幌のポンプを交換しましたが

ポンプを交換するにあたって、ついでに古いポンプの分解も行いました。
といっても、油圧ポンプ部分とと電気モーターとの分離です。
2日前に分解した時には、ポンプ部分が2つに割れオイルがかなり漏れたので、慌ててもとに戻したけど、
今回は捨てても良くなったので、分解しました。

オイルが溜まっている白いタンクを下側にしてモーターを止めているネジを2本外して外せば、ポンプの部品も一緒にモーターと外れます。
そのあとポンプの一部の中に白い円盤が入っているので、逆さまに向ければ外れます。
そのあとでポンプの外側とモーターを少し叩きながら引っ張ると抜けます。
各々にオイルシールがありますが、傷をつけない様にすれば再使用できると思いますが、
モーターとポンプの一部のシール二傷がつけば、モーターを動かすたびに漏れる様な気がします。

上手くいけば、モーターのみ海外の通販で200ユーロでしたので、ポンプアッセンブリーを購入するよりは安く治せそうです。

あとポンプカバー内の水の進入経路も分かりました。
他のオーナーの方はポンプが収まっているところの空間のドレンが詰まってるから水が溜まりポンプカバー内に水が溜まると思ってますが、ポンプカバーのふたの接着部分まで水が溜まっとしたら、走行中にちゃっぽんちゃっぽんと水が溜まってる音がするし、なおかつ急ブレーキを踏んだら室内やトランク内が水浸しになると思います。
屋根からの水の流れは、幌の端から雨水や洗車の水がピラーに方へ流れ、ポンプカバーの上に掛かり、そのままポンプを収める空間へ落ちて、ドレンプラグより車外へ排出されます。
一応密閉のカバーというか容器なのですが、ポンプカバー自体斜めににセットされておりその下側に油圧のホースやら通ってますが、そのホースの隙間から中に進入してるようです。サビも斜め下半分だけ発生してます。

水の進入で一番怪しいのは、リリースバルブのワイヤーです。
他のホースの類はポンプの底から内部に入ってるのに対して、このワイヤーはポンプカバーの側面から中に入ってます。
特に、ワイヤーが収まってる溝には水が入った跡のような白い粉が吹いてました。

海外のサイトにあったのですが、シリコンで密閉してる方がいまして、私も同じことをしました。

あとはポンプが収まるリヤフェンダー内の空間の底にゴミはなかったけど、一応水を入れて溜まるかどうかをチェックしたけどすぐに水は無くなりました。
矢印がドレンの穴
詰まってはないようなので幌の取り付けて作業に掛かりました。

まだ配線とメインフレームのボルト4本のみしか取り付けてませんが、これで運転は出来ます。幌の開閉もできます。
あとは内張りや幌の後ろ側のフレームの固定やリヤのボードの取り付けで完成です。

せっかく8割完成したのですが、
シリコンで密閉したけど使いすぎた時、熱で膨張してどこかにシリコンに隙間ができて水が入ったらどうしようか、と思ってしまい、もう一度外してポンプカバーの底に水抜きの穴を開けようか悩んでます。汗