先日の、スピード違反を警察で認否したことで、昨日検察に出頭しました。
恥の上塗りかもしれませんが、その際にタイトルのことを改めて実感したので記します。
警察は犯罪を走査し、容疑者を捕まえるのが仕事です。
検察は警察の捜査内容を確認し、容疑者を立件するのが仕事です。
分かっていたようで分かっていなかったことを、我が身で体験してしっかりと理解できました。
今回の自動車運転速度超過の場合、警察はオービスという速度違反自動取締機の測定結果を示して、さぁオービスに速度違反現場を撮影されたから違反を認めなさいと、容疑者の段階なのに否定する権利を与えずに罪を認めさせようとします。
一方検察は、現場の状況写真やオービスの点検に整備履歴などの事実を丹念に調べ、客観的に道路交通法に違反していることの事実を証拠として提示し、裁判に応じるかと聞いてきます。
検察官の方が丁寧で、法律に従い容疑者の権利を認めて動いていると感じました。
しかも、試乗車に乗って浮かれていた自分の情状も酌量するような言葉も掛けてもらい、43号線はいびつな現状ではあるが道路交通法に検察は順守することしか出来ないような話もしたので、自分としては納得するしかありませんでした。
同乗していたセールス氏の責任も尋ねたのですが、運転者が今からスピードを出すと言って止めなかったら何らかの責任は問われるが今回のケースでは当てはまらないと言われました。こちらもごもっともですね。
初めから、警察でこのような丁寧な説明があれば納得してたんですけどね。
小日向文世さんみたいな風貌の、やんわりとした中に知性を感じさせる検事さんの喋りにも納得感がありました。
ちなみに事務次官は髭男爵の山田ルイ53世みたいでした。
一方で、警察の捜査にはずさんなことも有るようで、移動式のオービスでは設置に不備があったり追尾式取締りでは状況証拠が揃っていないと認められた場合は、不起訴になることも有るそうです。
なので皆様も、何かおかしい納得いかないと感じられたら、警察では認否して検察に捜査を頼んでもよいかもしれません。
自分にとって貴重な体験をしたなぁと思えたので、無駄な出来事にならなくてよかったです。
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プジョー 308 (ハッチバック) 308ライフを満喫しております。 お気軽にお声掛けくださませ (^。^) |
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