
先代デミオには短時間ですが試乗したことが有り、そのボディ剛性の高さに驚いたことがあります。
そんなことも有って、以下の記事を読んだところ更にマツダの本気が伝わりました。
http://www.webcg.net/articles/-/34274
車の楽しさは、乗ってなんぼ。走って、曲がって、止まる、が、しっかりしている事なのは明らかでしょう。
今の車には快適装備にアクティブセイフティ装備と盛り沢山。
便利で安全なのは確かですが、過剰と思える装備であり、重量増加になっていることはまちがいありません。
エアコンはオートでなくてもマニュアルで事足ります。昨今、標準装備に成りつつある自動ブレーキも、個人的な意見ですが過剰な装備だと思います(車を運転するからには前方注意は必須で、この機能を使うのは一生に一度有るか無いかくらいで、これを便利という奴はよっぽど危ない運転してるんじゃないのと、暴言吐きます)。
これらを省くことで車体は軽くなり、動力性能が高まり、自分の意のままに駆ることができる車になるのだと思います。結果、燃費も良くなるのでエコにも貢献できるでしょうね。
思い返すと(ちょっと遠い目)、自分が初めて買った愛車にはエアコンはおろかパワーウィンドウさえも装備されていませんでした。今の目からすると安上がりな車に見えるでしょうが、かえって、走る・曲がる・止まるの基本性能はしっかりしていたように思えます。
リンク先の記事に有る『例えば「スターレット」やAE86という型式名で知られた「レビン/トレノ」、あるいは2/3代目「シビック」など、量産ベーシックカーを土台にほんの少し辛みをきかせた手ごろな価格のスポーティーモデル』を期待してしまうのですね。
それは、余分な装備は省き車の基本能力を残すという、記事に書かれている“引き算”の按配が絶妙なのでしょう。
搭乗者さも含めた誰もが我慢を強いられることなく、スポーティな走りを楽しめる車を造ろうとしたのかは、結果論ですが、目標を達成しているように思えました。
車を運転する、それも楽しく(これは個々でブレるが)を、きちんと理解して車好き(これも個々でブレる)のための車造りに表しているのがマツダなのでしょうと思ってしまうのでした。
ちなみに、このエンジンはハイオク指定だそうです。
この先の、ユーロ圏への輸出を狙っているのかなぁ。
Posted at 2016/03/29 20:33:07 | |
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