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2019年09月04日 イイね!

予想を遥かに超える1台

唐突ですが、先週末腰痛を発症し、整形外科で診察の結果、ヘルニアと診断されました。

何とか良くなったものの、NCで通勤をする気力も勇気も無く、かと言って公共交通機関は無くは無いのですが最寄駅から3キロ近くあり、元気だったら歩くのですが、それは出来ないので、出費を覚悟し軽自動車のレンタカーを借りました。

ホントは格安のプランで1週間くらい借りたかったのですが、さすがに前日申込みでは用意できないと言われ、3日くらい借りればいいかと切り替えて、某大手店で借りました。特に車種は選ばず。

で、用意されたのがワゴンR・マイルドハイブリッドだったのですが、これが非常に良かった!

元々軽自動車自体あまり好きでなく、またスズキというメーカー自体にも昨年発覚の完成車検査問題や、身内が乗っていた某モデルが故障がちだったことなどもあり、悪いイメージばかりでした。
しかしこの1台はそういう印象をすべて払拭しそうになるほどでした。

まず加速性能が格段にスゴイ。
NAとは思えぬほどの加速感。これまで乗ってきた軽は60㎞も出そうものなら
エンジンが唸って喧しかったのですが、この車は確かに排気音も大きめになるものの、さほど苦も無くこの速度に達します。
モーターアシストはこのくらいの速度では全く働いていないのですが、それまで感じてきた軽特有の限界感も少なく、実に小気味良いのです。

そして非常に乗り降りがしやすい。
わたくしは身長179㎝あるのですが、全く腰をかがめることなく乗り降りできることに感銘を受けてしまいました。腰痛持ちなので尚更です。
頭上高は、こぶしが1つ半入り(この辺から二本和彦さんが語りをつとめます)、いわゆるハイトワゴン系のようにバカっ高くて広さを持て余したり重心が高すぎて怖さを覚えることも無くて、実に程良い室内空間です。
前席、後席とも上下、左右方向の広さは必要十分です。特に後席の足元空間は秀逸です。その分、荷室は狭いですがまあこれは致し方ありませんね。

いつもの山坂道にも車を持ってまいりました。前をのろい車が走っていて余りすっ飛んで走ることは出来ませんでしたが、少なくとも1名乗車であれば、ここは最大7%くらいの坂ですが、実に苦も無くスイスイ登っていきます。これは大したものですねー。

山を下りて、見通しの良い直線道路を勢いよく走らせてみましたが、100㎞/hにもさほど苦も無く達しました。正直、軽で100kmは普段乗り慣れていない私には心理的に結構なハードルですが、余り恐怖感もありませんでした。

3日間で、市街地が9割、山坂道1割ほどで計130キロほど走ったあたりで満タン給油しましたところ、6Lほどしか入りませんでした。単純計算で21.7km/lという燃費です。カタログ燃費は33.6ですが、そこまでいかずとも20台後半くらいはいきそうな感じです。

今回お借りしましたのは、装備面から松竹梅で竹にあたる中間グレードと推測されますが、この新車価格(セーフティパッケージ装着車)が¥1,273,320です。これを高いか安いかは意見が分かれると思いますが、私はこの中身では安いと感じました。

それでもやはり軽ですから、大型車や高性能車の中に交じって高速道路やバイパスを走るのは時には不安も感じるかもしれません。しかし、そういう道を走る機会の少ない人には、この1台で何の不満も無く、十分お勧めできますし、これ以上に何を望むの?という気になったのも事実です。また仮に、どうしても前述のような道を走らざるを得なくなったとしても、さほど苦痛や不安を強く感じず走れる気がします。

私自身も正直かなり気に入ってしまい、車はもうこれくらいでもいいのではないかとすら思った時もありました(冷静になれば、絶対そうは思えないのですが(笑))
エンジン・モーターどちらからパワーが出ているか、どれだけ貯められているか、そんなことをメーターで見ながら走るのは予想以上に楽しかったです。20㎞/h以下でEVモードに切り替わってモーターだけで走らせるようにするのも面白かった。
高出力高回転でただひたすらすっ飛ばすのとは180度違う楽しみがそこにありました。後続車に迷惑をかけるのはダメだけど、そこに気を遣いつつも激しいアクセル操作が減っていくのがわかります。

もしどうしてもセカンドカー的な、下駄的な一台を選ぶなら、今だったら間違いなくワゴンRハイブリッドにすると思います。
不満や欠点を感じるほど長く乗れてないのは承知ですが、とにかく、軽だからしゃーないと、無理な我慢や妥協をすることがほぼなく、あまり遠くないうちまた乗りたいと思えた1台でした。
Posted at 2019/09/04 21:28:25 | コメント(0) | トラックバック(0) | 日記
2019年09月01日 イイね!

良いところもあったけど、もう「日本車」ではない。

良いところもあったけど、もう「日本車」ではない。乗せる人のほぼ全員からこれはいい車だねって言われるのは嬉しかったです。けど、残念ながらレガシィはこの型(BM/BR)からもう日本市場を相手にしなくなってしまったのだと思います。その結果、北米を中心に爆発的に台数を伸ばし、一企業としてはそれで成功なのかもしれませんが、「見捨てられた」立場としては、寂しく感じます。日本国内でも様々な地域があり、道幅が広かったり比較的家と家の間に余裕があり、雪の多い地域では引き続き頼りになる存在と思いますし、おススメできますが、いずれにしてももう日本ではホンダのアコードやトヨタカムリと同様に脇役的存在(アメ車化?)
東京都三鷹市と群馬県太田市並びにその周辺以外では、もう稀有な存在なのでしょう(笑)

現行のBN/BSは、ターボ車も無くエンジン・トランスミッションは1種類でグレードもシンプル、
かつての看板車種がこんなに存在感が薄くなってしまって、一体スバルは今後日本で何を売りにしていくのでしょうか?
Posted at 2019/09/01 20:39:22 | コメント(0) | BM9(レガシィ) | クルマレビュー
2019年08月04日 イイね!

スバル車を降りて


本日10時、下取り店にレガシィを引き渡しました。手続きは1分も掛からず終わり、早々に店を後にしました。
家を出る時はさすがに、これが最後だなと思いましたが、店から帰る時はさほどの感慨も無く、レンタカーを返すような感覚でした。
まあ、心から欲しくて買った車ではなく購入にあたってはどうしても渋々さ嫌々さがついて回ったので、そうなったと思います。

これでスバル車とは完全に縁が切れました。

大学を卒業して就職するに当たり、通勤車両はスバル車を奨励するという実に日本的慣行極まりない当時の会社の社内規則の一文にのっとり、まだ車も持ってなかったものでちょうどいいと言えばちょうどよかったのですが、中古車屋を当たり、ディーラー系の中古車店で、5年落ちの初代インプレッサのリトナという2ドアクーペの1.5L・FF・5MT(GC1)を親に買ってもらいました。

軽でもよかったのですがとにかくMT車が欲しくて、でもなかなかなく、最後に行った店で買えそうな価格帯であったのはヴィヴィオとこの車だけでした。恐らくそこに並んでいた車の中で2番目に安かったと思います。車両価格36万でした。

この車を買って手放すまでの間はデジカメの類を持っていなかったため、写真はすべて紙しかなく、ここに載せられないのですが、ボディーカラーは赤でした。

100馬力も無いしょぼいスペックでしたが、高校生の頃から三本和彦信者で、「パワーは麻薬」「非力な車をギアを駆使してだましだまし乗るのが面白い」の理念に反しないクルマ選びをしたつもりでした。

初めてのクルマで、それなりに満足していたものの、やはりホントに欲しい車を買いたいとの思いは捨てきれず、FRが欲しいと思い始めたころ、NBをレンタカーで借りてこの世にこんな車があるのかと衝撃を受け、2005年10月にNCのオーナーになるわけですが、どうしても通勤車両の縛りがあることから、平日はGC1・土日はNCという二重生活になりました。

2008年3月の車検切れを機にGC1を手放した後は、父のフォレスター(SG5)を通勤車両とし、2017年1月の父の退職後はレガシィ(BM9)を購入し通勤してましたが、2018年末をもってその会社を退職し、新たな職場では通勤車両の縛りが無いことから、この9月の車検切れを前に手離した次第です。

BM9の車検を継続させるか否かは、余り迷いませんでした。
乗せた人すべてから、この車はいい、広いし力もあるし直進安定性もあるし、とおっしゃっていただきました。それは嬉しかったのですが、重すぎるクラッチと、5ナンバー枠を遥かに超えた車体寸法、取り回しの悪さには、2年半の歳月を費やしても全く慣れることはありませんでした。
やはり、もはや日本を市場とした車ではないのだと思います。

思えば、自分が子供の頃のスバルは、小型車1車種(レオーネ)・軽自動車1車種(レックス)軽貨物車1車種(サンバー)、たったこれっぽっちのラインアップでした。
まさに知る人ぞ知る存在で、一般受けは低く、父も長年太田に住みながらスバル車を購入したことは一度も無く、いすゞとスバルだけは買わないなと言っていたのを聞いたことがあります(その理由は話せば長いのでここでは割愛します)

そこから考えれば、現代でも依然車種数が少な目であることは変わらずとも、
年間生産台数は100万台を超え、隔世の感が否めません。
私がスバル車に携わったこの17年の間だけでも、くしくも、インプレッサ・フォレスター・レガシィとスバルの主力3車種全てに乗ることが出来ました。

近くて遠い存在だったスバルを、自らの純粋な意志からではないにせよある程度体験出来たのは、それはある意味一ドライバーとして、良かったことなのではと、これを書きながらたった今思いました(書くまでは、全然そんなこと考えてもいませんでした、ホントに)

昔では考えられないほど、多くのユーザーに認知され、愛されるようになったスバル。
さして意義のあるように思えなかったサッシュレスドアや軽の4気筒エンジンに固執したり、使用頻度の多さに反比例し何故か装備が軽んぜられることの多い商用車(レオーネバン)に当時としては贅沢な独立懸架システムをおごったり、いい意味悪い意味で、作り手の良心的こだわりを感じられる装置も多かったと思います。その1つにアイサイトもあったと思います。
先進的な装備で、長い歳月をかけて実用化にこぎつけた技術者のたゆまぬ努力に
は頭が下がります。

これ以外にも、CVT(私は非力な車以外にはその意義を認めませんが(笑))・ジャスティ・ドミンゴなど1.3L以下の排気量の小型車、ヴィヴィオビストロのレトロカー的なスタイル等、このメーカーからは商業的成功は別としても他に先駆けて誕生した技術・流行が結構あることに気付かされます。

ご存知のように、2012年をもって軽自動車の自社開発・生産を終了し、得意の4WD・水平対向エンジンを有する小型車に特化する方針に切り替えたわけですが、奇しくも特化する前の方が面白いものが次から次へと飛び出してきたように思えます。
売れないものはもうやらないということなのかもしれませんが、つまらないけど売れるものを作るより、売れないけど面白いものを作り続ける方を応援したいと私は思います。
個性が薄まったという言い方をする人もいるけど、面白いものを世に問う、そんなメーカーであってほしいと思います。
そうでなかったら、この国に8つも乗用車メーカーは要らないと思います。

では、クルマ選びに何の縛りも無くなった今の私が、今後スバルを選ぶことはあるか?
絶対無いとは言えないです。ですが、現時点のラインアップで心から欲しいと思える車は無いです。
とにかくボディサイズを劇的に、5ナンバーサイズにしろとは言わずとも車幅1750mm前後に落としてほしい。例えばインプレッサ、ゴルフやマツダ3がそうだからという理由だけで、車幅1800mmに安直にしないでほしい。
それとやはりトルコンATも有しておいたほうが絶対いいと思う。CVTと両方開発できないのであれば外製化したっていいではないか。
少なくとも300馬力のクルマ(そもそもそれが要るかという問題があるが)に積むべきではないと思う。

この駄文を終わるにあたってもう1つ、蛇足とは承知で最初に触れた前の会社の社内規則にも触れておきたい。
紹介する意味で記しますが、私が辞める数年前から、スバル以外のメーカーで通勤する人からは駐車料金を徴収するという一文が社内規則に加わりました。また、これは明文化されていませんが、人事考課・昇進に関しても、スバル以外の車に乗っている人はスバルに乗っている人より低く評価されるという慣行が行われてます。
その中にいた時は、いやその時ですら、何てくだらないバカらしい規則だと思ってましたが、そこから離れてみて、改めてその異常さに愕然とします。
誰も公の場に訴え出ないから、こんな愚行がまかり通るのだと思います。

自分も訴え出ず嫌々ながらも従っていたから、今従っている人たちを責めることは出来ないししないけど、こういう前近代的愚行が次々と社会的に糾弾され、淘汰されている時代だから、いずれこれらも過去のバカ話として歴史の闇に葬られる日が来るのでしょうか。

いろいろ話が飛びましたがこの辺で。
Posted at 2019/08/04 22:14:17 | コメント(0) | トラックバック(0) | BM9(レガシィ) | 日記
2019年08月03日 イイね!

帰郷?

売却前夜、洗車して、こんな場所へ連れて行ってきました。

ステッカー類も剥がし、車内やトランク内の物もすべて下ろしました。

明日お別れです。

Posted at 2019/08/03 20:56:00 | コメント(0) | トラックバック(0) | BM9(レガシィ) | 日記
2019年07月31日 イイね!

売却

レガシィの売却が近づいてまいりました。
ちょっと思わぬ展開がありましたので記します。

先々週、某有名買取業者に持ち込み、査定を依頼しました。
営業の人間は、ディーラーでよく使われているという、査定をするうえで元となる
書籍を見せてくれたところ、私のクルマ(2010年(平成22)年式の
BM9(5代目レガシィセダン)GT・Sパッケージは平均¥51万、6MT車
だとプラス\9万、もしピンポイントで探している客に売れた場合
¥70万円くらいになりますと言われました。

まあ、相場もわかりませんし、ほぼ10年落ちのクルマですので
まあそこそこいい値段じゃないかと思いました。
2か月くらい前に見た中古車雑誌で2009年式の9万キロ走行の
同型車が¥90万で売られていたのも見てましたし。

これはあっという間に売れると思いますし、この価格も破格ですよと
言ってましたが、1軒だけの話を聞いて判断するのもどうかと思い、比較の意味で
もう1軒くらい行ってみるかと思い、先週日曜にCOWCOWという業者を
訪れました。

物静かで真面目そうな店長が出てきて、査定しますので少々お待ち下さいと言われ、待つこと10分余り、価格が出ましたと言われ、まあ¥70万前後を提示されるのだろうと思ってました。

ところが店長の言う価格は何と、¥120万!

余りに驚き開いた口がふさがらず、そのままでいるのもどうかと我に戻ったので、言葉が出なかったのは、先週行った店での提示額から1ケタ差があり、2倍もの差があるからであることを伝えると、これまた何やら資料を見せます。直近のこの車の査定額で、日を追うごとに目減りはしてくるものの、間違いなく100万以上の額がついてます。

先週行ったのはどこの業者さんですかと言われたので、正直に社名を話すと、ちょっと調べてみましょうかと言われ、その店の中古車販売のサイトを検索しました。
そこには、2009年式で2.4万キロ走行のクルマ(同じく6MT)に約¥180万の額が付けられてました。ちなみに私が2年半前の1月に購入した時は3.9万キロで車体価格¥180万でした。確かに距離も少なく希少車ではありますが、言ってしまえばこんな10年落ちのクルマでどれだけぼったくるのかという話です。

店長さん曰く、うちは薄利多売で、ラジオCMも出せないほどの規模ですがと謙遜されてましたが、誠実さを感じられたので、中古車の査定でマネーゲームをするつもりはなく、契約してきました。

店長氏いわく、私が最初に行った店を始め数々の超有名店は、たとえ相見積で高額を付けても、契約後に修復歴やら傷やらが後から見つかったと難癖をつけ、査定額を目減りさせる「二重査定」をしたり、いろいろ薄汚いことをやっているそうです。

勉強になりました。

下取りをお考えの方、COWCOWさんはおススメです。査定額割増券をもらったのでもしご興味ある方はお声かけください。

また、「ぼったくり」店については店名を明らかにしようかとも思いましたが、ケースバイケースな時もあるかもしれませんし、腹立たしさはありますが今回は伏せておきます。どうしても知りたい方がいらっしゃいましたらこちらも別途お声かけください。





Posted at 2019/07/31 20:37:02 | コメント(1) | トラックバック(0) | BM9(レガシィ) | 日記

プロフィール

「三本和彦さん http://cvw.jp/b/2362714/46299202/
何シテル?   08/06 15:30
roapsterと申します。 星6つでお馴染みの某車メーカーのお膝元で 2005年9月より広島・宇品牧場産名馬の3世代目を乗り回してます。  2019...
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