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2010年06月08日 イイね!

トレジャーハンター その2 初めてのお使い 2/7

トレジャーハンター その2 初めてのお使い 2/7トレジャーハンター その2 初めてのお使い 1/7
     


 一旦成功と報じられて世間が沸き立ったが,内情は担当者がプログラムの中身を確認してみると,本番仕様の「打ち上げモード」になってなっていなく,いわば「空撃ち」だった。訂正が遅れたのは担当者の葛藤があり,このまま墓場まで秘密を持っていくのには,耐えられなかったとのこと。周りが成功に沸き立つ中で「あのぅ~,実は・・・」と言い出すには勇気が要る。

担当者がこの事実に何時気づいたかまでは分からないが,以下は私がでっち上げた担当者の心情。

「姿勢制御のジャイロも,エンジンもタンクも壊れているし,バッテリーはいかれ,通信も途絶えている。とても帰って来られまい」

「このまま黙っていても,未帰還なら発覚しない・・・」

「まわりの連中は四苦八苦して突拍子もない方法で打開策を講じている」

「もしかしたら帰還できるかも・・・何をしでかすか分からない連中だ」

「でも,ハヤブサ本体は大気圏突入で燃え尽きるので,採取機構は検証できないから大丈夫だ」

「いざ開けてカプセルの中身が空っぽだったら騒ぎになる・・・」

「カプセルと採取機構とは別なので,火薬反応がなくても言い逃れできるかも・・・」

「業者を呼びつけて火工品の不良でケリを付けるか・・・」

「それも悪どいな・・・。墓まで持っていくのも気が重い」

「・・・やっぱ,今のうちに言っておこう。帰還後のほうが騒ぎが大きくなる」

・・・てな具合で布団の中での葛藤があったのではと妄想を膨らませてみる。


以下は私の歪んだ憶測だが,衛星の開発段階で行ったテスト仕様のまま打ち上げてしまった・・・早い話がデバッグ・モードのままで「やっちゃった」ということだ。

報道資料では金属球は,バネかガスかなんかの力で打ち出されるようなイメージを醸し出しているが,実際には火薬の爆発に頼っている。
そこで地上でのテストでは実際にバンバンとやるわけにはいかないので,プログラム内のフラッグか何かで,本番とテスト(デバッグ)のモードを切り替える構造にしていたのではと思われる。後で直そうと思っていたが,忙しさにかまけてたら,宇宙空間に行っちゃった。
・・・で,1年半経って本番後に中身を確認したら「アチャー」・・・てな次第では?

あるいは打ち上げ後,何度もプログラムの修正・変更のアップロードを行っているので,まさかとは思うが,修羅場ではよくあることでバージョン管理がグチャグチャで,どれが本物か判らなくなり,古いバージョンをリンクとかアップロードとか・・・?

さらなる内部情報では,安全装置である「セーフモード」自体にもバグ(欠陥)があり,一概に不発ともいえず,点火している可能性もなきにしもあらず・・・というややこしい状況だそうだ。 

早い話がハリウッド映画でよくあるFBIの突入シーンで,銃の安全装置を掛けたままで突入したが,元々安全装置に欠陥があったため発砲できてしまい,メデタシ・メデタシということだ。現場のドタバタ具合が推し量れる。

またやはり不発だったとしても,逆噴射で舞上がった埃が紛れ込む可能性もあり,それに一縷の望みを繋いでいる。多いに越したことはないが,最小1mg程度でも分析できる。

 なお伝送速度は使えるアンテナの都合とコンディションにより,32bpsとか8bpsにまで落ちるので,ちょっとしたことでも徹夜いや数日の作業になる。ディレー(電波到達時間)も16分とかのオーダーだ。時刻によってはNASAの立派なアンテナを間借りする必要があり,これも遠慮がちとなる。もし全て自前でやるなら南米とアフリカに巨大アンテナの建設が必要になる。練砲さんは許してくれないだろう。
Posted at 2010/06/08 10:40:19 | コメント(0) | トレジャー・ハンター | ニュース
2010年06月07日 イイね!

トレジャーハンター その2 初めてのお使い 1/7

トレジャーハンター その2 初めてのお使い 1/7トレジャーハンター その2 初めてのお使い 1/7
     


 2010年6月13日に「はやぶさ」が帰って来る。
ニュースで何度か取り上げられているので今更かも知れないが,発射が7年前なので,おさらいとしてざっと経緯を記してみる。







2003年5月9日 鹿児島県内之浦から打ち上げ

2005年
  9月12日 小惑星「イトカワ」に接近,以後写真を地球に伝送
  11月12日 惑星探査機「ミネルヴァ」を宇宙空間に放出
  11月20日,26日 「はやぶさ」本体が「イトカワ」表面に接触
                地球から2億9000万km

2008年2月 地球へ帰還開始
2010年6月13日 地球帰還カプセルがオーストラリアに着地予定

目的は小惑星の観測と標本採取で,予定では打ち上げの3年後に帰還だったが,7年後の帰還予定となった。

その間,次から次へと発生した故障と人為的ミスで何度もダメかと思われたが,その都度工夫と幸運でここまでやって来た。
肝心の標本採取であるが,2005年11月の記者会見では成功と伝えられたが,10日ほど後には失敗かもと訂正された。

標本採取の方法は小さな金属球を小惑星の表面に打ち込み,舞い上がった岩石の小片が箱に入るという面白いやり方だ。ただし金属球を打ち出す命令は実行されていない。

ことの次第はこうだ。衛星は当然ながらコンピューター制御で,プログラムに従って動作する。記者会見では
「どういうわけかプログラムに,金属球を打ち出すのを抑止する『セーフ・モード』という命令が紛れ込んでいた」
と説明された。
ちなみに「宇宙線による影響」というオール・マイティーで便利な表現はトラブル隠しの免罪符で,その筋ではイザという時には使われるが,きっと宇宙人のハッカーの仕業だろう。
Posted at 2010/06/07 12:29:40 | コメント(0) | トレジャー・ハンター | その他
2009年10月19日 イイね!

トレジャー・ハンター その1 F1 2/2

トレジャー・ハンター その1 F1 2/2 「取り敢えず1周目だけでも無事に戻って来てくれ!」

祈る気持ちでスタートを見守った。

「第一コーナーの団子でデビュー戦終了」

だけにはなって欲しくなかった。

案の定,団子状態。 抜け出たマシーンの中から紅白模様を探す。

「あった!」

もうこれでデビュー戦は8割成功したみたいなもの。
親心に近い心配をよそに,前半はチャンプ相手に1歩も譲らないバトルを1度ならずも見せてくれた。
デビュー戦でセナと渡り合った,ティレル時代のアレジを彷彿とさせるシーンの連続で,思わず「ギャハハ」と笑わせてくれた。

チャンプと絡むチャンスにも恵まれ,露出度も満点。
ベテラン相手に勝負度胸を披露し,世界中に存在をアピールできたと思う。

チャンプを手玉に取って,世界中に向かって品のない罵詈雑言を吐かせただけでも,器の大きさを感じさせる。チャンプは世界中に放映されていることを忘れていたのだろう。
おまけにデビュー戦で馬を差したルーキーの前例も皆無か希少だろう。

 レースに「たら・れば」は無意味だが,ストレートでの伸び不足,KN選手との残念な絡みがなければポイントも夢ではなかったと思う。

ドライのセッティングが出し切れていないように見受けられ,ダウンフォース重視のウェット・セッティングと力不足の印象だった。

後半のペース伸び悩みは,もしかしたらリア・セクションのダメージか,スタミナがらみなのかも知れない。


欲を言い出せばきりがないが,公式コメントでいずれ分かるだろう。

そこに辿り着くまでの登龍門にあたるカテゴリーのレースと,辿り着いた「VIPサロン」であるF1レースとでは,若干バトルの仕方を変えないといけないだろうが,これは馴れが解決してくれるであろうと思う。

まともにセッティングができたレースを早く見たいものだ。
最終戦が楽しみだ。



Posted at 2009/10/19 05:49:44 | コメント(1) | トレジャー・ハンター | クルマ
2009年10月14日 イイね!

トレジャー・ハンター その1 F1 1/2

トレジャー・ハンター その1 F1 1/2 生来の天の邪鬼ゆえか,既に名声や脚光を浴びている対象には,私はさほどの興味を示さない。
勿論,感心や尊敬の念は抱くが,それとて世間一般の熱狂さには到底及ばない。

対象は人,物,組織,現象,風俗と雑多ではあるが,今の時点では無名もしくは,日陰の存在でほんの少し芽が出かかったばかりだが,私自身の物差しで測って,将来の大化けを,確信できるものが大好きだ。

成長過程をニタニタしながらそれとなくワッチし,ドンッ!と世間に知れ渡った日には,活躍振りを報じたメディアを眺めながら,

「どや! ワシの目は誤魔化せんじゃろ!」

「xxはワシが育てたようなものだ」

・・・と勝手に呟きながら一人悦に入り,スルメをシガシガ,安酒をチビチビする一時に,無上の喜びを感じる。

勿論,篤志家になる程の甲斐性もなく,何の援助も影響も及ぼしていないし,相手すら私の存在を忘れ去るなり,ハナから知らないことが殆どなのだが。

 具体的な例を挙げると,柔らかい方面では映画初出演かつ「プリティー・ベビー」主演当時の12才だったブルック・シールズ。

子供番組の「ポンキッキ」でバックを踊っていた4才の安達裕実・・・とにかく表情が豊かだった・・・。

道を歩いていて舞台スタッフに突然スカウトされ,初舞台「身毒丸」主演当時の藤原達也。

ハリウッドに移る前のスエーデン映画時代のイングリッド・バーグマン・・・チト,古すぎるか・・・,

 車の世界ではスクール入学当初のTS氏。特にスクール内模擬レースの最終戦での走りは印象的だった。
私の認識と記憶が正しければ,TS氏はそれまでシリーズ2位につけていた。
最終戦での予選順位は2位。シリーズ1位の選手がポール。
頭を取った選手が無駄のないドライビングでそのまま順当にラップを重ね,最終ラップの最終コーナーに差し掛かった。コーナーの突っ込みでも既に勝負が決まっており,ポール・トゥ・ウィンかつシリーズ・チャンプ確定と思われた。

しかしレースというものはチェッカーを振られるまでわからない。
TS氏は「それはないやろ・・・」と私が思わず呟いた抜き方というよりも「カー・チェイス」で,並々ならぬ執念でシリーズ逆転チャンプを決めた。
押し出されたドライバーはレース後,コースにヘルメットを叩き付けていた
シーンが今でも目に焼き付いている。
もし抜かれてなければ,その方がえふわんに行っていたかも知れない。
運を引き寄せるのも大事な実力の一つだ。

・・・この項,私の記憶と認識が間違っていたら,ご指摘賜りたく存じます。

 その日私は意図せず,ひょんなことから突然,このレースを観戦することになったが,これまた芝生の斜面に座り込んで観戦する私のすぐ横には図らずもN氏ご一家がいらして,偶然にも将来を含め3人のGPドライバーと場を同じくする幸運に恵まれた。
私まで含めれば何と驚くなかれ3人にもなる。

増える筈もなく,数はそのまんま。


 そして今回の本題,遡ること14年ぐらい前,夏休みにある小学3年生が走り初めた。周りの大人が全く教えなくても,日に日にというよりむしろ周回毎に確実にタイムは縮まっていった。

まるで雛鳥が初めての巣立ちから飛べるのと同様,ドライビング・テクニックが本能としてインプリンティングされているかのようだった。

そして夏休みが終わる頃には,体重差のメリットもあるが,周囲の大人とて敵わないレベルに達していた。
よくある英才教育や,親が自分の果たせなかった夢を子供に託すパターンではなく,何の指示も受けず自由にのびのびと自分で考えて,試しながら走っている様子だった。

 ちなみに親御さんはそれまでは,モーター・スポーツとは無縁,かつ無興味でいらして,本人の希望に従ってサポートを始められていらした。

その頃から私の中で「えふわんに行くのは時間の問題」と密かに確信していた選手が,棚ボタとは言え,この度ブラジルGPに出走されることになった。繰り返すが運を引き寄せるのも大事な実力の一つと思う。

 この選手は前回の鈴鹿では当然見物予定であったが,フリー走行直前に通告され,慌てて出走された。
7ヶ月ぶりの乗車で,それから設計も変っている。まともに経験すらないウェット。限界なんて知る由もない。しかもハンドルのスイッチ・レイアウトが違う!

クローズド・コースを走られる方なら,十分想像がつかれると思うが,メーターをチラリと見ることですら困難で,視線をチラリと移す,その一瞬の余裕でさえなかなかない。
またそうできる区間すら限定される。

ましてや位置を覚えていないスイッチを,ハンドル見ながら探して操作は,苦行に他ならない。

ジャンジャン追い上げる先輩をミラーで確認しながら,前車が上げるスプレーに埋もれたコーナーとブレーキング・ポイントを探り,シフトして,かたやハンドルにゴチャゴチャ付いたスイッチ操作し,無線でセッティング状況をピットに連絡しながら,ウェットではどの辺りが限界かさっぱり判らない車を転がす。おまけに舗装の不揃いで路面ミューが区間により全く違う。

Tカーはなく,明日の予選日には本来のドライバーに返すべく,絶対潰せない。

日本人なら走り慣れた鈴鹿と言いたい所だが,至近は7年前の16才の時。何しろそれ以後の成長・活躍の場は海外だった。


・・・等々,絶対的に少ない準備時間と,絶望的な条件の中での走行だった。敢えてアタックを控えたうえでの,同一セッション内ではそこそこのポジション,区間最速のオマケつきのあのタイムは天晴れと賞するに十分に値すると思う。

「ハンドルぐらい自分用のがあるだろ」

と仰る御仁がいらっしゃるかも知れない。
昨今のハンドルはメーターはマルチ・ファンクション,訳の判らないスイッチがゴチャゴチャとインテリ機能満載ゆえ,高いのは,侮るなかれ911のたー坊に近い価格だそうだ。もっとも量産品でもなく価格算定すら難しいが。


幸い新しい「マイ・ハンドル」はゲットできる運びとなった。レーシング・スーツは洗濯しないと足りなさそうだが。

私も新しいスルメをゲットして,万端の準備を整える所存だ。
Posted at 2009/10/15 08:00:51 | コメント(1) | トレジャー・ハンター | クルマ

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