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2012年11月02日 イイね!

G CUP大好きracer 公道朝練 3/3

G CUP大好きracer 公道朝練 3/3
G CUP大好きracer 公道朝練 1/3

G CUP大好きracer 公道朝練 2/3
G CUP大好きracer 公道朝練 3/3


「補助輪が外れた頃にまた勝負してやろう」

ミラーの残映に向かって呟いた。

高速巡航に移って間もなく、ミラーに小さな光の点が現れた。
新たな挑戦者だ。光の点は急速に成長し大きくなる。

「今日のバトルはお終いだ」

無用な挑発には乗らずに軽くかわすことにする。ここは公道だ。

傍らをレッド・ゾーンの排気音を残して、猛烈な速度差でオートバイが抜き去って行く。
配り忘れの新聞の再配達を急ぐカブであった。
排気量では実に12倍もの大差をつけているとは言え、決して侮れない相手だ。

 その余りにも遅いペースでも、流れを乱すこともなく,早朝トレーニングを終え、ガレージに戻った。途中で出会ったのは新聞配達の原付と牛乳配達の軽トラが全てであった。
車を降りると、植物性オイルの少し焼けた香ばしい匂いを大きく吸い込む。カツ丼専門店に足を踏み入れた時と同じ感覚だ。

「そろそろ替え時か・・・」

と呟くと

「かーちゃん。今夜はえびふりゃーにしてくれ」

と台所の窓越しに,「トン・トン・トン」と軽快な音を立て,絹漉し豆腐と薄揚げを刻む妻に向かって叫んだ。
朝の味噌汁は豆腐と油揚げに限る。

「今度はエビだぞ。お前も豚は飽きただろ」

カエル目の愛らしいボンネットを撫でつつ愛車に話しかけた。
ガレージのすぐ前の道端で,幼稚園バスの到着を待つ若者の目に刻まれた,宿敵のエンブレム「2CV」の文字が自慢げに,一瞬キラリと光った気がした。
Posted at 2012/11/04 15:06:40 | コメント(0) | おか | クルマ
2012年09月22日 イイね!

四拾弐代目 ボス猿

四拾弐代目 ボス猿 自慢できることではないが、私は「くじ運の悪さ」には自信がある。
抽選のみならず、今までの人生で、社会制度や世相の激変などで、「あと一年早く生まれていたら」「あと一年遅く生まれていたら」ってな事がやたら多い。いわゆる「貧乏くじを引く」ってやつだ。

そういう事態に遭遇しても、「またかorz」と一旦は落ち込んで、一息ついたら、「まっ、これも定め。いつか埋め合わせできるだろう」と、自分に言い聞かせて諦めている。
一々悔しがったり、落ち込んでいたらきりがない。


 最近私の知人が四拾弐代目ボス猿を襲名した。先代は習わしどおり本人の希望による退陣なので、血を見ることもなく円満な交代劇だ。
先代までの例年ならば、全国から集めた子分衆を並べて、眺め回して「重大な任務を意識し、各自一層奮闘努力せよ」と訓辞したり、天気の良い日には空中散歩を楽しんだり、その群れを題材にした映画の試写会に招かれれば、手下が徹夜で考えた、冷めたギャグをかまし、節電で暑くなった劇場に、一抹の涼を提供すれば良かった。

先例を踏襲しながら「大過なく」勤め上げ、1,2年で飽きたら、自ら「やーめた」と言って、いっぱいご褒美や、時には勲章を貰い、予め用意されている次の群れに移り、再びボスになる。この繰り返しの人生が待っている筈だった。あるいは古巣に戻りボスや、永田町の赤絨毯を踏みしめる道も残されている。(注: この項羨望と妬みによる憶測・脚色の恐れあり)

 ところが運悪く、彼がボス猿になった直後に突然、その群れはここ数十年来で最大の危機に面し、緊張状態に置かれている。
通例なら
「おめでとう。早速だが35ミリ撃たせてくれ」
「アホぬかすな。できるか!」
と礼を尽くして祝うのだが、そうもできない状況にある。
 1950年に将軍様が支配する半島沖で、周りでドカン・ドカンと次々に沈む船が多い中、プカプカ浮かぶ爆弾のお掃除を、命じられた時以来の危機と言っても過言ではないと思う。

彼も私同様、「あと一年早く生まれていたら」の呪縛に捕らわれたようだ。

 今直面している緊張状態のそもそもの切っ掛けは。大親分衆の寄り合いで、緊張状態にあった相手組の七代目に「まぁ、仲良くしまヒョ」と握手し手打ちをちらつかせた翌日に、思いっきり大ビンタを食らわしてしまったことに依る。しかも昔の大抗争の記念日式典直前という、1年の内で最も相手が過敏になる最悪の時期にやってしまった。
当然ながら血の気の多い「若い衆」は黙っちゃいない。

例えるなら、組境の微妙な「シマ」に、それまでは愛人がママをするバーを出していたが、ある日突然その店に本部の代紋を掲げたようなものだ。

75年前に始まった抗争で完全敗北し、一旦はオジキがシマを預かっていたのだが、1952年の手打ち式に、相手組も内部抗争中で出られなかったこともあり、話がややこしくなっている。

今年、八代目襲名披露を控えた相手組にとっては、七代目の花道にミソをつける結果となり、七代目は面子を失い、若い衆はケジメをと暴れることになった。
七代目も内心では抗争を避けたいが、傘下に13億人を抱える巨大組織ゆえ、統一感を出す手軽な戦略「共通の敵」を作り敵愾心を煽る掟を、準構成員にまで古くから叩き込んできた習わしゆえ、揉めた時には組員一同強硬手段をと一気に燃え上がる。親分としての立場上、強気の体裁を繕わねばならない。

 最悪の時期に本部の代紋を掲げた、こっちの九拾五代目は呑気なもので、「こうなるとは思ってもみなかった」。時には苦言を呈して補佐すべき若頭連中でさえ同様だ。
相手が八代目襲名披露直前の微妙な時期に事を起こすのは、失策としか言いようがない。百歩譲ったとして、せめて傘下の直参「東京組」の代紋にしておけば、まだマシだったのではないかと思う。

毎度の免罪符「想定外」だそうだ。正確に言えば、私感では一文字抜けていて、むしろ「想定除外」と言ったほうが相応しく思える。リスクを軽視した、安易な策が招いたこの騒ぎでの、直接被害と逸失利益は数千億は下らず、将来も含めると兆の単位になるのではと思う。
水鉄砲で文字通り「水掛け論」を繰り広げている間は、まだマシだが、水が鉛の弾に替わると、双方とも道具をいっぱい持った兄弟分が、即座に応援に駆けつけることになる。

お互い面子に拘り、このまま一触即発のチキン・ゲームを続ければ、ふとした事故や弾みで、大抗争にすらエスカレートしかねない危険性を孕んでいる。ぶつけ合いで落水者一人を出しただけでも大事に至る。
あいにくいつもは師と仰ぎ、頼りにしているオジキも、先方との関わり上、不介入の立場を取らざるを得ず、「オマエら自分たちで手打ちしろ」との見解だ。これも仲介人不在の危険材料だ。

・・・で、そんな時期に抗争現場を抱え、鉄砲玉相手に矢面に立つハメになった、「四拾弐代目ボス猿」
元々極めて堅物で、「己に厳しく、他人には更に厳しく」「明日できることは今日やる。あさってできることは明日やる」という、真面目一本槍の性格でいらっしゃる。私とは全く正反対のストイックな性格だ。

ちなみに私のモットーは「人様には優しく、己にはもっともっと大甘であれ」「今日できることは明日に。明日できることは尻に火がついたら。あさってできることは近いうちに」だ。
ご存じのように、「近いうちに」は、九拾五代目により改められ、「やんない」と同義語になっている。

 「四拾弐代目ボス猿」も、きっと「もう一年早く生まれていたら」と思っていそうな気がする。
あるいは頭脳明晰な彼のこと。組の従前からのしきたりである、逆境をバネに、一気に組織の力の大幅拡大に繋げる可能性も大なりだ。
アウトレンジ攻撃で圧倒的優位に立つべく、46センチ3連装主放水銃3基、15.5センチ3連装副放水銃4基を備えた新型船の予算獲得に成功するかも知れない。

 できれば相手をなだめすかして、挑発に乗らず、ぬらりくらりと危機を乗り切り、落とし所を見つけられればと思う。


Posted at 2012/09/24 07:24:25 | コメント(0) | うみ | ニュース
2012年09月10日 イイね!

シンプル・ソリューション

シンプル・ソリューション 「使い捨てライター」
マッチ、燃料補給可能なライター、それまで身近にあった発火器具を、短期間に殆ど全て駆逐してしまった、画期的な商品だと思う。
発売当初は企業努力による、国内生産としては驚異的な100円と安価で、寿命も数ヶ月。燃料や発火石の補給コストより安く、なくしても気にならない価格が大きな武器となり、従前のライターを一気に駆逐してしまった。

 それまでは「ダンヒル」「デュポン」「カルチェ」といったブランド物が良く見受けられたが、「100円ライター」の出現以後は、ブランド物を持ち歩くのは「ダサイ」「時代遅れ」「変態」とさえ言われかねない風潮すら確立した。

かくして、どこのお宅にも、そこらじゅうに使い捨てライターが転がり、金属部が錆びた古い物でも、親指で押しさえすれば「シュポッ!」と点く。ガスの持ちも長く、ガス切れ前に行方不明になるのが殆どだった。

これだけ普及すると、自然と子供達が触る機会も増える。そこで行政指導で安全対策した新型への転換が強制された。この不景気、値上げもできず、設備投資の負担や製造コストの増加は経営を直撃し、大半は壊滅するものと思われた。
・・・が、私の読みは甘かった。業界は販売量の増加でコスト負担を乗り切った。

例によって独断と偏見で誠に穿った見方だが、最近の使い捨てライターは極めて持ちが悪い。1ヶ月持たなく、酷いときにはお店では点火OKでも、翌日には使用不能になる。新品時の充填ガス量も減っているが、十分残っていてもバルブの故障か点火不能になる。まあ、「点かないライター」は究極の安全対策とも言えなくもないが・・・
かくして私の身の回りには、「使えないライター」が氾濫することになった。
アジア製に代わったためか、露骨なコストダウンも目立ち、充填可能かと思いきや、ダミーの注入バルブ、底にある火力調整ねじは、ただの木ネジでこれもダミーなんてのもある。アジアの市場にいっぱい並んでいる、中身空っぽのダミー携帯電話のノリだ。見栄で使い捨てライターを購入する人はいない。


 そこでガス切れになった古いタイプに、ガスを充填して再生しようと試行錯誤した。製造コストのうち、ガスの占める割合は0.数パーセント程度だろう。ガス切れだけで捨てるのには、元々抵抗を感じていた。

だが、やってみると極めて難しかった。ライターのバルブは、ノズルを引くと開く構造だが、これは充填するにはボンベの先を押しつけるのと矛盾する。とにかくガスが入らなく、大半は空中に漏れてしまう。
勿論やってはいけない事。よい子の皆様は絶対真似をしないでください。

 色々考えたがどうやら無理そう。諦めかけた時、ふと閃いた。
目的はガスを燃やすこと。ボンベにはガスがいっぱいあるが、ライターにはない。ライターは道具であり手段にすぎない。なら、いっそ清くいっぱいあるところに直接・・・

これは更にやってはいけない事。よい子の皆様は絶対真似をしないでください。


 私は問題を解決する時には、まず目的を単純化し、「絶対外せないもの」と「あれば良いもの」、つまり幹と枝葉に分ける。
資源、手段、品質、時間、コストのバランスを考え、実現策を練るが、「シンプル・ソリューション」・・・つまり単純な解決法が、往々にして最善であることが多い。

こう言えばいかにも聞こえが良いが、本当は生来の無精と、我が身のアホさゆえ、数バイトの超揮発性メモリーを特徴とする、私のオツムでは、物事を難しく考えられないし憶えられない。生体防衛本能で、ややこしい事には拒絶反応を起こす。私には単純策しかないのだ。


 「シャンパン・タワー」、シャンパン・ツリーとも言うが、ご存知のようにグラスをピラミッド状に積み上げたものだ。超豪勢な結婚式やパーティー、昨今ではホスト・クラブでの散財勝負でご婦人方が火花を散らす催しだ。
頂上のグラスにシャンパンを惜しげもなく注ぐ。したたり落ちる流れで、順次下段のグラスが満たされ、最後的には底辺のグラスもシャンパンで満たされるというものだ。

 ホスト・クラブでのお祭り騒ぎで収まっていれば、害はないが、転じて記号化され、政府の雇用対策や景気浮揚策でも多用されている。社会の頂点と騙される称される、公共投資、特別会計、都銀、経団連幹部企業に巨額を投入すれば、やがては最下層である庶民まで潤い、メデタシメデタシ、万事丸く収まるという「金科玉条」だ。

 しかし「シンプル・ソリューション」を「金玉極上」と自負する私にとっては、酷くまだるっこしい。第一に最下段が満ちるまでに時間が掛かりすぎる。もし途中で「溢れさすのは絶対ヤダ」と溜め込まれたら、下まで届かない。中段にウワバミもどきのおっさんが群がって、全て飲み干されるかも知れない。漏れて行方不明になる量だって半端じゃない。

もっと酷いのになると、実は内輪だけでこぢんまりと固めた、別のシャンパン・タワーに注がれていたという錯誤狙いのもある。いつか来るものと、気長に待っていたら、宴会はとうの昔に終わっていたてなことになる。

底辺のを満たすのが最重要目的なら、当然一番下に直接注げば、確実速効なのは当たり前だろう。


 町中で、よたよたと力無く歩く、痩せこけた餓死寸前の、ご老人を見かけることがしばしある。シャッターの閉じた店先に、生死不明の状態で横たわっていらっしゃることもある。
妄想を常々の習わしとする私、「このままでは、あと何日持つか?」とつい想像してしまう。「苦しむ他人を見るぐらいなら、自分が苦しむほうがマシ」という気もある。

「おっちゃん。最近メシ食ってるか?」
「いや」
「これで食えや」
「えっ?」
「これも」
ついでにタバコの箱とライターも渡す。

私も紙一重どころか、原子1個レベルの超ハイテク・ナノ薄膜レベルの差異。「明日は」どころか、「現在進行形で我が身」であるという同士感もある。

この先当分稼ぎの保証がある時には、家にたどり着ける額を、財布に残して、あとは渡したこともある。本当は財布ごとが漢らしいのだが、所詮小物ゆえ、そこまでの男気を、持ち合わせないのが恥ずかしい。

「失礼かも」とか「このぐらいでは」という躊躇を促す理性の声もあるが、「今、あの人にとっては自分は神様になれるかも。神様は助けるのが商売」という、誠におこがましい自己陶酔の念に従っている。

もちろん焼け石に水であることは重々承知。偽善にすぎないこともだ。
幸い今まで怒った方は皆無だった。ボロボロ涙を流しながら、何度も「ありがとう。ありがとう」を連発し、私の姿が見えなくなるまで、手を合わせて拝んでくださった方もいらっしゃる。ただの通りすがりのエロジジイには勿体ないことだ。
ほんの一瞬ではあるが、正に私に神様を演じさせてくださった、ありがたいお方だ。


 ある夜中、枕元に小綺麗な白い衣を身に纏い、長い口髭をたくわえ、あご髭も胸元まで垂れた、光に満ちた爺様が現れる。

「お前が昼間に会ったのは、実はワシじゃ」
「何でも願いを叶えてやろう。遠慮なく申せ」

「まずは金髪のロシアン・ネータンと、ピンドン満たしたシャンパン風呂と、バケツ一杯の大粒イチゴ」
「ハリヤー・・・トヨタのじゃなくホーカー・シドレー製のな。空飛ぶやっちゃ。と、一生分のスペア・パーツと燃料」
「・・・ついでにF1も・・・、それからヨットもええな」
「グロックの9ミリ17連発・・・」

「帰って寝るわ。好きなだけ朝まで言うとれ」



「昼間にお前がくれてやったのは、どれじゃ?」

と、「1.薄いしわくちゃの札数枚」、「2.十文字の帯封付き札束」、「3.金の延べ棒ひと山」の3種を、目の前に並べられる。
「ハァハァ」と涎を流しながら、先読みをして知恵比べに悩む「決められない」私。

もし、正直に1.を選ぶと、
「正直なやつだ。その心がけを肝に銘じ、これからも精進するが良い」
「・・・で?」 (ポカン) 「それだけか?」 (顔を覗き込む)
「然り。舌を引き抜かれなかっただけ、ありがたいと思え」
「おまえ、それ、話しが、ゴッチャになっとるやんけ」「どこの生まれじゃ、お前」
「大きなつづらなら、やれんこともないが」
「妖怪や蜂や蛇なんぞはいらん」「何しに来たんじゃ、ワレ」
「さらばじゃ」 (煙が出始める)
「おぃっ! こらっ!」「ちょっと待ったれや」「置いてかんかぇ」「ジジイ!」「クソジジイ!」
になっても困る。


はたまた、ある日突然、運転手付きのロールス・ロイスが我が家の前に止まり、出てきた執事が
「実は昼間の老人は私の主でして、あれは道楽がてらの仮の姿。莫大な資産を有効に継承してくださる方を・・・」

「・・・やっぱり。そうか。そうちゃうかと思とったんや」
「身なりはアレやけど、気品は隠せんかった」
「ワシの目に狂いはなかったんや」
「さぁっさぁ。お上がり。散らかってんけど」
「昆布茶でも飲んでいき」

・・・との、私の晴れ姿をいつも想像し、その日が来ることを信じているが、神様も忙しいらしい。あいにく、まだお見えになっていない。

いずれにしても、困っている人に手を差し伸べるには、絶対直接に限る。自信を持って言える。


 掴みが滑ったところで、先ほど述べた「シャンパン・タワー」理論、なんと先の大震災での、復興予算の執行にも用いられている。今回程お役人の頭の良さと、潔いほどの図太い度胸に感心したことはない。

かねてから、ドサクサに紛れて、多かれ少なかれ、こうなるとは想像はしていたが、ここまで露骨にやるとは「想定外」だった。ただただ脱帽。
「風が吹けば桶屋が儲かる」を遙かに上回る「風が吹けば火星探検が成功する」に匹敵する超新理論を、「霞ヶ関文学」全開にして「ドヤ顔」で展開している。

全省庁に「ドンドン上げてこい。ケチるな」とハッパを掛けた、財務大臣のお子ちゃまぶり。予算編成能力皆無の内閣。恒久的増税に死力を尽くし、横流し用「打ち出の小槌ち」を霞ヶ関に献納した総理。内紛に明け暮れ、事業仕分けの後はホッタラカシの議員達にも責がある。
トンデモ補助金こそ「自粛」すべきで、むしろ愚策を糾弾すべき筈の経団連。「やっちゃいけない一線」を越えた、火事場泥棒、香典泥棒同様の企業、ジャーナリズムの本懐を死語にし、バラエティと仕込みが楽な政局紛争の報道に終始するメディア。

それに詐欺師にバラ色の未来を託し、選んでしまった側にも。

衆議院解散、参議院廃止、国会議事堂すら不要かも。テレビ会議みたくネット国会で十分だろう。霞ヶ関は勿論のこと、東大も分解して、全国の大学に分散吸収させるべきかと。根本的にエリート教育自体を作り替える必要がある。いや「エリート」という言葉も、葬り去る必要がある。
ポルポトの大悪政に習い、「霞ヶ関」ごと農村に移して「再教育」すら考えたくなる。

「選挙だけでは何も変わらぬ」
「この国はとっくにもう終わっている」
「67年前にやるべきだった、敗戦処理にそろそろ取りかからねば」

と思った次第である。


9月13日 木(水曜深夜) 0:25~  NHK総合で再放送があるので、ご興味のある方はどうぞ。

一つの報道を鵜呑みにせず、裏も取るべきなのだが、若干都合の悪い部分は省略されたきらいもあるが、番組内容の大筋・基本は間違っていない。欲を言えば国会中の増税法案決議前にして欲しかったが、勇気ある制作スタッフを賞賛し、エールを送りたい。

ただし血圧の高い方は、ご覧になるのを控えられたほうが良いかも知れない。

「NHKスペシャル 東日本大震災追跡 復興予算19兆円」


待ちきれない方は(無断リンク失礼します。リンク切れ御免)

Posted at 2012/09/11 07:41:30 | コメント(0) | 世の中いろいろ | 暮らし/家族
2012年08月27日 イイね!

名前が元凶?

名前が元凶?「MV22」

正式名称はこうなる。
オスプレイには空軍用と海兵隊用の2種類があり、空軍用は「CV22」、沖縄に配備予定なのは海兵隊用の「MV22」だ。

空母への搭載も前提で、格納庫へお片づけする時には、主翼が水平面で90度回転し、胴体と平行になる。プロペラも折れ曲がり、「お前、ホンマにそれで飛べるようになるんか?」と突っ込みたくなるぐらいの、変わり果てた姿で、コンパクトになる。

折りたたみ時には、周囲に注意を促すため、幼稚園でお馴染みの

「♪おかたづけ~、おかたづけ~、さぁさみなさんおかたづけ~♪」
のメロディーが流れる。<--ウソ

TVニュースで、「日本へは分解した状態で、民間フェリーで運搬し、到着後組み立てる」と報道されたが、いささか怪しい。
女子アナの実況中継、
「今到着しました。分解された翼やエンジンは、胴体の上に積まれた状態で、船から運び出されました」
私の見たところ通常の収納形態のままだった。コックビットからの操作だけで、1分もあれば、飛行可能状態に戻る。

穿った見方をすれば、批判をかわすためか
「一応日本に運ぶけれども、バラしてあるので飛べない。部品で持って行くだけ」
との、錯誤を狙った高度な政治判断なのかも知れない。

 米軍の全世界の現行大型輸送ヘリは、オスプレイに入れ替え予定なので、日本だけ「ヤダヤダ」と覆すのは、なかなか難しいと思われる。
悪魔の囁きとしては、もし現行の50年来の輸送ヘリ「CH46・チヌーク」が、老朽化ゆえの事故でも起こしたら、逆にCH46全廃運動が起きるかも知れない。
バカボンのパパの名言「反対の反対は賛成なのだ」になる。

 過去の事故はさておき、60年以上かかって、やっと実用化の悲願を達成した、初めての大型VTOL機(Vertical Take Off and Landing: 垂直離着陸)だ。
ヘリコプターが実用配備されたのが1940年代後半、飛行場が不要なその垂直離着陸と、ホバリング(空中停止)機能は回転翼機(ヘリ)独自だが、いかんせん速度、燃費、航続距離、飛行可能高度、搭載量は、固定翼機(飛行機)に大きく劣る。

 よく報じられているのでご存じだろうが、CH46ヘリとオスプレイとを比較すれば、全ての項目において、ざっと2~5倍の能力差がある。
全世界の海兵隊基地の配置と、戦術をがらりと変え、パワー・バランスにすら、変化を与える威力がある。

 垂直離着陸機の開発は1940年代に始まり、色々なゲテモノ実験機が出現したが、ハリアー等の一部小型機の例外を除いて、結局モノにはならなかった。

一番のネックは垂直離着陸と水平飛行、つまりヘリから飛行機への変身する、2つのモードの変わり目での制御が最も難しく、操縦も人間業では不可能なことだった。また逆への変身も同様に極めて困難。

全く異なる二つ性質を使い分けるさいには、変わり目であるモード遷移が、極めてデリケートかつ困難であることは、私たちの日常生活に当てはめて考えれば、よく理解できると思う。

 若いオネータンとの楽しい初デート。当然ながら最初のうちは

「素敵なおじさま」

あくまでもジェントルにお行儀良くお食事。・・・上体垂直=エンジン・ナセル(カバー付本体)垂直モード


相手がホロ酔い加減になった頃合いを見計らって、空気の流れを読みながら、

「チョイ悪オヤジ」

にいつの間にか遷移。ちょっとやんちゃな叔父様に。「エロ爺」の本性をちらつかせながらも、慎重かつ大胆な駆け引きが始まる。・・・上体やや斜め=エンジン・ナセル斜め45度モード

「こりゃイケル」

との感触を得たところで、安全な場所に移動し水平姿勢に。
・・・上体水平=エンジン・ナセル水平モード

ここまで来れば、もう大丈夫。何らの躊躇もなく「メチャ悪オヤジ」に一気に変身。
幼少時にチクロ、サッカリン、キノホルムおまけに寄生虫で鍛え上げた体に、フル・ブーストをくれてやって、おっさんパワー全開。一気に急上昇し天に昇る。

・・・が典型的な健全パターン。

「斜め45度モード」の時が、一番デリケートで扱いが難しく、危険かつ操縦困難であることが、痛いほど身にしみて、絶対ご理解戴ける筈と信じる。
的確な状況の把握、冷静な見極め、とっさの機転が、その後の命運を決定づける。

あせれば

「私、そんなつもりで来たのではありません(キリッ!)」

とか、オッサンを扱いなれた歴戦の勇者レベルのオネータンなら

「どうか私の好きなXXさんでいてください」

となる。

言うまでもなく、こっちは一切の邪念を潔く捨て去った、100%純粋の「そんなつもり」だ。
ぼやぼやしていれば、

「そろそろ終電なので。とっても美味しかったです。今日はご馳走様。また誘ってください」

となる。
「ん? 何? 美味しかった?」・・・こっちはこの後の攻略法に、CPUはオーバー・クロックでフル・ブースト状態。CPUパワーの99.9%を取られ、味なんぞ知らん。中華か和食か、それともイタリアンだったかも分からん。
辛うじて残っていた0.1%で、手と口を機械的に動かしていただけだ。箸で食ったかフォークで食ったかすら記憶にない。

・・・と、いずれにせよ悲惨な結末を迎える。


 ホント難しい。
何十年たっても修行の身からは抜け出せない。まさに「人生是一生修行也」


 この難問をコンピューターの力で、初めて解決したのがオスプレイなのだ。
劣悪状況下や挙動不安定になった時の操縦は、ヘリと飛行機では全く異なる。今のモードがどっちで、ヘリか飛行機かどちらの非常操作で切り抜けるかは、瞬間的に判断しなくてはならない。

やってはいけないことが、極めて多く、安全ゾーンを逸脱した場合のマージンも極めて少ない機体でもある。特に風向き、降下率、タービュランス(先行機が作り出す気流の乱れ)に敏感で細心の注意を要する。
ヘリに比べれば、ローターの回転面積や、バタついた時の自由度が、絶対的に小さいので、降下角度(特に追い風時)やオート・ローテーション(全エンジン停止時)のマージンは、とても厳しくなる。
戦場における急襲や救出場面では、限界を越えた領域での運用が常識だ。非常訓練時も含め、低速時に飛行機やヘリのつもりで運用すると、しっぺ返しが間違いなく来る。
 ちょうどテニスの試合で、ラケットをしゃもじに代えたようなもので、スイート・スポットが極めて狭い。機能・性能の秀越さと引き替えに失った、トレード・オフの関係に当たる制限だ。

「ヘリでもあり飛行機でもある=ヘリでもなく飛行機でもない」を意味する。
勿論、マニュアル・訓練の充実と共に、コンピューターによる安全策は、今でも進化しつつある。何事もメリット・デメリットを見極め、トータル・バランスを重視した運用体制が大事だ。
 この制御技術は当分の間、他国では追従できないと思われる。当然ながらコンピューターとソフトは最高機密。

・・・が!

この度、エライ物を発見した。
実機の新型が出来れば、驚く程の早さで、リリースするプラモとラジコン業界。

極端な例では最高機密だった世界初の米ステルス機、F117なんぞは、デビュー前にプラモが発売され、国防総省が大慌て、議会で公聴会が開かれ、実機開発関係者が詰問されるという大騒ぎになった。
プラモは想像の域を出ない形状だったので、機密漏洩はなしとされたが、実機開発者は「ひどく時間を取られ、とんだとばっちりを受けた」とぼやいていた。想像を逞しくすれば、慣れないプラボンドの刷毛やレベル・カラーと格闘する、各国のスパイの姿が目に浮かぶ。まあ血生臭くなくて微笑ましい光景だ。

 ご多分に漏れずオスプレイのラジコンも、すでにいっぱいある。しかしどれもヘリ・モードのみの飛行でプロペラは上に向いたまま。たまに斜め固定でSTOL(Short Take Off and Landing: 短距離離着陸)のもあるが、いずれにせよチルト・ローター(空中でプロペラの向きが変わる)のは皆無だった。

「マニアがこれで満足する訳がない。誰か作っている筈だ」

と、しつこく調べた結果、あった!

しかもキットで販売している。
機能も実機と遜色なく、モード遷移も危なげなく、どちらのモードでも、まともに飛んでいる。

キット通販のみならず、究極は、良心的なことに全部品をバラ売りしている。それも
妥当な価格で。ちなみにコンピューターは500ドル。

模型の開発には、オスプレイ実機の製造メーカー「ベル・ボーイング社」が関与し、ライセンスすら取得している。
ということは・・・コア技術は本物を踏襲!

つまり、これのジャイロ・センサーとコンピューター、サーボを購入すれば、極論すれば実機にも応用でき、実用化での最難関箇所は、クリアできるということだ。

このままでも使えそうだが、リバース・エンジニアリング(ソフトの中身の動きを解析)を駆使すれば、ソフトのアルゴリズム(仕組み・動き)も知ることができ、流用や拡張も容易だ。
もしかしたら軍事用に購入している、仮想敵国もあるかもだ。

 米友好国での購入は至極簡単。本国に持って帰るにしても、ポケットに入るし、大事を取るなら外交官特権という伝家の宝刀もある。


 あと難しいポイントはプロペラとその根本の設計。
ヘリコプターのローターは、一周する間にもピッチが動的に変化する。またローターの軸への取り付けも、基本的には上下、回転方向共にブラブラで、自由度が大きい。ローターは想像以上に、じたばたしながら回っている。

それに対して、飛行機のプロペラでは可変ピッチの機構こそあれ、一周する間のピッチは不変。またブレード(羽根)もソリッドでたわまず、軸への固定もガッチリしている。

オスプレイでは両者の要求を満足する、落とし所としての設計と、絶妙な材質と形状のプロペラを使っている。名称もプロペラとローターの混血として「プロップ・ローター: Prop-roter」と称している。
ラジコン模型でもこの部品、つまりスワッシュ・プレート(ピッチを変化させる)とかプロップ・ローターも、ちゃんと忠実に再現されている。とても実機の構造に近い。
もしかしたら、米国防省は事の重大さに気付いて、いずれこの模型を発禁にするかもだ。もし私が当事者ならそうする。



 我が国では何かとゴタゴタの多い「オスプレイ」だが、私の深い洞察では、姓名判断上、問題がある。名前が災いしている。
やっぱり同じ遊ぶなら、断然「オネータン」とに限る。

和名「メスプレイ」

に改名してはどうかと思う。

意味も鷹の一種から、「オネータンと遊ぼうよ」に変わり、親しみが湧きそうだ。
Posted at 2012/08/27 18:37:52 | コメント(0) | そら | 趣味
2012年06月23日 イイね!

トレジャー・ハンター その3 出たっ!

トレジャー・ハンター その3 出たっ! 何気なくネットでニュースを見ていると、ハッ!と息を呑み、目が止まった。

「出たっ!」
と、思わず呟いた。出たのだ。

私にとっては、おいそれとは手が届かない、ぶうぶうの新型なんぞどうでもいい。
IT関連の青年実業家、オーナー経営者、不動産賃貸業や士族の面々にお任せしておけば良い。・・・と毎度、自分に言い聞かせて断念し、慰めている。

自称「青年失業家」が、ぼやぼやしているうちに「中年失業家」、いやもはや「老年」・・・、とうとう「し」に濁点が付くことはなさそうだ。ただし、気持ちだけは若く、精神年齢は小学校三年生をキープしている。


 先週の夜のことだった。野暮用で近しい人間に電話した。
私「今いい?」
某「かまわんよ」
私「どこ? 家?」
某「いいや、XX」
私「何してんの?」
某「メシ食ってる、YYと」
私「何人で?」
某「二人で」

ほんの0.数ミリの糸くずや、小さな塗装片も逃さない、日本の科学警察同様、私も大物に繋がる、微細なきっかけを決して逃さない。「ミジンコで鯨を釣る」が私の座右の銘だ。

私「代わってくれ!! ハァ ハァ」
某「zzが代わってくれだって」 (電話の向こうで)

かくかくしかじか、たわいのない会話の後、

私「若い者とばかりではなく、たまにはオッサンとも遊んでやってください」
YY「あっ、喜んで♪ 是非是非♪ 今度誘ってください♪」
・・・と、相成った。
電話の後、小さくガッツポーズをとる、勘違いした脂ぎったオッサン。

そのYYさんが、「出た!」のだ。その僅か一週間後に。知らなかった。束でも出る予定だったとは。プロダクション名は「雄か?」だが、長身でスタイル抜群の超美形は、ほぼ確実に「雄」の鯛王国とは異なり、間違いなく全員「雌だ」

メンバーの一人がインタビューに答えた言葉、
「いつか私もxxに乗ってみたいです♪」
は、もちろんサービス・トーク。
この類の職業婦人の常識、言うまでもなく、この手の車には、常日頃から乗り慣れている。それにユニット結成前から、既に業界で活躍中の彼女達、自腹で買えるだけの稼ぎもある。


この言葉を真に受けて、
「XXちゃん。xxに乗りたいんだって? 今度の日曜日どう?」
なんぞと、勝ち誇ったように誘っても、

「ごめんなさい。ちょうど田舎の母が出て来ているので」とか、
「親戚の法事があるので」
と軽くかわされてお終いとなる。

これらの定番以外にも、「美容院に」「お料理教室が」「水漏れの修理で」「犬の具合が」「トリミングに」「靴の片方を隣の犬がくわえて行った」「玄関に大きな蜘蛛が」「草履の鼻緒が切れたので」「持病の癪が」「こっくりさんが、行くなと」「玄関に貼られた御札が怖くて」「金縛りが酷いので」・・・等々。彼女たちの引き出しには、条件反射で即座に取り出せる切り札が、いっぱい詰まっている。

 残念ながら、今後暫くは増すであろうユニットの露出度に反比例して、ただでさえ望み薄だった、オッサンとの約束の実現度は、限りなくゼロに近づく。
予想問答は

「この前電話でお話ししたxxです」
「どちらのxx様ですか?」
「ほらxxx・・・xxxした」
「あぁ、あの時の・・・」 (低く呟き、しばらく無言)
「あの時の約束のことだけど、xxx・・・xxx」
「おっしゃってることの意味が、理解できないのですけれども・・・」

これにて一件落着。チャンチャンってことになる。
Posted at 2012/08/31 18:59:34 | コメント(0) | トレジャー・ハンター | ニュース

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