昔から車のカタログが非常に好きでした。
祖父は国内外のメーカーと取引のある鉄鋼メーカーに勤めていたのでよくもらってきてくれました。その他、親父の知り合いのディーラーに勤めている人からも良くもらいました。残念ながらそれらはほとんど残っておりません。
中3の時母親が初めて車を買うことになったり、高1の時、親父がホンダプレリュードからミニバンに乗り換えたりする中で、またカタログを手にする機会が出来
その後は高校生ながら農協のライスセンターという米の集積所で開かれた新車の展示会に潜り込んだり、学生になってからはインターネットから各社のHP経由でカタログを請求したり、ヤフオクで落札したり、神保町の古本屋で購入したり
車を所有するようになってからはディーラーに堂々と貰いに行ったり、購入検討時に入手したりと、溜まっていきました。
先日思い切って整理をしました。
ごちゃ混ぜに本棚に放り込んでいたのをメーカー・車種別にアルファベット順に並び替えました。
冊数は数えませんでしたがやはりトヨタが多く、次いでマツダとスバルのようでした。スズキといすゞは1冊もありませんでした。
で、その中で印象に残ったことを。
まずは今余り見たくないこの文字
このST150/160系コロナは高校時代の英語の先生や親戚の伯父さんが乗っていたことで親しみがあります。先生が乗っていたのは確か前期型の1.8GXか何かで、伯父さんは後期型のセレクトサルーンという特別仕様車でした。

この2.0Lを積んだモデルはあまり見かけませんでした。この80年代後半には
カムリやカローラにもGTというグレードがあり、概して今でも少しカッコ良く見えます。

次いで、昔のカタログで楽しみなのが、この右上のような廉価版グレード
を見ることです。てっちんホイールや、サイドプロテクターが無い、中級以上はドアミラーなのにフェンダーミラーなど、見た目から安っぽさ丸出しなところに魅かれます。
しかしこれまたあまり街中で見る機会は無かったと思います。
察するにこの手のグレード、特に最廉価版は「¥99.8万~」等のような
金額の見た目でお得感を醸し出すための役割だけだったのではないでしょうか。
次に、2000年に登場の120系カローラです。
このモデルには2.2Lのディーゼル車があったのですが、そのスペックを見て驚きました。
最高出力 79PS
最大トルク 15.0㎏-m
いま所有しているアクセラの2.2L ディーゼル車は
最高出力 175PS
最大トルク 42.8kg-m
過給器の有無やOHCとDOHCの差、製造年代の差などはあるにせよ、同じ排気量のエンジンでここまで出力に違いがあるのかと唖然とします。
このカローラに乗ったことが無いので何とも言えませんが、恐らくかなり非力で、燃費も同グレードのガソリン車と比べわずかにいいだけで、燃料コストが安い以外魅力の感じられないモデルだったのではと察します。
Posted at 2020/04/28 21:45:43 | |
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