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2010年07月26日 イイね!

流れ流れて  その8 勝率 0% (4/4)

流れ流れて  その8 勝率 0% (4/4)流れ流れて その1
流れ流れて  その7 スペシャリティー・カー 1/4
流れ流れて その9  ヴァン・リー !?


前スレ:
流れ流れて  その8 勝率 0% (1/4)
流れ流れて  その8 勝率 0% (2/4)
流れ流れて  その8 勝率 0% (3/4)




 仮の数値で為替取引をしてみよう。
元手が100万円で現在米ドルが1ドル100円とする。手持ち資金は
1,000,000円 + 0ドル

この先,円安ドル高になると予想し,元手の半分でドルを買うと
500,000円 + 5,000ドル
 
その後1ドルが102円になった。そこでドルを売った。
500,000円 + 510,000円 = 1,010,000円

そして口座を解約し101万円を返してもらった。
そこで始めて1万円の利益を手にできる。

上記とは逆のケースで,ドルが下がり始めたので1ドルが98円の時にドルを売り解約した場合は
500,000円 + 490,000円 = 990,000円
1万円の損害となる。

通貨の場合,短期の上下巾は数%なので,本来ならば利益/損害共に数%に収まる筈である。ところが元手の全額を失うことも決して少なくなく,最悪はさらなる損失分を請求される。
「証拠金」や「レバレッジ」という言葉を,一度は聞かれたことがあると思う。
実際には為 替 取 引では元手が「証拠金」に相当し,それの何倍かの金額を業者が親切にも貸してくれて取引できるのである。その倍率をレバレッジ(梃子の比率)と言い,小さな力(元手)で大きな岩(取引)を動かす道具だ。例えば元手が100万円でレバレッジ率が100倍の業者では,1億円の取引が可能である。しかも親切にも金利なし。ジャパネットの数100倍も親身になってくれるのだ。口座開設すれば,お祝いに元手すら入金してくれる業者も多い。

仮に元手が100万円,レバレッジが400倍,現在米ドルが1ドル100円とする。最初の資産は
100万円(証拠金) + 0ドル

この先,円安ドル高になると予想し,レバレッジ400倍で4億円を借りドルを買う。資産は
100万円(証拠金) + 400万ドル - 4億円(借金)
 
その後1ドルが102円になった。そこでドルを売った。
100万円(証拠金) + 4億800万円  - 4億円(借金)= 900万円

そして口座を解約し900万円を返してもらい,800万円の利益を手にした。めでたしめでたし。

上記とは逆のケースで,ドルが下がり始めたので1ドルが98円の時にドルを売り解約した場合は
100万円(証拠金) + 3億9200万円  - 4億円(借金)= -700万円
結果800万円の大損害となり,700万円の借金を負う。

仮にドルが25銭(0.25円)だけ安くなった場合でも,100万円の損害で元手を全て失う。
全てすってしまってチャラの場合は,まだ救いがあるが,借金を負うのは忍びない。そこで顧客を保護するために,「ロス・カット」という有り難い仕組みがある。為替相場が顧客にとって不利な方向に動いた場合,傷口が拡がる前に,システムが自動的に手持ちのドルを売り払ってくれるのだ。

仮にロスカット率が50%の場合,客の正味資産が元手の50%である50万を割れば,手持ちのドルを全て売ってくれ,損害を50万円に留めてくれる。つまりこの例では一瞬でもドルが12.5銭(0.125円)安くなれば,自動的に手持ちのドルは全て売り払われ,50万円の損害が確定される。
12.5銭(0.125円)程度の相場の振れは,いくらでも演出でき,説明もつく。数円程度もしかり。

 画像にあるようなグラフも,一度はご覧になったことがあろうが,相場の推移を時間単位に表したものである。ご存知のように相場は秒単位で時々刻々と変化する。仮にある通貨が上昇局面であっても,一本調子で常時上がって行くことは絶対なく,瞬間的には上下に振れながら全体的には上昇して行く。
つまり瞬間的にでもロスカットの対象となる価格になれば,強制的に売られてしまうのである。

また殆どの個人投資家は金融政策や世界経済を常時注視して,世界の為替市場相手に相場を張っていると思っているが,とんでもない誤解で,実際には胴元である業者相手に売買いを仕掛けているのである。そして丁半を決定づける相場は,業者が独自に決め客に提示する。
これまでは比較的振れ幅の少ない米ドル/円のレートで説明したが,他の通貨も扱われている。金利の高さをエサに大荒れする通貨,例えば南アフリカ・ランドなんぞはやりたい放題となる。実際に取引時間外に一瞬で25%暴落したこともある。

ニュース等で見られる為替の推移は,基幹投資家である金融機関による「銀行間取引」のレートで,相関関係こそあれ業者独自のレート推移とは,「似て非なる」ものなのである。
極端に言えば客が張ってから,サイコロを振るところは客に見せずにそっと置いて,目の結果だけを「こうでしたよ」と提示できる。さて勝利の女神はどちらに微笑むだろうか?

 これまでに述べた事柄は表面的なごく一部分の乱暴な説明に過ぎず,もっともっといっぱいの複雑なルールや仕組みが存在する。私のオツムでは宇宙語だらけで煙に巻かれてしまう。


 もし私が持てる悪知恵を最大限に生かして,極悪業者を開業するとしたならば以下のようにする。

○為替売買手数料はなし
○レバレッジは最大倍数まで可とする
○数ヶ月で企業は清算。精算時には全口座を有利なレートで強制決済
○また新たな同業サービスを立ち上げる
○同時に複数企業を立ち上げ,システム・人的資源は共用

●練習用の体験シミュレーション・システム
○本番用とは別立て。
○レスポンスは高速で24時間ノン・ストップ。
○客の売買に有利な相場推移で,仮想的に億万長者になってもらう。
○客は狙った価格で一発で瞬間的に売買できる。

●本番システム
○口座開設資金にボーナス資金を付加。無利息融資
○相場及び推移のチャートは客別に用意
○釣り相場を提示し売買を誘う。美味しい餌を提示。
○注文した途端に相場は急変する
○決済相場(約定)は客の投資状況に応じて,変化自在。不味い餌を食わせる。
○こちらの都合が悪くなれば,遅延等のレスポンス劣化をさせ,好機を与えない。場合によってはシステム・ダウンで売買停止
○売り注文には入力時のレートを下回る,瞬間的な下値を用意し確定
○買い注文には入力時のレートを上回る,瞬間的な上値を用意し確定
遅いレジに並んでいる間に,急激に値上がりするような仕組み。
○どうしても都合の悪い注文や大量売買には,「ディーラー調整」と称し,担当者が手入力によって,注文を加工操作もしくは拒否する。担当者には歩合給で報いる。
○注文不可能な営業時間外に相場は大荒れ。強制ロスカットで根こそぎ回収。時にはロスカットも思い切り瞬間的な下げ相場を演出し,「努力したが相場の下げには間に合わなかった」と,追い打ちの借金を負わせる。月曜日に端末画面を開いた時には手遅れ。
○強制ロスカットと通貨間の金利差計算(スプレッド)のタイミングをずらし,清算は済んでいる筈なのに金利も徴収。
○顧客に不利な色々なタイミングのずれは,システム・メンテナンスによるものとして言いくるめる。
○注文ボタン上に,しばらくマウスのポインターを置いているだけでも,自動的に最悪のタイミングで発注処理を通してしまう。常時するとばれるので,この機能はたまに気紛れ的に動作する。
○追証(追加証拠金)の通知から入金期限までの時間は短くし,猶予を与えない。追証の通知は金融機関が営業外である深夜・休日を狙う。実質入金不能に追い込む。(証拠金不足の場合に積み増す仕組み)。

・・・等々,アルゴリズム(仕組み)がいくらでも浮かんでくる。システム設計とプログラミングの腕の見せ所である。一番賢い方法は,システムの処理速度・能力不足やバグに見せかけた恣意的な機能を,組み込むことである。世の中,馬鹿に見せかけた,凄まじく切れる奴ほど厄介な敵はいない。
なお,ここに挙げた技はあくまでも私の悪知恵であって,実在の業者・システムとは全く無関係であることを断っておく。

俗に言う「テ ラ 銭」=胴元側の利益は,相撲界を激震させた野 球 賭 博で10%,ノ ミ屋で25%(若いオネータンが持って来てくれる弁当とコーヒー,アイスクリーム等のデザート付き),宝くじ・公営ギャンブルで25%,小鉄球遊技で90%と言われるが,この業界の中の人が言うには,95%ぐらいは行くそうだ。数字だけで見れば,お叱り前提でだが,その筋がとても良心的にさえ映る。

 もし恣意的な相場相手ではなく,オープンな世界市場を相手に,腕をふるいたい方には,その方法もある。銀 行 間 取 引 市 場に参入することだ。日々ニュースで報道される為 替 相 場はこれに依っている。ただしそれには参入以前に億万長者になる必要がある。また売買用の端末類の運用維持費用だけでも,恐らく月に十文字の帯封付き札束がいくつか要ると思う。

随分前にはなるが,機関投資家用のその類のビジネス・モデルの構築とシステム設計に参画したことがある。為替以外に債権,株,海を隔てた銀行間の決済や海外店舗も含んだ,国際ネットワークで,規模は大きくなったが,システムの構築費用だけで数百箱。トレーダー(運用担当=ギャンブラー)の元手も,一人当り500箱で,当たればトレーダーの年収は箱単位であり,通年合算で外れればお払い箱という,明朗会計の世界だった。
彼等が「マンション買ったよ」と言えば,一棟買ったことを意味していた。
勿論私は蚊帳の外で,慎ましい稼ぎしか貰っていない。念のため。

そういう連中がバックに控え,爪を研ぎながら,世界経済を動かしている。

・・・まぁ,例によって私の記述は,ホラ話しが大半。話し半分として捉え,信用なさらないでくだされば幸いだ。

PS.
ようやく重い腰を上げた金融庁が,レバレッジ倍率の上限を2010年8月1日からは50倍に,2011年には25倍へと規制する。一攫千金を目指すには今月中がチャンス???
Posted at 2010/07/26 18:15:37 | コメント(0) | 流れ流れて | ビジネス/学習
2010年07月26日 イイね!

流れ流れて  その8 勝率 0% (3/4)

流れ流れて  その8 勝率 0% (3/4)流れ流れて その1
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前スレ:
流れ流れて  その8 勝率 0% (1/4)
流れ流れて  その8 勝率 0% (2/4)

 画像にある不幸な出来事は,受け狙いのネタであって欲しいと願う。ただし十分に起こり得ることなのだ。シミュレーターに相当するデモトレードで,3ヶ月間に5倍の運用成績を叩き出したのなら,自信を持つのも無理はないであろう。

1年続ければ単純計算で,5の4乗倍である625倍になり,1束の元手は625束。ヒルズ族の仲間入りして,牛馬を飼い,カエルを足にして,最上階にある住民専用ラウンジで,夜毎開かれるパーティーで知り合った綺麗なオネータンを,日替わり弁当のごとく食せた筈である。

その筈が仕込んだ翌日には,根こそぎ持って行かれ,哀れにも免許取得費用すら覚束なくなったのはなぜか?それは練習と実戦の舞台が全く異なることによる。ゲーム・センターのシューティング・ゲームで全勝したことに気を良くして,自信満々でジャングル戦に挑んだようなもので,実戦になれば,自分と相手の技量・武器自体も全く異なることを,知らなかったことによる喜劇いや悲劇なのだ。

デモトレードでは自分の武器は正宗の日本刀で,幼稚園児の相手が振り回すのはポリエチレンの刀だったものが,本番になったとたんに,自分のは新聞紙を丸めただけのタダの筒,フォースの加護を受けた達人の相手の武器は「スター・ウォーズ」に登場するライトセーバーに変化する。決して誇張ではなく,これぐらいの差がある。種明かしは後ほど。


 これほどまでにマスコミで「外 国 為 替 証 拠 金 取 引」,通称「F X」がもてはやされるようになったのは,数年前のニュースに端を発している。
それはごく平凡な主婦が8箱(十文字の帯封が80束)分の申告漏れをしたのである。たった数年で一般サラリーマンの生涯賃金の三倍以上を稼ぎ出したことは,随分と物議を醸し出したので,覚えていらっしゃる方も多いかと思う。札束をしまっておくだけでも,貸金庫なら一般サイズで40個の引き出しが要る。

このニュースは,業界にとてつもない宣伝効果をもたらした。何しろ国税局というお上が,伝説の信憑性を保証したのだから。今でも業者の勧誘説明会において,この事例は度々引用され,お客に夢を与え,新規参入に躊躇するお客の背中を力強く押してくれている。

現在ではF X参入業者も増え,その頃に比べ,ネット取引とコンピューター化が凄まじく発達している。業者がシステムを進化させる目的はただ一つ,つまり「自社の利益と投資効果の最大化」なので,進化した手強いシステムを相手に,現在F Xでこの主婦ほどの稼ぎを叩き出すのは,まず不可能と断言できる。古き良き時代の伝説として,これからも語り継がれることであろう。

 ここで簡単に取引の仕組みを説明すると,
○客は業者を選び,登録する。
○客は業者が管理する口座に元手を入金する。一般的には中国ファンド(中期国債ファンド)の口座。
○客は外国通貨の安い時に買い,高い時に売る。利益は口座に溜まる。
○外国通貨と円の両替時の手数料が業者の利益になる。

以上が「本来」の趣旨と仕組みである。実際には通貨間の金利差(スプレッド)等も絡むが基本原理はこうだ。
外貨が上がるか下がるかを見込んで売買するので,「丁半博打」そのものに他ならず,もし無作為に長期間すれば限りなく勝率は50%に近付く筈だ。銀行では馬鹿高い両替手数料も,業者のは限りなくタダに近く,殆ど無視できるほどだ。
雀の涙ほどの両替手数料のみが収益のはずだが,ところが殆どの業社は抜群の業績を誇っている。
同一オーナーが複数の,異なる看板を掲げている所も多い。電話ボックスに綺麗なオネータンの写真を貼った,「生もの」の出前サービス業界にも似ている現象だ。

コンピューターとネットを駆使して個人客相手というところが味噌だ。

つづく
Posted at 2010/07/26 15:09:51 | コメント(0) | 流れ流れて | ビジネス/学習
2010年07月26日 イイね!

流れ流れて  その8 勝率 0% (2/4)

流れ流れて  その8 勝率 0% (2/4)流れ流れて その1
流れ流れて  その7 スペシャリティー・カー 1/4
流れ流れて その9  ヴァン・リー !?

前スレ:流れ流れて  その8 勝率 0% (1/4)

 道行くタクシーを何台か捕まえ,ホテル到着時に料金を支払う旨で交渉するが,当たり前のことだが相手にしてもらえない。毎度の単独行動なので連れの助けも呼べない。
やっとのことで親切な老ドライバーの助けで,ホテルに戻ることができ,飛行機にも間に合った。今思い出しても冷や汗ものだ。

 その後,冷静になって敗因を考えてみた。コインでいえば裏表にあたる,独楽が倒れる瞬間の色の見極めには,絶対の自信がある。茶碗を被せた後にひっくり返しているのだ。
仕組みは
○独楽の中に永久磁石。
○台の下にはドーナッツ状の電磁石。台も鉄製で鉄心を兼ねているかも。
○電磁石の極性は足踏みペダルのスイッチとかで切り替える。
○もっと凝れば,仲間である第三者がリモコンで操作も考えられる。
○私以外の客は全てサクラ。
・・・に違いない。

その一角には20近い屋台が並んでいたが,何とそこは百人以上に及ぶ胴元とサクラで構成された一大ショー会場だったのだ。映画「スティング」を思い起こさせる。
私のように子羊が迷い込むのを,ひたすらショーを演じながら,網を拡げて待ち構えていたのだ。その根気とセコさに脱帽した。
もし客が複数の場合は,合算して胴元が有利になるように事を運べば必ず儲かる。
何時か思いっ切り暇な時にでも,仲間内で延々と同額をお互い逆張りして,反応を楽しんでやろうかと思っている。勿論何のメリットもないが・・・

 そして意外とこれに類似したことが,身近にあることに気付いた。

つづく
Posted at 2010/07/26 14:14:14 | コメント(0) | ビジネス/学習
2010年07月26日 イイね!

流れ流れて  その8 勝率 0% (1/4)

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流れ流れて その9  ヴァン・リー !?


 赤道直下の東南アジア某旧英領での出来事。
翌朝というか深夜に近い出国を控え,最後の夜の探検に出かけた。
古来より貿易で栄え「東洋の真珠」と称される,東南アジア随一の綺麗な国だ。表の名所は概ね堪能したので,現地人が集まる深夜の盛り場の単身潜入調査だ。
私の滞在ホテル周辺は寝静まっていたが,この区域では日付が変った時刻にもかかわらず,どこから湧いて来たのか信じられないほどの数の老若男女で賑わっている。表通りに並んだレストラン,オープン・カフェも超満員だ。

 裏路地に踏み入ると,薄暗い一角に,無数の屋台風のそれがあった。サイコロが大半だが,異様な熱気と共に札が飛び交っている。しばらく観察していたが,どんどんと札束の厚みを増やしている客も多く見受けられる。
その中の一つに独楽(コマ)を使ったものがあった。矢尻のような形状の独楽の表面が赤青2色に塗り分けられており,胴元が独楽を回し,それが倒れる寸前に茶碗を被せる。胴元が茶碗を被せた後に,客は赤か青に張る。倒れた独楽の上面の色,すなわち赤か青かを当てるという単純なルールだ。倒れ込みかけた絶妙のタイミングで茶碗を被せるので,しっかり見ていればどちらかが判る。かと言っても張り客達は,それぞれ両者に掛けており,百発百中の客はいない。

しばらく客になったつもりでシミュレーションをしたが,百発百中。
新幹線並の速度でストレートを駆け抜けても,どのピット・ボードを持っているオネータンが一番魅力的かを,ミリ・セカンド単位で見抜くためにのみ鍛え上げた動体視力の賜と,一人ほくそ笑んで,「これなら絶対勝てる!」と四人ばかしの客の中に割って入り,勝負に加わった。

「あれっ?」
「絶対合っている筈なのに!?」
「おかしい。そんな筈はない!」
「今までの負けをこの最終回で!累積欠損を一掃!」

見事に全敗であった。
「さぁ,タクシー拾って,大人しくホテルに帰って出発の支度をするか」
と別の隠し場所をまさぐるが,入っている筈の札がない。カードもない。
よくよく思い返すと,ホテル近くの両替屋が閉まっていたので,一旦外出を諦めホテルに戻った時に,いつもなら必ず携帯する予備の資金とカードを,ホテルの部屋の金庫に収めたのを思い出した。
文字通り「スッカラカン」になってしまった。歩けば2時間は掛かるし,もし道に迷えばホテル出発時刻である五時は際どい。
今更,胴元の爺さんに因縁付けて,タクシー代だけでも返せと交渉するのも,相手が相手,リスクが高い。

「やってしも~~た」

頭の中は真っ白で,冷や汗が脇の下をタラタラと流れる。

つづく

Posted at 2010/07/26 05:37:43 | コメント(0) | 流れ流れて | ビジネス/学習

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好奇心の塊で物事を知れば知るほど己のアホさを知る,通りすがりのオッサン。
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