
今回は第5話から7話までを紹介します。
※画像をネットから拝借しています。
第5話『翼よあれがパリの灯だ』
登場車はシトロエン2CV。
主人公が、4話で登場したBMW2000CSと2台持ちしています(^.^)

太平洋横断飛行をしたリンドバーグの名セリフをタイトル名にし、シトロエン創立者アンドレの広告戦略や冒険心と主人公の雪の日の出来事を重ねていますし、本編に登場する女の子もアンドレと共通点が有ります。
ちょっぴり切ないお話です。
第6話『ビッグ・キャットはしなやかに』
今回はジャガー(本文はジャグヮー、ジャギュアと書かれることも有る)XJ6。

本編に登場するのは、この初期型らしいです。
英国ビッグサルーンは見目麗しく優雅な佇まいを備えておりますな。
しかし飛ばせばドライバーの意思にしっかり答える性能を持っており、ショーファードリブンではなくドライバーズカーであります。
今回の女の子は、詳しくは書けませんが、ある意味「ビッグキャット」な一面を持つ人です。
車も女性も乗ってみないと分からないと言うことですかね(^_^;)
第7話『怪物グロッサーの孫娘』
今回の車はMB300SEL6.3。モンスターマシーンです。

280S/SEの標準3.5ℓエンジンボディに6.5ℓをぶち込んだという代物。
ボディ、シャシーにそれほどの余裕が有るからできることなのでしょう。
で、今回も謎の女の子が出てきて、こんな車も紹介されます。

グロッサー・メルセデス。
ヒトラーが愛し皇室でも使用されたという、物凄く重苦しい、いや重厚ながら恐ろしいまでの力を秘めた車と言ってよいでしょう。
これほどまでの車になると、魅力と言うか魔力を持ちますよね、っと言った感じの物語でした。
今回の紹介では2馬力から250馬力と幅の有る車が登場しました。
著者の五木寛之氏は旧いMBに御執心のようで、グロッサーや300SELが登場する小説が他にも有るようです。
もう少しは梅雨空が続きそうなので、それらも本を探してみようかと思っています。
Posted at 2015/07/11 22:45:16 | |
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