ミッションオイル漏れ対策とナックル交換②
目的 |
修理・故障・メンテナンス |
作業 |
DIY |
難易度 |
初級 |
作業時間 |
12時間以内 |
1
続きです。
運転席側は部品を全て外すことが出来たので、ナックル交換の準備です。まずは、使いまわす部品の手入れ。写真はブレーキキャリパーが取り付くブラケット。これは、ブレーキダストや泥が固着して、かなり汚い状態ですね・・・。写真に写っているワイヤーブラシで擦りまくると、ダストが結構出てきました・・・。見えないところなので、それなりに綺麗にして完了ですね!
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次は、車側の装着部分の掃除をします。こちらは、メンテナンスしないと固着しそうな結合部分が多々あり、考えたあげくスレットコンパウンドを塗って結合することとします。写真のように、接続部分が茶色になりました。次、いつ外すかは未定ですが、備えあれば憂いなしということで・・・。気持ちの問題ですかね?
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そして組み付けを進めていきました。分解するよりこちらのほうが早く作業が進みますが、ナックルとロアアームの接続は人力では出来ませんでした・・・。ナックルがロアアームの接続部分に入らないので、ショックとナックルを仮止めして写真のようにジャッキで持ち上げると、す~っと入ってくれました! そして、ナットを閉め込めば固定は完了。
ちなみに、ロアアームとナックルを取り外しするときは、スタビライザーも外したほうが作業が楽です。スタビが付いていると、ロアアームが束縛されますので・・・。
そして、組み付けはそつなく進みます。
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ブレーキキャリパーブラケットをナックルに固定して、ブレーキキャリパーも元に戻して、ディスクを付けてブレーキシューを付けてキャリパーを固定、ステアリングラックエンドも固定しました。そして、スタビライザーも元に戻すと、運転席側のナックル交換は完了です!
予定では、2時間掛からず終わるつもりでしたが、結果的には3時間以上掛かってしまいました・・・。目論見通り行かず仕方なしということで、本日メインの作業となる助手席側に移ります。
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助手席側です。運転席側で一度作業をしたので、こちらは素早く出来るかなと・・・? その前に、気になるミッションオイル漏れの状態を確認しなくては・・・。
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下に潜って見てみると、写真のようにミッションケースの下側にオイルの滴が今にも垂れそうな状態で付いていました・・・。ケース側面はオイリーな感じで、全体を見渡すとドライブシャフトの付け根のオイルシールから漏れていると思われます。ここのオイルシール、車体に付いている状態で外すのは大変そうですが、頑張ってみます!
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ということで、まずはショックとナックル、ロアアームとナックル、タイロットエンドとナックルを繋ぐネジを緩め、その後ブレーキキャリパーとブラケットを固定しているネジを外してキャリパーを取って、キャリパーをゴムバンドで宙づり、キャリパーブラケットのネジを外してスタビライザーの固定ネジも外し、ナックルを外す準備は着々と進んで行き、こちらは比較的スムーズに作業が完了しました!
反対側で面倒だったステアリングラックエンドとナックルの固着、こちら側は固着はあったものの比較的楽に固定が解除できました!
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さて、この後はドラシャが刺さる部分のオイルシール交換ですが、ここはシールを外すとミッションオイルが漏れてきますので、先にオイルを抜いてしまいます。今回、ミッションオイルはまだ2000km程度しか使っていないので、再利用するつもりです。ということで、オイルのドレン付近を綺麗にして、写真のようなジョッキでオイルを受け取りました。ドラシャのオイルシールはオイルを注ぐ穴と抜くドレンの中間より上側にあるので、全体オイル量が3リッターなので大体2リッター位を抜けば大丈夫と考え、その程度で抜き取りを終えました。抜いたオイル、思ったよりも汚れていますね・・・。ドレンの磁石には、細かい鉄粉が結構付着していたので、LSDの初期摩耗などあったのかなと・・・? ただ、LSDの利きはすごくてコーナリング中にアクセル踏むとインに巻き込んでトラクションは最高です!
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