ステアリングラックのオーバーホール①
目的 |
修理・故障・メンテナンス |
作業 |
DIY |
難易度 |
中級 |
作業時間 |
12時間以内 |
1
ちょっと前に、ステアリングラック付近の油漏れ対策でパワステホースを交換しましたが、まだ収まっていない感じです・・・。ホースの湿っぽさは治ったものの、ステアリングラックのハンドルと繋がる側の湿っぽさが治らないです・・・。そういえば、と思って運転席側を覗いてみると、ハンドルと繋がるところが湿っぽかった・・・。犯人はここでした! ということは、ステアリングラックをオーバーホールする必要があるということですね・・・。ちょっと面倒なにおいがしてきました。
2
ちょっと悩み、考えてみました。みんからの整備手帳も見まくってみましたが、ステアリングラックをオーバーホールした記事が見つからない・・・。また、ここを作業するには狭い駐車場で壁に寄せて駐車している車を、車以外に4台停めている自転車を外に出して真ん中に動かし作業しますが、1日で作業を終わらせないと車が駐車場に鎮座して自転車を保管できなくなってしまう・・・。始めての作業で手引きも見つからず、整備書を見ても良く解らない作業が多々あり、リスク回避のため写真の中古ラックを購入しました。オークションで3500円+送料で落札。これで、車体側の作業はラック交換だけにできるかな?
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では、オークションで落札したラックをオーバーホールすることとします。まずは、タイロットエンドの分解。まずCRC5-56をナットに塗布して一服、モンキーを2個使ってナットを緩めますが、相変わらずここのネジは硬くて大変です。タイロットエンド側は地面に置いて足で押さえて、ナット側をこん身の力で回しました。何とか分解完了です。
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続いて、タイロットをステアリングラックから分解します。まずは、ブーツを取り外します。タイロット側の細いところがちょっと外しずらいですが、CRC5-56で滑りを良くして外すことができました。そして、タイロットのゆるみ止めのために付いていると思われる、写真に写っているロックナットを起こします。写真のように、マイナスドライバーを使ってハンマーで叩きます。上手くドライバー先端が引っ掛かると簡単に起きてくれました。片側2か所(写真に写っている側と180度反対側)、運転席側と助手席側の両方で4か所起こして完了です!
5
続いて、タイロットをステアリングラックから外します。ここも、ステアリングラックの軸に無理な力が加わらないように、モンキー2個を使って緩めますが、タイロットエンドと同じく硬いです・・・。色々な角度で試してみて、何とか外すことが出来ました!
とりあえず、ここまでは順調です!
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とりあえず、写真のところまで分解は完了です!
この後は、本題のラック内部の分解となりますが、解り辛い整備書を見ながら手探りでの作業となりそうです・・・。
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まずは、ステアリングと繋がるハウジング部分とラック本体を繋いでいる、金属のホースを外します。2本のホースが繋がっていますので、ナット4個を緩めてホース分解は完了です!
このホース、ラックが車体に付いている状態だと外すことが難しい感じで、この機会に根本に付いているOリングを新品交換して安心感を得たいと思っています。
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続いて、ラックの裏側に付いている大きいアジャストスクリュー(六角穴の明いているスクリュープラグ)の廻り止めをしているロックナットを外します。これ、2面巾が36mmと大きく、手持ちで使える工具がパイプレンチしかありません・・・。ちょっと作業がし辛いですが、この工具で緩めることができました! 緩めるとき、六角穴を押さえないと緩まないかと思いましたが、問題なく緩めることができました。
あと、手持ちにもう少し大きめのモンキーがあれば作業性が良さそうですが、それほど使う機会もないので締め付け時もこれで行きます。
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