
始めて見た時は「ゴルフ」、いや「BMW」、え~と「アウディ」?・・・。(比較対象とした愛車の持ち主の方申し訳ありません)
このような、微妙な、いや複雑な心境を抱いたボディラインですが、見慣れると「プジョー」そのものにしか見えないという絶妙なデザインですな。(自己満足、満点)

この、流し目な的なヘッドライトとボンネットの直線基調にドイツ車の趣きがあるのでしょうね。

しかし、斜め上から見ると、プジョーらしさを感じます。
グリルはやや大きいのですが、306の雰囲気を感じてしまいます。

のっぺりと感じがちなボンネットにも、しっかりとプレスラインが入っています。
しかも両端がきりっと持ち上がっているので、端正な雰囲気を感じます。

サイドにも、同様にはっきりとしたプレスラインが走っています。

後ろ下方から見ると2段に盛り上がった形状で、鏡餅みたい。
そうすると、ドルフィンアンテナは、みかんでしょうか(笑)
よ~く見るとキャラクターラインはしっかりしているのに、全体像がぼんやりとしているのが、不思議な持ち味となっているボディデザインです。
自分の、一番の不満はグリル形状です。
車の顔としての見せ場となる場所が、306でもなく307でもない微妙なサイズとなっていて、どこを狙っているのかが感じられないところが全体の印象をぼやけさせていると感じています。先祖帰りを狙ってボディサイズを小さくしたのならば、分かり易さをデザインにも感じさせねばならんでしょうと、思うところが有ります。
しかし、それは中庸を行くという、プジョーの企業ポリシーなのかもなぁ。
それも、否定できなかったりして(^_^;)
Posted at 2015/01/21 23:09:14 | |
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