
天気が良かったので単身赴任寮の部屋を掃除し、午後が暇だったので、巷で話題のノートe-POWERの試乗に行きました。
結構人気らしいです。自分のすぐ後にも試乗希望の方がいらっしゃいましたし、納車は最短で2ヵ月待ちだそうです。
今回も写真を撮ってないので、タイトル画像はカタログのものです(;^ω^)
試乗車は2駆のXグレード。上は豪華装備のメダリストで下はエアコンすら装備されないカタログ燃費値を狙ったS(セールス氏のお言葉通りです)。なので最も売れ筋のモデルです。
小さくて軽いスマートキーを受け取ってエンジンをかけます。
そう、エンジンはかけるんですね。でもエンジンはあくまでも発電機なのでバッテリーが十分ならばエンジンは切れます。ちなみにエンジンは1.2ℓ3気筒で駆動はCVTです。
室内は広いです。後席は自分の308より広々としています。その分荷室の方向が狭く、天地方向で容量を稼いでいました。
シフトレバーは短くドアノブのような形状で、ゲームのジョイスティックみたいでした。
さて、動き出しのクリープは自然な感じで、動き出す前にエンジンが切れたので静かです。でも走るとロードノイズは結構届くし(タイヤはBSのエコピア185/70R144)サイドミラーの風切り音も聞こえるので遮音性は低いです。遮音材をケチってる 、いや軽量化のためなのでしょうねぇ(;^ω^)
市街地を5分程度走った印象ですが、加速は申し分なしで、すぃ~~っとトルクが途切れることなく速度が乗ります。さすがモーター+CVTといったところですが、逆にドラマティックな盛り上がりには欠けるでしょうか。操舵にブレーキ性能も過不足なしでした。
ブレーキと言えば、モードをSかエコにすると回生ブレーキがMAXに働いて、アクセルの踏み加減だけでブレーキを踏まなくても走行から停止までが行えます。ON・OFFがはっきりしており、遊園地のカートのような走行感覚でした。これは意外と、慣れると便利なシステムかも。
あと面白かったのが「スマート・ルームミラー」で、ルームミラーに後方画像が映るので、バックレストなどの視界を妨げるものが消えて見易かったことでした。最初は違和感が有りましたが、こちらもすぐに慣れました。
これと似た感じになるのがサイドミラーの映像化なのでしょうねぇ。
アラウンドビューモニターも初めて体験したけど分かり易かったしで、意外にデジタルは役に立つなぁと思いました。
もうすぐ自動走行車が世に出そうな雰囲気で、自分が買うことはないと思いはしますが、このような小技を効かしたデジタル技術はアリかもしれませんね。
セールス氏の言葉をよく覚えていませんが、日産の小型車売り上げでは久しぶりのスマッシュヒットらしいです。
ハイブリットとEVの狭間に有るニッチで時代のアダバナ的な商品ではありますが、興味本位で乗ってみたら意外や面白い車でした。
走る曲がる止まるを意のままに操って楽しむ趣味の車としてではなく、ジョイスティックのシフトレバーをDに入れた後は右足だけでドライブできる、簡便なシティコミューターとして見ればよくできていると思いました。
Posted at 2017/02/26 19:19:04 | |
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