昨日からの続きです。
車両から外したキャリパをさらに分解します。
ホンダのリアキャリパは、
サイドブレーキが付いているのですが、
今回はピストンの戻りが悪いだけなので、
サイドブレーキの部分はそのままで、
ピストンのシールとブーツ、
キャリパ―サポートピンのブーツの交換のみです。
ピストンの状態を確認。
右側に少しキズがみられましたが、
交換するほどでもない。
ピカールで磨いておく。
サポートピンもついでに磨いておく。
サポートピンを磨くとメッキが取れるので、
ホントは磨かない方がいいかもしれません。
ブレーキリリースのタッチが良くなるので、
私は磨く派です。
シールキットにはグリスが1種類ついていましたが、
私はワコーズ SSG スーパーシリコーングリースを使います。
純正のシールキットでは、
シール用がシリコングリス、ブーツ用がラバーグリス×2で
3種類付属されていたと思います。
OHで難しいのが、
キャリパにブーツをセットして、
ピストンを入れる部分です。
治具を使っていれると思い込んでいましたが、
リア側はピストンにブーツをセットして、
そのままキャリパに入れるやり方でしたね。
フロントはキャリパにブーツをセットして、
治具でブーツを広げて、ピストンを入れます。
ちなみにSPOONのキャリパは、
シールしかないので、楽ですよ♪
組みあがったところ。
あとは、車両に取り付けるだけです。
ホンダのリアキャリパは、形状があまり良くなくて、
エアが抜けにくいので、ひと手間必要なんです。
それは次回ということで(笑)
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Posted at 2021/12/05 18:34:38 | |
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