
208から始まったプジョーのi-COCKPITですが、新型3008で更に進化するようです。
その進化を要約すると『小径ステアリングホイール、ヘッドアップインスツルメントパネル、大型タッチスクリーンで構成される、機能的でかつ情緒的なレイアウトを特徴とする』ということになります。
“小径ステアリングホイール”は、下側のみならず上側もフラットに。
“ヘッドアップインスツルメントパネル”は、アナログメーター類を全て電子化すると。
“大型タッチスクリーン”は、タッチパネルの反応を向上させることでラジオやエアコンといったアメニティ装備の、より直感的かつ快適な操作を実現した・・・、
・・・らしいです。
http://carview.yahoo.co.jp/news/newmodel/20160524-10245004-carview/?mode=full
(画像は全てネットから拝借しております)
今回の進化で“おやっ”と思ったのがトグルスイッチです。

物理的スイッチを極力排除した308を反省したかのように思えますが、トグルスイッチではエアコンの温度設定操作はできないので、反省は無く、あくまでデザイン優先のように窺えます。これは、右端がハザードスイッチと思われるのですが、色のみで識別性を持たせているところに顕著に表れていると思いますね。
シフトレバー当りにもスイッチ類が有りそうですが、実際はどうなのでしょうか。
続いては『ヘッドアップインスツルメントパネル』。

メーター類が全て電子化に。
そして表示形式には選択肢が有るようです。
真正面に道筋が示されるのでナビは見易い? 長方形の画面にどこまでの情報を入れられるかがカギになりそうです。
308のスポーツモードに見られるようなブースト圧や加速度表示と言ったギミックめいた物も装備されるのか?、タコメーターの動きも人為的に操作できるので
ポルシェみたいな素早い回転落ちを見せることも可能になるで、これはこれで
興味津々です。
ライオン君が走る画像とかサイコロを振って今日の運勢を占うなどの画像表示も
ウエルカムです。
でも、自分が一番気になっているのは“直感的かつ快適な操作”です。
308のi-COCKPITです。

改めて見ると“新”i-COCKPITより簡素に見えますね。
メーター類の視認性にタッチスクリーン操作も慣れると違和感は少なくなりますが・・・、
この画像のような軽々とした操作は、運転している時はできません。
目線が離れるのと感触に乏しいせいで、スイッチを操作した確認に人の思考が時間を要するためだと思います。
デジタル世代はこれを普通に受け止めらていて、アナログな自分だけの感想かもしれませんが。
ただし、これには右ハンドル化への弊害も有ります。
普段よく使う音楽や空調にナビのスイッチが左端に有るのです。本国仕様のままで右ハンドルの配置に入れ替えられていません。そのために左端のスイッチを押そうとすると思ったより手を伸ばす必要が有って左肩が座席から離れてしまいす。
細かいことを書くと、タコメーターが右側に有るのも直進方向からの視線移動が多く運転の妨げになっています。
結論としてはi-COCKPITの進化は
ウエルカムなのですが・・・、
右ハンドル化にもっと神経を注いでほしいです。
ついでに表示類の日本語表記も。
がんばれプジョー・ジャポン!
あ!
それ以外のちがう進化を見つけた!
ドリンクホルダーが二つ有る!!
以上です(^_^;)
Posted at 2016/05/24 22:31:57 | |
トラックバック(0) |
インプレッション | クルマ