2018年07月09日
【雑談】空気になった私
土曜日の休日出勤。
仕事で訪れた汐◯の高層ビル。
取り引き先との打ち合わせが済み、41階からエレベーターで地下1階の駐車場に向かっていた時の出来事です。
41階。
中には私一人。
35階。
エレベーターが停まり、20代半ばぐらいの女性が乗り込んできました。
女性は「B1」のボタンがすでに押されていることを一瞥すると、すぐにスマホを取り出して操作を始めました。
(ああ、この人も駐車場に行くんだね)
女性が立った位置は、エレベーターのドアに向かって私の右斜め前。
私はずっと階数表示を眺めていました。
土曜日のせいか、エレベーターはどの階にも止まらず順調に下っていきます。
25階あたり。
女性がスマホの画面を見ながらクスクスと笑い始めました。
(あ、オレの存在を完全に忘れてるか、全く気にしてないんだな)
と思った瞬間、
女性が
ブブッ!…プスんッ!
と、かなり威勢のよい排気音を響かせました。
( ̄◇ ̄;)
さらにその直後、女性がハッとしたように我に返り、急激に固まるのがわかりました。
斜め後ろに私がいることを思い出したようです。
エレベーターはどこにも止まらず下っていきますww
スマホを持つ女性の手の動きはピタリと止まっていますwww
きっと恥ずかしいだろうな
でも生理的現象なんだから、どうか気にしないでほしい
と、心の中で思いながらも、私もどうしたらよいかわかりません。
てか、今考えると何もする必要なんてないのですが…
エレベーターの中には二人だけ。
お互いに気まずい時間が流れます。
私は階数表示のデジタルをジッと見つめていましたが、スマホを持ったままピクリとも動かなくなった女性の後ろ姿がどうしても目の隅に入ってきてしまいます。
聞こえなかったフリなど装えないほどの爆音だったし(しかもアフターファイア付きだし)、かと言って「気にしないで」なんて言ったら余計に気にしちゃうだろうし。
気持ちは痛いほどわかります。
逆の立場だったらオレだって恥ずかしいと思うし。。
よし!
空気になろう。
自分の気配を少しでも消すため、私は無心になることに専念しました。
5階。
ここで転機が訪れました。
二組のカップルが談笑しながら乗り込んできたのです。
空気になっていた私は無意識のうちに止めていた息をそっと吐きながら小さく深呼吸。
女性も少しホッとした様子。
1階。
カップル達が降り、エレベーターは再び二人きりになりました。
そして地下1階。
エレベーターのドアが開くと、女性は照れ笑いのような表情で軽く会釈していきました。
私は意味不明の笑顔でなぜか女性に頷き、わざと女性とは反対方向に歩き、駐車場を4分の3周ぐらい遠回りしてからRSで会社へと戻りました。
以上、高速エレベーターが物凄く遅く感じた1日を振り返る…雑談でした。
ではおやすみなさい。
( ̄Д ̄)ノ💤
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Posted at
2018/07/09 22:58:56
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