
世の中には都市伝説というものが色々ある。
私は都市伝説は好きなタチだ。
真偽のほどを追求するのは程々にして,ひたすら酒席で流布に努めるのが正しい付き合い方だろう。
ところが天の邪鬼の私はそれだけでは済ませられない性分。
できれば本当のところを知りたい。それも胡散臭い都市伝説ほど良く,あっと驚く結果なら尚更嬉しい。
そんな都市伝説の一つに,サーキットの華に関するものがある。男ばかりの殺伐とした雰囲気を和らげ華を添えてくれる,とても有り難い存在だ。昨今ではタレントへの登竜門にもなっている。
そもそもの発祥は・・・
「レース前夜はレーサーは興奮して眠れない。車の安全性も現在に比べとても低い。明日をも知れぬ命。そんな彼等を癒し,レースのことを一時忘れさせ,安らかな眠りにつかせるためにチームが用意した」
・・・とのこと。
真偽のほどは甚だ怪しいし,今時もしそんなことを口にすれば,総スカンを食らうのは必至だ。
そこで以前,その世界にどっぷり浸かっている当事者に,事ある毎に直接聞いてみたことがある。「よりどりみどり。食べ放題ってホント?」
元ワークス・ドライバーA:「当たり前やろぉ~~~」
元ワークス・ドライバー連:ことごとく「何を今更,眠たいことを・・・」
F1パイロット:「望むならば可能」
きっと,回答者全員が凄みと渋みを兼ね備えた,魅力満点の面々だった偶然が,たまたま重なってのことだと思う。また前世紀に限った出来事だったのであろう。・・・ということに・・・
特にA氏は男性化粧品のCMもこなせるレベル。現在もPTA活動なんかでも,奥様方のファンがとても多い。ちなみに奥様はモデル出身。
最近
この方が大活躍されている。
この度ど真ん中直球の逸品との縁に恵まれたそうだ。
「いかにも」という感じでなく,内面的な性格の良さが滲み出た「ストライク」だ。このまま「見逃し」ではもったいない。
神が与えたもうた恵みを反故にするのは,ひいては神を冒涜することに繋がる。
もしかしたら,勝者の当然の権利として,レギュレーションに謳われているかも知れない。今一度細則を確認する価値があると思う。
スタート直前のポール・ポジションで,コース上に土下座して
「一目惚れしました。貴女のために一位でゴールします。そうしたら一度だけでいいから,私の願いを叶えてください」
「約束してくださるまで,頭は上げません」
礼を尽くして誠意と熱意を持って,お願いすれば意外なほど道は開ける。伝説に新たな一頁が加わるのが楽しみだ。
なお文中の登場者と画像とは何らの関係もない。
Posted at 2007/06/24 05:38:57 | |
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