CBR1000RR SC77 SDT18年式を約400キロ乗ってからのインプレです
まず自分は身長175㎝の体重はある方
所有歴としてCB250FからVFR800F、そして現在CBR1000RR
車歴(試乗等)は所有を覗いてCB400SB, CB650F, CBR600RR, VFR800X, Ninja250, Ninja400, Ninja1000, Z900SR, ZX-6R, ZX-10R, スーパースポーツS, パニガーレV4, ディアベル, M821, G310GS, S1000R
CBR1000RRを納車とツーリングで約400キロ程
ハンドルはやや遠めでタンクは絞られてニーグリップしやすい、ステップも少し後方になりますがそんなにキツイモノではないです
このバイクはしやすいですが意識しないと尻を下げて乗れません、サイドのタンクパットで滑り止めが欲しいところですね、良く滑ります
テールランプは大きくないですが視認性は悪くないです、常備灯が下側でU字状になってます、ブレーキ灯は上部ので大きめ、シート下は泥はねが凄いのでカバーが欲しくなるかも
ミラーは見えますが視認性は低め、自分は稼働範囲いっぱいに外側にしてますが自然と見るのではなくて見ようと動かないと見にくいです
体制の変化で見え方がどうしても変わってしまうので難しいですね
メーターは奥に押し込まれて窮屈な印象がありますが跨がってる時はギリギリスクリーンに被らない位置でフル液晶ってのも見易いです
表示情報は基本的にゲージ式のエンジン回転数、デジタル表示で速度、シフトインジケータ、下部の左側にパワー等のコンディションレベル表示、中央にオド・トリップメーターと水温計、その右側に瞬間燃費、平均燃費、トリップA燃料消費量、平均燃費、経過時間、リザーブ燃料モード時に走行可能距離と残燃料量
その上にCBRロゴ、スロットルグリップ開度、バッテリー電圧、日時、ユーザーレター、ブランク表示
因みに自分は燃料消費量とスロットル開度に
モードボタンとセレクトボタンで全て選択できますモードで表示科目の選択、セレクトで選択、セレクトとモードを同時長押しでメカニカルモードになります
ここで細かいセッティングができます、自分のはSTDモードで電子サスもクイックシフターもないのでその辺は触れません
設定も細かいのでなかなかどう触っていいのか
SC77のメーターはセンサーがあるようで車の用に光量に反応してメーターやナビのディスプレイが色が変わったり光量を調整したりできます、最初は自動で白と黒で、設定で自動、白、黒、カーボン、メタルとなります
自分はメタルにしてます
ライディングモードはデフォルトでモード1(サーキット)モード2(峠)モード3(街乗り)ユーザー1、2と任意で設定を出来る2つと
“P”パワー、“T”トラクションコントロール、“EB”エンジンブレーキ、数字が若い方が強め、つまり制御が少なめ
“P”エンジン出力レベル
設定範囲は最高1~最低5
“T”トルクコントロールレベル
設定範囲は10段階0がオフで最小1~最大9
“EB”エンジンブレーキレベル
設定範囲は3段階、最強1~最弱3
これにSPだとSモード(サスペンスモード)となります
とりあえず最初はモード3で大人しく走って見ました
CBRはスロットルの遊びがほとんどなく少し捻るだけでパワーが伝わってきます
ちょっと捻るだけで一気にパワーが伝わって初心だとビックリする
実際1速でも走れるレベル、VFRだったら2速までに近いかも
2速でも充分なレベル、スロットルを開けば開ければグングンとパワーが伝わって限界がわかりません
高回転型でこう言うバイクは低速トルクが薄いとか言われますがそんな感じは一切感じません、VFRだと3000回転以下だとギクシャクしてましたがCBRは恐らく1500回転くらいまで大丈夫、ギアも6速60kも問題なし、VFRだと6速60kは無理でした、ギリギリ5速で60kを下回るとギクシャク
6速60kで1500回転程で走れるので驚きました
ギアのタッチも軽くてスッとギアがカツと入ってくれます
ZX-10Rを試乗した時ギアの感じは硬い印象がありました、Nに入れる時もVFRの時の感覚だと大分硬い、カワサキのギアは硬めでNに入れる時は2速に入れるつもりでギアを上げないといけないと言います
CBRのギアは本当に軽くてしっかり上げないと2速に入らずNに入って空ぶかししてしまってます
クラッチはVFRと比べたら軽いです、タッチも軽くで使い勝手良いです
純正グリップも握りやすくソフトです、結構操縦者の負担を出来るだけ減らす用にしている感じを受けます
走りは素直に答えてくれて扱いやすいです、超絶加速なんてことはないですがスロットルを開けば開く程パワーが伝わってグングン速度が出て来ます
交代で乗ったNinja1000と比べたら出だしは弱いですね、Ninja1000はクラッチを緩めるだけでグイグイと進みだします
ブリッピングにはちょっとクセがあります、スロットルの遊びが無しでパワーがあってちょっと難しいです
クイックシフターを使う前提もあってちょっと違うかもしれませんね
パワーの伝わり方が平均的で低いギアだとちょっと違いますがマイルドな感じで過激な感じはなくスロットルを開けばグングン速度が乗る、6速でも低速からも充分な加速が出来ます
バンク角も深い用で速度を落とさなくてもヒラヒラと曲がっていくので限界がわかりませんね
車体は本当に軽いので自然と曲がってくれます、SS全般そうなんでしょうが思った方向にすぐ反応してくれる、VFR乗ってた時は意識して持って行く感じでした
VFRはちょっと遅れて曲がって来る感じだったのでちょっと速めとか意識して曲がってたんですが、その感覚があるんでちょっとCBRだとぎこちなくなってしまいがち、CBRだとコーナーギリギリからでも間に合うレベルです
風防も良く出来ている用で風は感じますが直接の風をカバーしてくれます、VFRと比べたら前が無いですが風を相殺してくれるので負担をかなり緩和してくれます
エンジン熱はやはりすごいです
走っていたらそこまで気にならないけど止まってたら熱い、地面からの反り熱と言うかじわじわ来ます、街中で信号待ちとか真夏はちょっとキツイですね
この前試乗した同クラスのZX-10Rの方がタッチは硬い感じはありますが乗りやすい感じがします
エンジン出力的には600クラスの方が使い勝手いい印象です、CBR600RRとZX-6Rはリッターと比べてエンジンを回しやすくて安心して使いやすい、そして6Rの方は乗りやすかったと思いますがちょっとピーキーな感じ
パニガーレV4の用にピーキーなバイクではないですがやはり1000もあると恐ろしパワーなんでちゃんと制御して乗らないといけませんね
とにかくCBR1000RRは雑誌やネットでも言われるようにとにかくコンパクトで軽くトータルバランスが良い、確かにそうですね
どのギアでも走りやすくコントロールしやすい、車体も軽く取り回しがいい、ちょっと気を使うけどUターンもそんなに難しくないかも、車体が軽いから余程じゃなければ足ついて立て直しも可能だし降りて回せる、燃料は16Lですが高いギアも使いやすいので燃費貢献も出来る、燃料計はないけど燃料消費計を出すことができるのと燃料リザーブモードで残り走行可能距離など出してもらえるので少し安心出来ます、素直に燃料計があったら助かりますがね、燃費計とかこう言ったのを付けるのに燃料計って取り付けが複雑なのか無くすだけで軽量化に繋がるんでしょうね
乗りやすいですがやはりSSは姿勢がどうしてもキツイ、多分CBR1000RRはまだいい方なんでしょうが今回ツーリングに乗って見て手、手首、腰、尾てい骨といいますか尻の外側、シートに当たる所が痛くなって来ます、2~3時間、半日とか乗るになら問題ないですが1日乗るとかになると結構な疲労感ですね
最初燃料少ないのを気にしましたがこう言うのを考えると妥当ですね
また今回CBR1000RRでリッターSS乗りとなりましたがやはりどう考えてもオーバースペック、VFR800Fとは比べられるレベルでは無かったですね、キツくはなりますがそれを引いてもこの運動性能はかなり楽しいです
今回CBR1000RRは勢いもあって買い換えになりましたが自分もいい歳になるのでいい記念にと思って踏み切りました
なかなかスペック高くて限界のわからないCBR1000RRですが無理しない範囲で楽しんで行こうかと思います
(画像はM君提供です)