
今日は愛車308の不具合(クレーム絡みなので決着が付いてから報告します)のためディーラーまで。
しばし入院となるため代車を借りました。
代車の候補が
ヴィッツ、
206、と
3008。206は以前に乗ったことがあったので、迷わず3008を選びました(^.^)
グレードは前期型(?)アリュールです。
せっかくなので、今日30㎞走行してのインプレッションを書いてみます。
全て308との比較なので、悪しからずご了承ください。
308に並んで停められた3008を眺めると、全高は全くちがいます(+20㎝)が全長(+10㎝)と幅(+3㎝)の大きさはそう変わらないように見えます。
しかし、乗ってみると室内は遥かに広々と感じます。意外なことにホイールベースは308の方が5㎜長かったりするんですけどね。
荷室。めっちゃ広いです。

上下二分割するリアゲートや高さが変えられる床板が便利そうですね。
懐中電灯が左側に装備されていました。
フロントとリアシートの隙間が広いっす。余裕で足が組めそうです。

後席用エアコン吹き出し口も付いてます。
かなり快適そう。
運転席周り。ドリンクホルダーが2個有ります(^.^)
はてな?の、アームレスト下収納。

運転席側に上蓋が開きます(^_^;)
容量はかなり多いのですが、単なる空洞のために小物を入れると行方不明になりそうです。
その他、そこかしこに小物入れはありますが、帯に短し襷に長し、ちょうどいいサイズが意外と無くて、普段からよく使う携帯を置く場所を見つけられませんでした。
ここいらにプジョージャポンさんのリサーチ不足を感じます。中途半端に大きかったり小さかったりの“窪み”を設けるのならば無くした方が潔いと思いました。
などとぼやきつつ、走り出します。
ハンドルが重い(汗)、足回りの当りが固い、シートは座面が小さくて堅くホールド性に劣る。308に甘やかせれていたのか、走り初めはあまり良い印象を受けませんでした。
308のパワステが軽すぎるのか、いや3008のタイヤが太すぎるのでは?。308は205/55 R16で3008は225/50 R17でした。
路面の轍にすくわれるような感じもあったので、ひょっとしてと思いタイヤの空気圧を測ってみたら指定より0.1~2程度高い空気圧だったので、指定の空気圧に調整するとハンドルをすくわれる感じは無くなりました。タイヤの銘柄はミシュラン・プライマシーでサイドウォールの剛性が高いためか素直な反応を示すようです。
しかし、こつこつとした路面の荒れをストレートに伝える振動は変わりません。不快な衝撃ではありませんが、“猫足”の柔軟さとは程遠いと思わざるを得ません。またシート表皮の張りが強いためか、やんわりと受け止めてもらえないために短時間のドライブでもお尻が少々痛くなったりもしました。
しかし、重心が高くトレッドが30㎜程狭い規格(旧プラットフォーム故?)なので足回りを固めているのでしょう。
しかし、いや、だからなのか、コーナーの旋回能力に不安を感じませんでした。法定速度ちょい上で緩やかなコーナーに入っても上屋の不安定さは感じられず、それは、そもそもの開発思想が“走る曲がる”に特化してるからなのでしょうね。
そう言えばブレーキペダルの剛性は申し分なしでしたが、ブレーキ鳴きは酷かったです。これも効果と相反することなのでしょうかね。
1.6ℓターボ+6速ATの動力性能は申し分ありません。ちょっと勢いが足りないと感じる加速力は200Kgの重量差なのでしょう。
しかもダウンサイズしたエンジンをターボの力で補おうとする、下支えの無さは感じません。排気量(ピストンの運動量)の差に、腰が入った強さを感じました。
ATのギア比は同じですが、するすると上のギアにアップして60km程度で5速に入ります。ならば燃費も良いだろうと10㎞程度走る(途中で全開区間有り)と12.3Km/ℓの高燃費。なかなかに賢いシフトプログラムだと思いました。
プジョーのミニバンに初めて乗りましたが、日本車とは明らかにちがう開発思想、細かい使い勝手は
適当ですが、走る曲がるにこだわっていることを実感しました。
前車207SWにも付いていたパノラミック・ガラス・ルーフにも心惹かれるものが有ります。
まずは車の基本性能を確保して必要な機能を求めると言う選択肢で選ぶと、子育て期間の方々に積極的にお勧めできる車だと思いました。
Posted at 2016/03/21 20:20:05 | |
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