
以前からエンジンオイル交換時期の適正化を検討しており、先日6か月と5,000Kmを走破したオイルの状態を確認しました。
その後にオイル添加剤を注入しました。
その結果を踏まえ、総合的に判断した最適なオイル交換時期についての検討結果
を以下に記します。
(実はそんな大げさな話ではなく節約術の一環なのですが(;^ω^))
これが6か月と5,000Kmを走破したオイルの状態です。
詳しくは整備手帳に譲りますが、色味だけでは劣化度合いが判断できないという結果を得ました。
また触って感じる、粘度の触診においても判断できませんでした。
運転している時のフィーリングは、エンジン音で若干のざらつきを感じていました。長距離走行した翌日にエンジン音が乾いた音に聞こえることが以前から有り、それが悪いことなのかはさておき、似たような感触を覚えていました。
やはり何らかの劣化は明らかに有るようで、その劣化度合いを判断するためにはオイルの性能を回復すれば明らかになるだろうと思い、オイルの性能復活剤を注入して注入前後の比較を試みました。
注入したのはこちら。
ワコーズのルブチャージ、エンジンオイル性能復活剤です。
ダイラタント流体の効果を狙った製品で、その学術的な効果は以下に。
http://www.stat.phys.kyushu-u.ac.jp/~nakanisi/Physics/Dilatancy/
かいつまんで書くと、縦方向に動くピストンの動きに反して横方向のシリンダー壁への潤滑性能を保つ能力
(なのだろう)と思います。
さて、このような添加材注入の結果ですが・・・、
はっきりとした効果を感じられませんでした(*_*;
ざらつきを感じていたエンジン音に少しだけしっとりしたような感触を覚えはしましたが、動力性能や燃費などの明らかな改善は確認できていません。
効果を感じられないということはオイルの性能がさほど劣化していないと言い換えられるでしょう。
なので、オイル交換は5,000Kmでは不要と判断します。
しかし、この結果は自分の走行環境におけることです。
一回の走行距離やゴー・ストップの煩雑さなど使用環境で様々に変化すると思います。
そして最終的に自分のオイル交換時期を見極めるためには、今後も定期的なオイル状態の確認が不可欠なのだと考えらせられた、今回の考察結果です。
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Posted at
2016/06/20 19:30:33