手前勝手で、お恥ずかしい話なので、意にそぐわないと思われましたら読み飛ばしてください。
7月に一般道の制限速度を40Km/hをオーバーしてオービスに捕捉され、免停処分になり、本日出頭命令を受けて安全講習を受講しました。
講習を受けることで30日の免停が1日に短縮できますが、講習代として12600円を払いました。
交通規則を守らなかった自分が悪いのですが、納得のいかないことが多々あったので、以下にその顛末を記します。恨み節が入っているので若干長いです。
私の愛車プジョー308が属するCセグのベンチマークとして必ず引き合いに出される“例の車”の存在が気になり、雑誌等の車評ではなく自分の感覚で確かめようと試乗を思い立ちました。
自宅から利便性の良い某ディーラーに赴いたところ、5〜6階建てくらいの立派な建物(上層階が整備工場と駐車場)にパリッとしたスーツでお出迎えのセールスマンにビビりました。私の行きつけのプジョー・ディーラーのセールス氏は上着がポロシャツですからね(^_^;)
そこで試乗したいと言ったところ、見るからに新しいプジョーか私のみすぼらしい外観からか冷やかしと判断された(正解です!)みたいで、入社直後みたいな頼りなさそうな若手のセールスマンをあてがわれました。
そして試乗前の受け答えを済まし、近辺の道は詳しくないから案内してと伝えて、運命の国道43号線に入りました。
この国道は片側3車線の幅広い車道で、中央分離帯に側道には緑地さえ要する立派な一級国道なのに、特殊な生い立ちを持つ道で、車の性能も格段に向上した現在の環境と照らし合わせるといびつさ感じることを、私は身を持って知ることになりました。
http://wiki.chakuriki.net/index.php/%E5%9B%BD%E9%81%9343%E5%8F%B7
要約すると、交通公害を抑制するために規制速度下げたが、今では取締りの拠点として警察の懐を潤すための場所になっているということです。実際に、違反の確認のために赴いた兵庫県警の警察官に「この道の実情を知らない他府県の人が多く捕まる」と笑われましたから。
そしてこの道を試乗コースに選んで、自分は近隣の事情を知らないと告げたにも拘らずに、なんら注意を与えなかったセールスマン。
後日、同じ道を走った時に制限速度の表示はしっかりと見えて自分の注意不足を覚えましたが、5Kmと離れていない馴染のプジョーさんではこの道は試乗コースとなっていなかったので、“おもてなし”の考え方が根本的にちがうのだと思いました。慣れない車を運転する時には注意力が低下しますし、真逆に興味が勝って動力性能を確かめたくもなります。そこらの、運転者の心の動きを抑制するような気の使い方ができないのかなぁ、と。
例のCM、「ご機嫌ワーゲン」を見るたびに“不機嫌”になる自分です。
結局のところは自己責任なので私が悪いのですが、腑に落ちないことが多々あって日記にて書かせて頂きました。
そして本日の免停は行政処分であり、刑事処分である罰則金を別に払わなければなりません。
そこにも納得がいかなくて、普通であれば罪状を認め略式裁判で決着を付けるのですが、私は罪状を否認し再来週末に検察局に出向き検察官に異議申し立てを行います。
まちがいなく裁判では負けるとは思うのですが、納得できないことことに異議を唱えることで、微力ながらもいびつな環境が改善されれば良いと思います。
Posted at 2015/09/03 22:01:21 | |
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