CREE XP-E 二灯によるフロントウインカーLED化

本日はフロントのウインカーのLED化を。スマートのフロントウインカはリフレクタとフレネルレンズによるプロジェクタ式なので、焦点に光源を集めないと全然駄目な結果になります。LED基板を写真のように縦に積むか、Philips X-treme Ultinonのように横向きで対向させるか少し迷いましたが、輝度ムラを回転対称にしたかったので、こちらに。

CREE XP-E Amberを口金に向けて１灯（口金付近はリフレクタが無いので、口金S7をリフレクタ代りに）、フレネルレンズに向けて１灯の直列接続。貼り合せると放熱面積が半減してしまうので、間隙を空けて配置。ドライバはエルパラPowerLED Driver FY-Q006 300/100mAの300mAの方だけ使い、電流検出抵抗Rsを0.3Ωから0.2Ω（0.22Ωが手元にあれば良かったのですが、0.1Ωしかなかったので2本直列）に変更。XP-E Amberの規格上のmax 500mAを流すことになりますが、ウインカーは持続点灯することはなくデューティ比50%の点滅なので、発熱は250mA（x 2.2V=0.55W）相当。

非点灯時、ノーマル電球入れると馴染みの色ですが、こちらは当然ステルスに。右端はよく見かける量産品（CREE COB Amber）。

下段は白飛びしない露出固定でマニュアル撮影。ノーマル電球に比べて中抜けしているように見えますが、遠方から見ると抜けてません。周辺光量まで含めるとノーマル電球と同等かそれ以上の光度で、消費電力は2.2Vx0.5Ax2/0.85=2.6Wで電球の1/8。右端は消費電力はほぼ同じですが、全ての光源が焦点から外れているので全然駄目。