わりました。しかし、ここでもロードノイズは大きい印象で、ボリュームをプラス1.5から2といったイメージとなりますが、まぁあまり気にならない方でしたら、違和感はないと思います。
次に、ワインディング走行ですが、箱根スカイラインからターンパイクと一通り走行してきました。印象としては、かなりグリップ力があります。加速から減速しながらのコーナリング、また加速の動作にしっかりと応答している感じで、結構気持ちよく走れました。しかし1点、これはサスペンションとのチューニングの問題でもあるのですが、コーナリング時のロールが気になりました。荷重をかけて曲がろうとするのですが、サスペンションが先に動いて、ワンテンポ遅れて、タイヤがついてくる印象で、「挙動が乱れる」程ではありませんが、「ロール量が今までよりも多いかな」という感じでした。
1000キロから3000キロ
乗り心地、操縦性共に劣化した印象はなく、気持ちよく走れています。街乗りや高速走行に関しては、国産タイヤとほとんど差はない感じです。ロードノイズも大きくなったりはせず、ボリュームをプラス1程度です。
ウェット性能
これも、かなりいいほうだと思います。街乗りはもちろん高速でも、安心して走行できました。しっかり路面をつかんでいる感じがあります。
サーキット走行(TC1000)
モニター期間中に走行会がありまして、参加してみました。
感想から、「思ったよりも、サーキット走行を楽しめる!」です(笑)
アジアンタイヤでサーキット走行は、あまり考えられなかったのですが、意外と走れました!
イメージとしては、ワインディング走行の感じが強めに出ている状態です。しっかりグリップして走れますが、サスペンションとタイヤの誤差が更に強くでます。ただ、へたり感はあまり感じませんでした。この日のベストタイムが出たのも4ヒート目(48周目)でしたので、耐久性はかなり強いのかな、と感じました。
ただ、タイムを出しに行くタイヤではありません。あくまでも「サーキット走行を楽しめる」タイヤです。
総評
アジアンタイヤへのイメージが変わりました。国産タイヤとの性能もさほど差はなく、むしろコスパがかなりいいので、金額も含めた全体的に見れば、国産と同等以上ではないかとさえ思いました。ロードノイズもかなり気にする人でなければ、問題はないと思います。
GTラジアルのモニターに応募するとき、担当者から「ミシュランタイヤの技術提供を受けて作っているタイヤなので、そんなに違和感は出ないと思います」と言われましたが、まさにその通りでした。むしろ、ミシュランタイヤに雰囲気似ている印象を受けました。
タイヤパターンを撮影した画像は、サーキット走行後のタイヤです。
Posted at 2016/12/14 00:43:38 | |
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