
前回、308について良いところを書き連ねてみましたが、気になるところも幾つかあります。
1.内装
試乗車に乗って、契約して、納車されてから馴染む前までは気にならなかったのですが、一旦馴染んでしまうと、プラスチック部品の使い方が本当に見切りをつけているという感じです。
パッと見、シボのはっきりしたセンターコンソール辺りの造形に高級感が窺えますが、ドアハンドルや空調噴き出し口等のこってりしたプラ感には、なぜこれほどまでの格差を付けねばならなかったのかと疑問を感じます。
一番ビックリしたのがメーターパネル付近で、シボの有り無しがはっきりと確認でき、その境界線には成形する金型のプレスラインが走っていたことでした。う~む、このプラ成形への金の掛け方への見極めの凄さ(雑さ?)は、どのような判断基準でもたらされたのでしょうか。もちろん実用的には問題が無く、メーターへの写りこみを防ぐためのことなのかと好意的には捉えることはできます。ちなみに、自分はここに100均の滑り止めシートを敷いて、携帯を置いて、気持ちだけの目隠しをしております。
写真のペダル類も、アクセルペダルはまんまプラです。ブレーキにはかろうじてゴムカバーが付いていますが・・。(フットレストのカバーは後付です)
2.小物入れ
相変わらず少ないです。グローブボックスは車検入れも入らない狭せです。車幅の割にはドアポケットも薄くなっております。
シフトノブ後方にシャッターの付いた小物入れが有り、更にその後方のアームレスト下にも小物入れがありますが、前者は回転収納式という変に凝ったドリンクホルダーがあるために収納量を制限される羽目になっています。アームレスト下の小物入れはそこそこの収納量が期待できたのですが、オプションのETCユニットが、ど~んと装着されてほぼ使えない状態に・・(汗)。ディーラーの方は、プジョー車の標準装備位置とのたまっておりました。これは、なんとかせなばならんと真剣に思っております。
一方、後席にあるセンターアームレストにはドリンクホルダーが装備されています。
ここらの割きりも、よく分からない基準があるのでしょうか・・・(悩)。
3.後方視界
縦幅の狭いリアガラスのサイズから容易に想像できるほど、後方視界は制限されます。そのためにリアビューモニターが標準装備されたのかと勘ぐるほどです。
なので初めに行ったはモデファイは、センターのヘッドレストを外すことでした(笑)。我が家は4人家族で、いざと言う時のために荷室に納めてはいますが。
フロントもサイドのガラスも縦幅が狭いです。そのため囲まれ感は有りますが、この寒い時期は車内が暖まりにくいような気がします。逆に夏場は涼しいのかもと期待はありますが。
4.空調
相変わらず、微妙な効き具合です。車内を均一に調整できない、特にこの時期なので足元の寒さが気になります。それほど自分は寒がりではありませんが、オートからマニュアルに切り替えても改善されないので、吹き出し口の形状やサイズに問題があるのかなと悩んでおります。
と、色々文句を書きもしましたが、気に入っているからこその小言と聞き流して頂ければ幸いです。
他にも良いところ、足回りとか。
よく分からないところ、ハンドリングとか。
微妙なところ、タッチスクリーンとか。
色々ありますので、追々書かせて頂きます。
今回も、自分勝手な戯言にお付き合い頂きまして、ありがとうございました。
Posted at 2015/01/16 21:50:49 | |
トラックバック(0) |
インプレッション | クルマ