2日目は、札幌を9時過ぎに出発しました。
目的地は日高地方の浦河町です。
この日から2日間はレンタカーが足です。
借りたのは日産のマーチ(K13)でした。

少し日本では地味な存在となってしまった車ですが
何故この車にしたのかというと
これまではタイムズでマツダ車を進んで借りてましたが
今は毎日マツダ車に乗るようになったので、違うメーカーのに
乗りたいと考えたのが1つ。
もう1つの理由は後で話します。
札樽道・道央道・日高道と走り、昨年の地震で大きな被害のあった
厚真町を過ぎて、鵡川から国道235号へ。
この国道は日本一好きかもしれません。
坂を何度も上り下りすると、右手に太平洋、左手にサラブレッドの牧場が次々現れます。
そして、JR日高本線の線路が何度も国道とクロスし、ある時は海沿いある時は内陸を走ります。
大変風光明媚な路線と思われます。
思われますというのは、私はこの路線に乗ったことが無く、尚且つ、大変惜しいことに
この路線は2015年1月の高潮で日高町内の鉄橋が流され、現在その大半が不通となっております。
復旧に大変巨額な費用が掛かり、利用者も少なく、地元自治体も復旧を
あきらめているようで、このまま廃線になるのではといわれています。
この日は雨でした。
もう4年以上列車が走っておらずちょっと錆びて雨に濡れた線路
が、かなり寂しく映りました。
馬産地を思わせる看板の数々

新ひだか町のサラブレッド銀座駐車場展望台に入ります。

ここはR235から北東に走る10㎞位の道の始まりにあり
この道の両端には、サラブレッドの牧場が延々連なります。
晴れていると馬たちがのんびり草を食んでますが、この日は雨
外に出ている馬は少なかったです。
再びR235に戻ってひたすら東へ向かいます。
雨は止みません。海沿いを走ると風も強くなってきました。
波も高く内陸育ちで海慣れしてない私には怖く感じます。
14時過ぎ、浦河町内の目的地付近に着きました。
ここにはJRAの日高育成牧場があります。競走馬のトレーニング施設です。

本当に広大でした。
イギリスのニューマーケット競馬場をTVで見て、気が遠くなるほどの広大さに唖然と
しましたが、それを彷彿とさせる広さです。
その周囲を走ってから、とある競走馬の育成牧場に着きました。
ここがこの度の最大の目的地です。
私はこの春にとあるスポーツ紙の懸賞で一口馬主の権利を当てました。
何千万円何億円もする競走馬はよほどの金持ちでないと所有できませんが
(所有に際しては過去の収入額や資産額が問われます)
それを数百分の1に分けて売る馬もいます。
私が権利を得たのは、父ロードカナロア、母アルーリングハート
の間に生まれた牡の1歳馬です。
父は、日本及び香港で最高峰のレースを何回か勝ったことのある馬です。
名前はまだありません。なのでこの場合「アルーリングハートの2018」
というふうに呼ばれます。
関係者の方のご厚意で、初対面を果たすことが出来ました。
ちょっと性格が荒いので、触らない方がいいと言われました。
現在馴致(じゅんち)と言われる人を載せたり走ったりする訓練の真っ最中です。
早ければ2歳となる来年の6月以降デビューをします。
楽しみです。
ちなみに、マーチを借りたもう1つの理由は、一口馬主になるに当たり馬主のクラブに入会したのですが、その会員だと日産レンタカーを最大30%引きで借りられるからでした。
その後は、近くの馬と触れ合える施設で雨の中に佇む馬を見たり



様似町まで足を延ばして、太平洋に浮かぶ岩の写真を撮ったりして、

ホテルに入りました。風雨の強い夜でした。
Posted at 2019/11/05 20:37:55 | |
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